Enterprise Vault Discovery.cloud ユーザーガイド
レビュー担当者の役割
利用可能な Discovery.cloud タブには、[Investigations]、[E-Discovery]、[Administration] (個人設定専用)、および[Alerts]があります。
[Reviewer]の役割を持つユーザーは、会社のコミュニケーションポリシーに従っていない題材について従業員の電子メールを監視できます。通常は、管理者または HR 担当者が、レビュー担当者の電子メールをレビューするため、会社のコミュニケーションポリシーから除外される従業員はいません。レビュー担当者は他の従業員の電子メールを表示することができるため、組織は、[Reviewer]の役割に適切な従業員を慎重に選択する必要があります。レビュー担当者は、ユーザー名とパスワードを誰とも共有しないようにします。
アカウントに[Reviewer]の役割を割り当てるときに、そのアカウントに Enterprise Vault.cloud 内のすべてのアカウントの監視を許可するか、選択したサブセットのみに許可できます。
[Investigations]タブで、レビュー担当者は、自分が監視する権限を持ったアカウントのいずれかまたはすべてに対して、調査のための検索を無制限に実行できます。
[E-Discovery]タブでは、レビュー担当者は、自分に割り当てられている事案にのみアクセス権を持ちます。
Discovery 管理者は、事案を作成するときに、1 人以上のレビュー担当者に事案を割り当てます。各レビュー担当者には、事案ごとに一連の権限を割り当てることができます。レビュー担当者は、その事案で割り当てられている権限に応じて、事案内で次の機能のいずれかまたはすべてを実行できます。
事案に関連付けられている検索の結果として検出された電子メールを確認します。
事案のログとレポートを表示します。
電子メールの保存した検索を管理します。
事案に関連付けられている電子メールに対する検索を実行および管理します。
電子メールをエクスポートします。
電子メールを法定保持の状態にします。
別のレビュー担当者に検索を再割り当てするなど、事案を編集します。
メモ:
[Reviewer]の役割を持つアカウントに[E-Discovery]タブが表示されるのは、そのアカウントが、少なくとも 1 つの事案にレビュー担当者として割り当てられてからのみです。