Enterprise Vault Discovery.cloud ユーザーガイド

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Product(s): Veritas Alta eDiscovery (Version Not Specified)
  1. Enterprise Vault Discovery.cloud について
    1.  
      Enterprise Vault Discovery.cloud の概要
    2.  
      Discovery.cloud の主な機能
    3.  
      Discovery.cloud の用語の定義
  2. Discovery.cloud スタートガイド
    1.  
      Discovery.cloud へのログオン
    2. Discovery.cloud のユーザーインターフェースについて
      1.  
        [Investigations]タブについて
      2.  
        [E-Discovery]タブについて
      3.  
        [Administration]タブについて
      4.  
        [Alerts]タブについて
      5.  
        [Dashboard]タブについて
      6.  
        [Continuity]タブについて
    3.  
      自分のアーカイブ済み電子メールへのアクセス
  3. Discovery.cloud の役割
    1.  
      アカウントの役割と Discovery.cloud について
    2.  
      アカウントの役割
    3.  
      レビュー担当者の役割
    4.  
      管理者の役割
    5. Discovery.cloud の役割の割り当て
      1.  
        アカウントへのレビュー担当者の役割の割り当て
      2.  
        アカウントへの管理者の役割の割り当て
  4. 調査
    1.  
      調査について
    2.  
      管理対象アカウントのノードについて
    3.  
      アカウントの新規検索の実行 ([Investigations]タブ)
    4.  
      アカウントの検索の保存 ([Investigations]タブ)
    5.  
      保存した検索の表示または修正 ([Investigations]タブ)
    6.  
      [Investigations]タブでの電子メールの操作
  5. 事案の管理
    1.  
      eDiscovery の事案について
    2.  
      事案ワークフローの概要: Discovery 管理者
    3.  
      事案のレビュー状態のカスタマイズ
    4.  
      事案の作成
    5.  
      事案の詳細の表示
    6.  
      事案の編集
    7.  
      事案の新規検索の実行
    8.  
      事案の検索の保存
    9.  
      事案の保存した検索の表示および修正
    10.  
      検索レベルの法定保持の適用
    11.  
      未割り当ての保存した検索のレビュー担当者への割り当て
  6. eDiscovery での電子メールの確認と操作
    1.  
      事案のレビューについて
    2.  
      事案ワークフローの概要: レビュー担当者
    3.  
      事案の電子メールのレビュー
    4.  
      事案のレビュー状態の電子メールへの適用
    5.  
      電子メールへのタグの適用
    6.  
      電子メールへの事案のメモの追加
    7.  
      電子メールの印刷
    8.  
      電子メールの復元
    9.  
      電子メールの転送
  7. 電子メールのエクスポート
    1.  
      電子メールのエクスポート
    2.  
      エクスポートの状態の確認
    3.  
      エクスポートに失敗した項目の再送信
    4.  
      電子メールエクスポートについてよく寄せられる質問
  8. コラボレーションレポート
    1.  
      コラボレーションに対応した eDiscovery のレポートについて
    2.  
      電子メールごとのレポート: 監査証跡
    3.  
      事案ごとのレポート: 事案の履歴
    4.  
      事案ごとのレポート: 事案の概要
    5.  
      アーカイブごとのレポート: eDiscovery ダッシュボード
  9. Discovery.cloud の警告
    1.  
      警告の作成
  10. Email Continuity
    1.  
      Email Continuity の管理
    2.  
      Continuity Emails の電子メールの表示
  11. 事案とアカウントの検索方法
    1.  
      基本検索と高度な検索について
    2.  
      基本検索と高度な検索の検索構文
    3.  
      ストップワードと特殊文字について
    4.  
      フレーズ検索
    5. ブール演算子検索
      1.  
        AND 演算子での検索
      2.  
        OR 演算子での検索
      3.  
        NOT 演算子での検索
      4.  
        複数のブール演算子の使用について
      5.  
        フレーズ検索でのブール演算子の使用について
      6.  
        ブール演算子と特殊文字について
    6.  
      ワイルドカード検索
    7.  
      近接検索
    8.  
      2 バイト文字セットの検索
    9.  
      日本語での拡張検索について
    10.  
      検索可能な添付ファイルの種類
    11.  
      検索の例とヒント
  12. テーブルとレポートの検索方法
    1.  
      クイック検索と条件検索について
    2.  
      テーブル、リスト、およびレポートの検索
  13. Discovery.cloud のよく寄せられる質問
    1.  
      よく寄せられる質問
  14. ベストプラクティス、制限事項、および既知の問題
    1.  
      Discovery.cloud のベストプラクティスと制限事項
    2.  
      Discovery.cloud の既知の問題
  15. 以前のリリースの Discovery.cloud の更新
    1.  
      以前のリリースの Discovery.cloud の更新について
    2.  
      2015 年 2 月更新
    3.  
      2014 年 5 月更新
    4.  
      2013 年 7 月更新
    5.  
      2013 年 5 月更新
    6.  
      2013 年 2 月/3 月更新
    7.  
      2012 年 11 月更新
    8.  
      2012 年 6 月更新
    9.  
      2012 年 5 月更新
    10.  
      2012 年 3 月更新
    11.  
      2012 年 1 月/2 月更新

eDiscovery の事案について

Discovery.cloud では、Discovery 管理者は、コンテナの役割を果たす事案を作成し、ここに、追跡可能な調査を実行する主題に関連する電子メールや添付ファイルをすべて関連付けます。

事案は、[E-Discovery]タブで作成および管理します。事案を作成するときに、Discovery 管理者は、eDiscovery に含めるユーザーアカウント (カストディアン) を選択します。Discovery 管理者は、事案に関連する可能性があるカストディアンの電子メールや添付ファイルを検出する検索を作成して、事案に保存できます。事案内の検索やレビュー処理は追跡可能です。

メモ:

事案を Discovery.cloud から削除することはできません。完成した事案は、事案の一覧に表示されないようにすることができますが、削除することはできません。

通常、事案では、それに関連付けられているすべての電子メールが法定保持になるように設定されます。法定保持が適用されることで、会社の電子メールの保持ポリシーに関係なく、電子メールが Enterprise Vault.cloud 内に確実に保持されるようになります。電子メールは、レビュー担当者や管理者が法定保持を解除するまで、法定保持の状態で維持されます。通常、レビュー担当者がこのメールが当該案件とは関係がないと決定したときに、電子メールの法定保持が解除されます。法定保持は、個々の検索結果にも適用できます。

事案の検索を保存するときに、割り当て済みの検索として保存することができます。この時点で、検索結果が分析のために事案のレビュー担当者に割り当てられます。複数のレビュー担当者が相互に協力して、検索結果のレビューを行えます。この方法で、レビューの作業負荷は分散されて、eDiscovery プロセスを促進できます。割り当て済みの検索として保存された検索は、変更できません。

メモ:

管理者は、Discovery.cloud 内のすべての事案を表示できますが、レビュー担当者は自分が割り当てられている事案のみを表示できます。