Enterprise Vault Discovery.cloud ユーザーガイド
事案ワークフローの概要: レビュー担当者
Discovery 管理者は、レビュー担当者の権限を事案ごとに設定します。Enterprise Vault.cloud と Discovery.cloud でレビュー担当者に付与できる役割と権限は、非常に柔軟です。本書に記載されているレビュー担当者の操作は、一般的な企業のセットアップ向けです。必要に応じて、会社がレビュー担当者にさらに多くの権限を付与する場合もあります。
Discovery 管理者は、通常、事案に役立つ条件に基づいて 1 つ以上の検索を保存し、その結果を分析のために 1 人以上のレビュー担当者に割り当てます。レビュー担当者として Discovery.cloud で事案を開くと、その事案で自分に割り当てられている電子メールの一覧が表示されます。
表: 事案に対応するレビュー担当者のプロセス で、事案内の eDiscovery 検索で検出された電子メールコンテンツをレビューするためのプロセスについて説明します。
表: 事案に対応するレビュー担当者のプロセス
フェーズ |
処理 |
説明 |
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フェーズ 1 |
[E-Discovery]、[Matters]の順に移動して、事案を開きます。 |
事案の詳細の表示を参照してください。 メモ: 自分に割り当てられている事案だけが表示されます。 |
フェーズ 2 |
自分に割り当てられている電子メールを表示します。 |
[Review Mails]ノードで、割り当てられている電子メールを確認します。電子メールと添付ファイルを 1 つずつ確認して、目的のコンテンツを評価します。Discovery 管理者が、注意が必要な詳細を知らせる場合があります。 メモ: 自分に割り当てられている電子メールだけが表示されます。 |
フェーズ 3 |
各電子メールで、事案に関連するコンテンツを確認します。 |
必要に応じて、次の方法で各電子メールを処理できます。
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フェーズ 4 |
電子メールをエクスポートします。 |
電子メールは、さまざまな形式にエクスポートできます。たとえば、内部の HR 担当者や外部の法律顧問向けに、係争の電子メールをエクスポートできます。 電子メールのエクスポート、メールエクスポートの状態の表示、失敗したエクスポートの再送信を行えます。 電子メールのエクスポートを参照してください。 エクスポートの状態の確認を参照してください。 |