NetBackup™ リリースノート

MSDP イベントを格納するための NetBackup 11.0 の SQLite データベースの使用

11.0 より前の NetBackup のバージョンでは、MSDP イベントを格納するためにファイルシステムを使用します。NetBackup 11.0 以降では、イベントを格納するために SQLite データベースを使用します。NetBackup 11.0 へのアップグレード中は、ディレクトリ <catalog_dir>/databases/spa/database/events に存在する未処理のイベントファイルは、<catalog_dir>/databases/spa/database/events/database ディレクトリの SQLite データベースに移行されます。

移行プロセスは通常、環境に応じて数分で完了します。移行の進捗状況は、<catalog_dir>/log/spad/spad.log ログファイルで監視できます。percentage of events migrated というキーワードでログファイルを検索して、移行の進捗状況を監視できます。移行が完了すると、ログファイル内にメッセージ［Events migration completed］と記録されます。