Veritas NetBackup™ リリースノート

NetBackup 8.2 には、SAN 用の次の拡張機能が含まれています。

• Oracle と DB2 の作業負荷に対してアプリケーション整合性スナップショットがサポートされています。

• RHEL および SUSE プラットフォームの NetBackup クライアントで XFS ファイルシステムと Linux Volume Manager がサポートされています。

• Red Hat Linux、SUSE、Solaris、AIX、HP-UX、Windows の NetBackup クライアントプラットフォームで、スナップショット、インデックススナップショット、ライブ参照、シングルファイルリストアからのバックアップがサポートされています。

• ハードウェアスナップショットを使用する Windows 作業負荷の指定した時点へのロールバックで、VSS の再同期機能を使用するようになりました。

• NetApp FAS、HP-3PAR、Pure Storage、EMC Unity のストレージアレイがサポートされています。

NetBackup 8.2 には、NAS 用の次の拡張機能が含まれています。

• ネットワークファイルシステム (NFS) を介した NAS 共有のスナップショットがサポートされています。

• スナップショット、インデックススナップショット、ライブ参照、シングルファイルリストアがサポートされています。

• ハードウェアスナップショットを使用する Windows 作業負荷の指定した時点へのロールバックはで、VSS の再同期機能を使用するようになりました。

• NetApp cDOT のストレージアレイがサポートされます。

このリリースの NetBackup には、NetBackup と CloudPoint (バージョン 2.2 以降) の統合を使用してクラウド内の資産を保護するために、次の拡張機能が搭載されました。

• クラウドの仮想マシンに配備されているアプリケーションのアプリケーション整合性 (ポイントインタイム) スナップショットを取得できます。この拡張機能では、指定した時点へのアプリケーションのロールバックリストアも実行できます。サポート対象のアプリケーションについては、「NetBackup マスター互換性リスト」を参照してください。

• CloudPoint (NetBackup のスナップショット管理サーバー) が AWS クラウドに配備されている場合、AWS IAM ロールを使用して AWS プラグインを構成できます。

• クラウド資産のロールバックリカバリを実行できます。クラウド資産のロールバックリカバリでは、元の資産の既存のデータが上書きされます。元の場所や代替の場所へのリストアとは異なり、リストアされたイメージの新しい複製は作成されませんが、リストア元の既存のデータは置き換えられます。

• クラウド資産のスナップショットをプライマリの場所からリモートやセカンダリの場所にレプリケートできます。この機能は、AWS クラウド資産に対してのみ利用できます。スナップショット管理サーバー (CloudPoint) は、AWS の領域間およびアカウント間のレプリケーションをサポートしています。