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NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド

Last Published: 2025-04-25

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (11.0)

NetBackup の状態コード: 9126

メッセージ: リモートサーバーの証明書が無効か存在しません。(The remote server's certificate is not valid or doesn't exist.)

説明: リモートサーバーの証明書が無効か存在しません。このエラーは、複数の問題が原因で発生する場合があります。

推奨処置: 必要に応じて次を実行します。

次の表に、問題とその修正に必要な関連する処理を示します。

アクティビティモニターの［ジョブの詳細 (Job details)］に表示される nbcs/bpfis/bppfi レベルのエラーメッセージを確認します。詳しくは、コンポーネントログを参照してください。
Snapshot Manager とプラグインの構成に関する nbwebservice/nbemm レベルのエラーメッセージを確認します。詳しくは、コンポーネントログを参照してください。

表: SSL 証明書の問題または接続の問題が原因で失敗した操作。

メッセージ	推奨処置
証明書の CRL を取得できません。ECA_CRL_PATH を構成している場合は、有効な CRL がその場所に存在することを確認してください。CRL の URL に Snapshot Manager からアクセスできるかどうかを確認してください。(Unable to retrieve the certificate CRL. If you have configured the ECA_CRL_PATH, ensure that valid CRLs are present at the location. Confirm that the CRL URL is accessible from the Snapshot Manager.)	最新の CRL を ECA_CRL_PATH パスにコピーするか、それぞれのホスト証明書の CRL 配布ポイントの URL に Snapshot Manager からアクセスできることを確認します。
証明書失効リスト (CRL) が期限切れです。最新の CRL で ECA_CRL_PATH が更新されていることを確認してください。(The certificate revocation list (CRL) is expired. Ensure that the ECA_CRL_PATH is updated with the latest CRL.)	最新の CRL が ECA_CRL_PATH のパスにアップロードされていることを確認します。 Snapshot Manager ホストで次のコマンドを使用して、Snapshot Manager CRL キャッシュを手動で更新できます。 flexsnap_configure renew --token token
証明書失効リスト (CRL) がまだ有効ではありません。(The certificate revocation list (CRL) is not yet valid.)	Snapshot Manager のシステム時刻を確認するか、有効な CRL を指定します。
証明書失効リスト (CRL) の最終更新日が有効な形式ではありません。(The date of last update of the certificate revocation list (CRL) is not in a valid format.)	OpenSSL コマンドを使用して CRL を確認するか、セキュリティ管理者にお問い合わせください。
証明書失効リスト (CRL) の次回更新日が有効な形式ではありません。(The date of next update of the certificate revocation list (CRL) is not in a valid format.)	OpenSSL コマンドを使用して CRL を確認するか、セキュリティ管理者にお問い合わせください。
cURL エラーにより操作が失敗しました。(The operation has failed with a cURL error.)	再び操作を実行します。問題が継続する場合は、すべてのエラーログ情報を保存して、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。
証明書が無効になります。(The certificate is revoked.)	チェーン内の証明書のいずれかが失効していないかを確認するか、セキュリティ管理者にお問い合わせください。 Snapshot Manager 証明書を更新するには、Snapshot Manager ホストで次のコマンドを実行します。 NBCA の場合: *flexsnap_configure renew --hostnames FQDN --token token* --force** ECA の場合: flexsnap_configure renew --hostnames FQDN --ca ca_file_path --key key_file_path --chain chain_file_path 詳しくは、状態コード 9318 を参照してください。
証明書が期限切れです。(The certificate has expired.)	(NBCA には該当しません) 証明書の有効期限を確認するか、セキュリティ管理者にお問い合わせください。 ECA の場合は、次のコマンドを使用して、Snapshot Manager ホストで Snapshot Manager 証明書を手動で更新します。 flexsnap_configure renew --hostnames FQDN --ca ca_file_path --key key_file_path --chain chain_file_path NBCA の場合、Snapshot Manager 証明書は有効期限の 90 日以内に自動的に更新されます。詳しくは、状態コード 8506 を参照してください。

プライマリサーバーと Snapshot Manager 間の SSL 証明書または接続の問題についてより詳しい情報を確認するには、他の NetBackup エラーコードまたはメッセージも参照できます。ネットワークの問題がある場合は、netstat または同様のネットワーク診断ツールを使用して解決します。Snapshot Manager に対して発行された証明書の状態は、flexsnap_configure serverinfo を使用して検証でき、実行中のコンテナの状態は、flexsnap_configure status を使用して検証できます。

この状態コードに関するベリタステクニカルサポート Web サイトのテクニカルノートとその他の情報を表示するには、ここをクリックしてください。