Veritas NetBackup™ Replication Director ソリューションガイド
- 概要
- 追加設定のトピック
- スナップショットレプリケーション用 NetBackup ストレージサーバーの作成
- スナップショットおよびレプリケーション用のディスクプールの構成
- スナップショットおよびスナップショットレプリケーション用のストレージユニットとストレージユニットグループの構成
- スナップショットおよびスナップショットレプリケーションのストレージライフサイクルポリシーの構成
- ストレージライフサイクルポリシーに規定する操作形式
- ストレージライフサイクルポリシー操作の保持形式
- スナップショットとスナップショットレプリケーションのバックアップポリシーの構成
- スナップショットからのリストア
- OpsCenter レポート
- レプリケーションディレクタ付き NetApp ディスクアレイの使用
- サポート対象の NetApp トポロジー
- NetApp Data ONTAP 7-Mode とレプリケーションディレクタの連携
- Replication Director を使用した NetApp SAN 接続ストレージの使用
- NetApp clustered Data ONTAP とレプリケーションディレクタとの連携
- レプリケーションディレクタ付き Oracle の使用
- レプリケーションディレクタ付き Virtual Machines の使用
- 用語
NetApp Data ONTAP 7-Mode とレプリケーションディレクタの連携に必要なライセンス
次の NetApp ライセンスが Replication Director の使用に必要です。
表: Replication Director *に必要な NetApp ライセンス
ライセンス | OnCommand Unified Manager | プライマリストレージシステム | セカンダリストレージシステム |
---|---|---|---|
OnCommand Core Package* このパッケージには OnCommand サーバーソフトウェア (デフォルトで有効) と NetApp 管理コンソールが含まれています (個別にインストール)。 5.0.2、5.2 (DataFabric Manager サーバーを含む)。* 5.2 以降は 7 モードで使用する必要があります。 | はい | いいえ | なし |
Veritas NetBackup 用 NetApp プラグイン 1.1 または 1.1 P1 NetApp 社のサポートサイトからダウンロードしてください。 以前のプラグインバージョンもサポートされますが、新しい機能をサポートしていません。 レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用を参照してください。 | はい | いいえ | いいえ |
Data ONTAP 次のバージョンを使用できます。7.3.6、7.3.7、8.0.3、8.0.4、8.0.5、8.1、8.1.1、8.1.2、8.1.3。* すべてのストレージシステムは同じバージョンである必要があります。 ONTAP バージョン 8.0.3 以降は 7 モードで使用する必要があります。 | いいえ | はい | はい |
*サポートされているバージョンの最新情報については、NetApp Interoperability Matrix Tool にアクセスしてください。
Replication Director を使用するのに必要な NetApp ライセンスは、使用するレプリケーションの構成により異なります。
表: ストレージシステムに必要な NetApp ライセンス *
ライセンス | プライマリ | プライマリから SnapMirror 宛先 | SnapVault 宛先 | SnapVault から SnapMirror 宛先 | 注意事項 |
---|---|---|---|---|---|
SnapMirror | SnapMirror ソースの場合のみ | はい | SnapMirror ソースの場合のみ | はい | ミラー化されたスナップショットの作成に使用します。 SnapMirror 集合関係のソースと宛先両方のストレージシステムにライセンスをインストールします。ストレージシステム間の SnapMirror アクセスを有効にします。 SnapMirror 集合関係のソースと宛先両方のストレージシステムにライセンスをインストールして有効化します。 ソースとすべての送信先間のアクセスを許可します。 |
SnapVault | SnapVault ソースの場合のみ | はい | いいえ | プライマリまたはセカンダリのストレージシステムで SnapVault スナップショットコピーの作成に使用します。 ソースおよび宛先の SnapVault ストレージシステムで SnapVault ライセンスをインストールして有効化します。 古いプラットフォームには、プライマリ (ソース) およびセカンダリ (宛先) の SnapVault ストレージシステム向けの個別の SnapVault プライマリライセンスがあります。 | |
SnapRestore Data ONTAP 7.3.6P1 以上が Windows での SnapRestore サポートに必要です。 | 高速の FlexVol レベルリストア向けのオプション | いいえ | あり | SnapRestore ライセンスをすべてのソースストレージシステムにインストールして、プライマリスナップショットからの高速ポインタベース FlexVol レベルリストアを有効にします。 SnapRestore はすべての SnapVault 宛先ストレージシステムで必要です。プライマリ-SnapVault-SnapMirror カスケード (PVM) トポロジーでは、SnapMirror 宛先ストレージシステムにライセンスをインストールします。 | |
FlexClone | NAS データのインデックス、リストア、または tar 書式付きのバックアップのみ | SnapVault 宛先ボリュームを含むセカンダリストレージシステムに FlexClone ライセンスをインストールします。プライマリ-SnapVault-SnapMirror カスケード (PVM) トポロジーでは、SnapMirror 宛先にライセンスをインストールします。FlexClone ライセンスは、NetApp ブロックデータのインデックス、リストア、またはストリーミング (tar 書式付き) バックアップに使用するコントローラに必要です。 | |||
CIFS | CIFS ファイルシステムを含む SnapMirror 関係または SnapVault 関係にあるストレージシステムに CIFS ライセンスをインストールします。 | ||||
NFS | NFS システムを含む SnapMirror 関係または SnapVault 関係にあるストレージシステムに NFS ライセンスをインストールします。 | ||||
iSCSI および FC | iSCSI または FC ライセンスをソースと宛先の両方のストレージシステムにインストールします。 | ||||
Windows 用 SnapDrive SnapDrive 6.3.1R1、6.4.1、6.4.2、6.5。 | Windows ブロックデータのみ | いいえ | ストレージプロビジョニングタスクの自動化および Windows 環境でのデータ管理に使用します。 Microsoft Windows サーバー SAN データがあるローカルホストまたはプライマリストレージシステムに SnapDrive ライセンスをインストールします。SnapDrive は NetApp LUN の UNIX または Linux システムには必要ありません。 |
*サポートされているバージョンの最新情報については、NetApp Interoperability Matrix Tool にアクセスしてください。