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Veritas NetBackup™ Bare Metal Restore™ 管理者ガイド
Last Published:
2017-11-14
Product(s):
NetBackup (8.1)
- Bare Metal Restore の概要
- BMR の構成
- クライアントの保護
- リストア環境の設定
- 共有リソースツリー
- 共有リソースツリーについて
- 共有リソースツリーの前提条件
- 共有リソースツリーの作成
- 共有リソースツリーの管理
- ブートメディアの管理
- クライアントのリストア
- Windows ドライバパッケージの管理
- クライアントおよび構成の管理
- BMR ブートサーバーの管理
- トラブルシューティング
- CD/DVD からのブートの問題
- リストアにかかる時間が長い
- Solaris メディアブートネットワークパラメータの問題
- BMR 構成が誤って削除された場合にクライアントを回復する方法
- BMR リストアの後の最初のブートが UNIX プラットフォームで失敗します
- クライアントのネットワークベースのブートの問題
- Windows クライアントのリカバリ中のバックアップエラーの検証
- VM は 32 ビットアーキテクチャ Windows OS で実行されている仮想マシンへの BMR 物理的バックアップ変換後にブートするのに長い時間かかります。
- 仮想マシンの変換ジョブへの BMR が有効に設定されている物理的バックアップが、Windows プラットフォームで失敗する
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成に関する問題のトラブルシューティング
- ブートサーバーが Solaris 10 Update 11 の基本インストールを装備している場合、SRT の作成は失敗することがある
- システムブート時や BMR の初回ブート時に Solaris 11 以降の多くのサービスが警告メッセージを表示する
- BMR のリストア後の初回ブート時に、Solaris 11 以降の Solaris ゾーンリカバリを再構成するまでに時間がかかる
- テキストインストーラのパッケージがカスタマイズされた AI ISO 内に存在しない場合、Solaris BMR のリストア操作に失敗する
- 複数のデバイスに基づく OS 構成では /boot パーティションが独立したパーティション上になければならない
- ZFS ストレージプールを使ったクライアントのリストア後、初回のブート中に、複数のエラーメッセージが表示されることがある
- BMR が ZFS メタデータをフォーマットまたは消去しないことがある
- 自動イメージレプリケーションおよび BMR を使って保護する場合のクライアントの短縮名の指定
- クライアントリストアの成功後もリストアタスクがディザスタリカバリドメインに完了状態で保持されることがある
- BMR の IPv6 サポート
- リストア後に HP-UX の自動ブートに失敗することがある
- Solaris クライアントのリストア準備が機能しないことがある
- NetBackup 8.1 リリースでは、Netbackup 8.1 をインストールしている Windows (x64) での NetBackup 8.0 以前のクライアントを対象とした仮想インスタンスコンバータ (VIC) ホストの使用はサポートされません。
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成
- Bare Metal Restore アクティビティの監視
- 付録 A. NetBackup BMR 関連の付録
クライアントのリストアを準備する方法
クライアントをリストアする前に、クライアントをリストア (PTR) 準備する必要があります。
リストア準備処理では、NetBackup マスターサーバーは次の処理を実行します。
マスターサーバーデータベースからクライアント構成を取得します。
クライアントのリストアに使用するリストアスクリプトおよび構成ファイルを作成します。
ブートサーバーリソースを選択したクライアントリカバリに割り当てます。
クライアントをリストア準備する場合、リストアに使用する構成を次のように選択します。
標準リストア (セルフリストアとも言い、同じシステムにリストアする) では、現在の構成を選択します。
他のリストア形式では、リストア用に作成した構成を選択します。
リストアに最新データが確実に含まれるようにするには、システムをリストアする直前にリストアを準備することをお勧めします。
クライアントのリストアを準備する方法
- NetBackup 管理コンソールで、[Bare Metal Restore の管理 (Bare Metal Restore Management)]>[ホスト (Hosts)]>[Bare Metal Restore クライアント (Bare Metal Restore Clients)]を展開します。
- クライアントまたはクライアント構成を選択します。
- [処理 (Actions)]>[リストア準備 (Prepare to Restore)]を選択します。
- [クライアントのリストア準備 (Prepare to Restore Client)]ダイアログボックスで、リストアの適切な値を選択します。
クライアントとクライアント構成のいずれを選択したかによって、完了するフィールドが異なります。
他の PTR オプションが選択されている場合、BMR ディスクリカバリ動作を参照してください。
- [OK]をクリックします。
Bare Metal Restore によって、リストア準備のためのすべての処理が実行されます。
- 処理が完了すると表示されるダイアログボックスで、[OK]をクリックします。
クライアントは キューへ投入済み 状態で Bare Metal Restore タスクのリストに登録されています。リストア準備は完了するまで数分間かかります。
リストア構成をクリーンアップする方法
- NetBackup 管理コンソールで、[Bare Metal Restore 管理 (Bare Metal Restore Management)]>[Bare Metal Restore タスク (Bare Metal Restore Tasks)]をクリックします。
- 詳細ペインで、リストア構成をクリーンアップするクライアントを右クリックします。
- ショートカットメニューから[クリーンアップ (Clean Up)]を選択します。
タスクで使用されていたリソースの割り当てが解除され、[タスクの状態 (State)]が[完了 (Done)]に、[状態 (Status)]が[150](ユーザーにより終了) に設定されます。