NetBackup™ Replication Director ソリューションガイド
- 概要
- 追加構成のトピック
- スナップショットレプリケーションの NetBackup ストレージサーバーの作成
- スナップショットおよびレプリケーション用のディスクプールの構成
- スナップショットおよびスナップショットレプリケーション用のストレージユニットとストレージユニットグループの構成
- スナップショットおよびスナップショットレプリケーション用のストレージライフサイクルポリシーの構成
- ストレージライフサイクルポリシーに規定する操作形式
- ストレージライフサイクルポリシー操作の保持形式
- スナップショットとスナップショットレプリケーション用のバックアップポリシーの構成
- スナップショットからのリストア
- Replication Director を使用した NetApp ディスクアレイの使用
- サポートされる NetApp トポロジー
- NetApp Data ONTAP 7-Mode とレプリケーションディレクタの連携
- Replication Director を使用した NetApp SAN 接続ストレージの使用
- NetApp clustered Data ONTAP と Replication Director との連携
- Replication Director 付き Oracle の使用
- Replication Director 付き仮想マシンの使用
- 用語
構成概要: NetApp 7-Mode と Replication Director
次の表は、Replication Director で使う NetApp 7-Mode を設定するのに必要な一般的な設定手順をリストしたものです。NetApp 構成については、次の NetApp Web サイトにある『NetApp Plug-in for Veritas NetBackup Installation and Administration Guide』にも記載されています。
http://support.netapp.com/documentation/docweb/index.html?productID=61512
表: NetApp の構成タスクの概要
説明 | 参照項目 |
---|---|
NetApp 管理コンソールをインストールします。 | NetApp のマニュアルを参照してください。 |
NetApp のライセンスを有効にし、オンにします。次のものが含まれます。
| NetApp のマニュアルを参照してください。 すべてのライセンスが必要ではない場合があります。 |
NAS システムで必要なライセンスをインストールします。
| NetApp のマニュアルを参照してください。 NetApp のディスクアレイの Unicode および言語設定の有効化を参照してください。 |
SAN デバイスに必要なライセンスをインストールします。
| NetApp のマニュアルを参照してください。 Replication Director を使用した NetApp SAN 接続ストレージの使用を参照してください。 次のテクニカルノートに追加情報があります。 「Replication Director で VSS を使用するためにプライマリ NetApp デバイスを設定する」。 |
Cohesity NetBackup 用 NetApp プラグイン (NBUPlugin) をインストールします。 | NBUPlugin をインストールした後で、NetBackup のリソースグループは OnCommand Unified Manager に自動的に追加されます。NetApp のストレージに設定されたプライマリボリュームは、NBUPlugin へのプライマリスナップショットの論理的なストレージユニットとして公開されます。これにより、NetBackup がプライマリボリュームのスナップショットを開始し、管理することが可能になります。 このプラグインはデフォルトでポート 8086 を使用します。 NetApp のマニュアルを参照してください。 |
必要に応じて IPv6 を設定します。デフォルトでは、NBUPlugin は IPv4 で構成されます。 | NetApp のマニュアルを参照してください。 |
NetApp インポートツールを使用することを検討します。 | NetApp インポートツールを使用して既存のデータセットと Data ONTAP の関係をレプリケーションディレクタにインポートすることを検討します。スナップショットデータのインポートが完了すると、NetBackup を使用して管理できるようになります。 NetApp のマニュアルを参照してください。 NetBackup 制御用の既存 NetApp 関係のインポートを参照してください。 |
リソースプールを追加します。 |
NetApp のマニュアルを参照してください。 次のテクニカルノートに追加情報があります。 https://www.veritas.com/content/support/en_US/article.100038016 を参照してください。 |
ストレージサーバー構成ウィザードを実行して、OpenStorage パートナーを NetBackup ストレージサーバーとして構成します。 たとえば、OnCommand Unified Manager サーバーをストレージサーバーとして構成します。 このウィザードでは必要な内容も設定します。
| スナップショットレプリケーションの NetBackup ストレージサーバーの作成を参照してください。 次のビデオでは NetBackup 構成を説明します。 http://www.veritas.com/community/videos/netbackup-75-replication-director-configuration-demo |
1 つの NetBackup ドメインで複数の OnCommand Unified Manager サーバーをサポートできます。
5 つのプライマリサーバーが OnCommand Unified Manager 上の 1 つの NBUPlugin と効率的に通信できます。OnCommand Unified Manager は、任意の数のメディアサーバーから実行できる同時並行ジョブの数を決定します。
次の追加ドキュメントおよびデモンストレーションでサポート情報を提供しています。
NetApp ストレージシステムで使用するレプリケーションディレクタツール:
ビデオによるデモンストレーション:
http://www.veritas.com/community/videos/configuring-netapp-replication-director
NetApp 管理コンソールを使った NetApp ストレージ構成のステップごとの説明:
https://www.veritas.com/content/support/en_US/article.100038016