NetBackup™ Vault 管理者ガイド
- Vault について
- Vault のインストール
- 推奨する実施例
- NetBackup Vault の構成
- Vault の構成
- Vault の構成について
- [Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)]の構成について
- [全般 (General)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- [代替メディアサーバー名 (Alternate Media Server Names)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- [保持マッピング (Retention Mappings)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- [レポート (Reports)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- Vault の作成について
- プロファイルの作成について
- プロファイルの構成
- メディアの Vault 処理および管理
- Vault セッションについて
- Vault セッションの監視について
- Vault 処理を行うイメージのリストについて
- メディアの取り出しについて
- メディアの取り込みについて
- コンテナの使用について
- 追加ボリュームの Vault 処理について
- 通知スクリプトの使用について
- 元のイメージまたはコピーの並列作成
- レポート
- Vault の管理
- メニュー方式のユーザーインターフェースの使用
- トラブルシューティング
- 付録 A. ディザスタリカバリ
- 付録 B. Vault のファイルおよびディレクトリ構造
電子メールの設定について
NetBackup からの電子メール通知が正しく機能するように、コンピュータ環境に応じて NetBackup またはコンピュータ環境を構成することが必要となる場合があります。
UNIX システムの場合、NetBackup は sendmail メール転送エージェントを使用して電子メールを送信します。sendmail がインストールされていない場合、このメール転送エージェントをインストールし、正しく機能するように環境を構成しておく必要があります。
Windows システムの場合、NetBackup は NetBackup マスターサーバー上の ( install_path\VERITAS\NetBackup\bin\goodies の) nbmail.cmd スクリプトを使用して、電子メールを送信します。NetBackup では、電子メール通知を行うために電子メールアドレス、件名およびメッセージがスクリプトに渡されます。NetBackup はその後、スクリプト内に指定されているメールプログラムを使用して、電子メールを送信します。スクリプトの構成手順については、nbmail.cmd スクリプト内のコメントを参照してください。NetBackup で提供される nbmail.cmd をそのまま使用しても、電子メールは送信されません。
メモ:
Windows システムで Blat 電子メールクライアントを使用して電子メールを送信している場合、nbmail.cmd スクリプトの blat コマンドに -mime オプションを指定します。これによって、Vault レポートがメールで正しく送信されるようになります。
『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。