NetBackup™ for Cassandra 管理者ガイド
NetBackup での Cassandra クレデンシャルの追加
正常なバックアップとリストア操作のために Cassandra クラスタと NetBackup との間でシームレスな通信を確立するには、Cassandra クレデンシャルを NetBackup に追加して更新する必要があります。
tpconfig コマンドを使用して、NetBackup プライマリサーバーにクレデンシャルを追加します。
Cassandra の場合、クレデンシャルを追加するときに、SHA 256 RSA 指紋を提供する必要があります。RSA キーを取得するには、cat /etc/ssh/ssh_host_rsa_key.pub |awk '{print $2}' |base64 -d |sha256sum |awk '{print $1}' コマンドを実行します。
NetBackup でクレデンシャルを追加するには
- 次のディレクトリパスから tpconfig コマンドを実行します。
UNIX システムでは、/usr/openv/volmgr/bin/
Windows システムでは、install_path\Volmgr\bin\
- tpconfig --help コマンドを実行します。Cassandra クレデンシャルを追加、更新、および削除するのに必要なオプションのリストが表示されます。
- cassandra クラスタ内のすべてのサーバーおよびノードは、NetBackup が
sshを使用してすべてのノードに接続するために使用する、root 以外のホストユーザー ID を 1 つサポートしている必要があります。このホストユーザー ID とそのパスワードは、cassandra クラスタを構成するときに tpconfig コマンドで指定する必要があります。./tpconfig -add -application_type cassandra -application_server cassandra cluster name -application_server_user_id app user id -password app password -host_user_id host user -host_password host password -host_RSA_key host rsa key
メモ:
Host_user_Idは、Cassandra ノード上の OS ユーザー (root 以外) です。また、-application_sever_user_id は Cassandra シェルユーザーです。 - 同様に、1 つの root 以外のホストユーザー ID が、DSS クラスタのすべてのノードでサポートされている必要があります。このホストユーザー ID とそのパスワードは、DSS クラスタを構成するときに tpconfig コマンドで指定する必要があります。
./tpconfig -add -application_type cassandra -application_server DSS cassandra cluster name -application_server_user_id DSS app user id -password DSS app password -host_user_id DSS host user -host_password DSS host password -host_RSA_key DSS host rsa key -requiredport 80 コマンド
メモ:
Host_user_Idは、DSS ノード上の OS ユーザー (root 以外) です。また、-application_sever_user_id は DSS Cassandra シェルユーザーです。 - tpconfig -dappservers コマンドを実行し、NetBackup プライマリサーバーに Cassandra クレデンシャルが追加されているかどうかを確認します。