NetBackup™ for Cassandra 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.0)

NetBackup for Cassandra の用語

次の表では、Cassandra クラスタの保護に NetBackup を使用するときに目にする用語を定義しています。

表: NetBackup の用語

用語

定義

Cassandra バックアップリカバリコンポーネント

バックアップとリストア操作を支援するためにデータステージングサーバーと Cassandra クラスタに配備される NetBackup シンクライアント。

データステージングサーバー

NetBackup では、NetBackup プライマリとバックアップホストに加えて、Cassandra クラスタをバックアップするための一連のサーバーが必要です。通常、これらのサーバーは Cassandra クラスタ内のサーバーの合計数の 5% にします。これらのサーバーは、バックアップ時に Cassandra クラスタのデータを重複排除し、バックアップ処理を最適化するために使用されます。これらは、バックアップおよびリストアするデータのステージングサーバーとしても使用されます。

並列ストリーム

NetBackup 並列ストリームフレームワークにより、複数のノードからのデータブロックを、複数のバックアップホストを同時に使用してバックアップできます。

バックアップホスト

バックアップホストは、プロキシクライアントとして機能します。すべてのバックアップとリストア操作は、バックアップホストで実行されます。

メディアサーバー、クライアント、またはプライマリサーバーを、バックアップホストとして構成できます。

バックアップホストは、リストア中に宛先クライアントとしても使用されます。

BigData ポリシー

BigData ポリシーは以下を実行するために導入されました。

  • アプリケーションの種類を指定します。

  • 分散マルチノード環境のバックアップを可能にします。

  • バックアップホストを関連付けます。

  • 作業負荷分散を実行します。

アプリケーションクラスタ

  • アプリケーションクラスタは Cassandra 実稼働クラスタの名前です。

  • クラスタ名は、空白なしの単語で、実稼働ノードの Cassandra.yaml ファイルで使用される実際のクラスタ名である必要があります。