NetBackup™ Web UI VMware 管理者ガイド
前提条件
CDP を使用するための前提条件
VMware 用の CDP は、アクセラレータベースのバックアップのみをサポートします。そのため、CDP には MSDP または OST ベースのストレージに基づくアクセラレータ対応のストレージユニットが必要です。
CDP は、CDP ゲートウェイのステージング領域としてファイルシステムを使用します。サポート対象のファイルシステムについては、ソフトウェア互換性リストを参照してください。
MSDP に関連付けるメディアサーバーは、NetBackup バージョン 9.1 以上である必要があります。
機能を有効にするための容量ベースおよび従来のライセンス。
ESXi Server が CDP ゲートウェイと通信するには、CDP ゲートウェイのポート 33056 が開いている必要があります。
NetBackup が ESXi ホストで CIM (Common Information Model) サービスを開始、停止、再起動、更新するための権限が、VMware サーバークレデンシャルに必要です。
RHEL ベースの NetBackup メディアサーバープラットフォームで CDP ゲートウェイを構成できます。
VAIO コンポーネントを使用し、レプリケーション用の VMware ストレージポリシーを作成します。CDP を使用して保護する VM の各ディスクにストレージポリシーを接続します。詳しくは、VMware vCenter で vtstap ストレージポリシーを作成する方法に関するベリタスのサポートナレッジベースの記事を参照してください。
CDP の配備で使用するために、VAIO ドライバパッケージのバージョン 4.0.0 をダウンロードして配備できます。最新バージョンとそのダウンロード方法については、ソフトウェア互換性リストを参照してください。
NetBackup で保護を構成する前に、vCenter クラスタに VIB (vSphere Installation Bundle) をインストールする必要があります。ただし、リストア目的で vCenter に VIB を配備する必要はありません。VMware MOB を使用したクラスタへの IO フィルタソリューションの配備に関するベリタスのサポートナレッジベースの記事を参照してください。
CDP を配備する前に、VM ストレージポリシーを作成する必要があります。ストレージポリシーで、コンポーネントに[レプリケーション (Replication)]、プロバイダに「vtstap」を選択する必要があります。このポリシーは、保護する VM の各ディスクに接続する必要があります。そうしないと、バックアップジョブは失敗します。詳しくは、VMware vCenter で vtstap ストレージポリシーを作成する方法に関するベリタスのサポートナレッジベースの記事を参照してください。
メモ:
ストレージポリシーを設定解除すると、VM の保護が失われます。