NetBackup™ for MongoDB 管理者ガイド
- NetBackup を使用した MongoDB の保護の概要
- MongoDB Plug-in for NetBackup の前提条件の検証
- NetBackup for MongoDB の構成
- NetBackup を使用した MongoDB のバックアップ
- NetBackup を使用した MongoDB データのリストアまたはリカバリ
- トラブルシューティング
- 付録 A. 追加情報
高可用性の設定にある MongoDB データの代替クライアントへのリストア
バックアップポリシーで定義されるクライアント (MongoDBnode-port) が利用できない場合は、次の手順を使用して、同じ MongoDB クラスタ (MongoDBnode-port) の別のクライアントにリストアします。
高可用性の設定では、次のように MongoDB データをリストアできます。
シャード MongoDB クラスタ
同じ MongoDB クラスタ内の代替構成サーバーにリストアします。
レプリカセットの MongoDB クラスタ
同じ MongoDB クラスタ内のレプリカセットの代替ノードにリストアします。
高可用性の設定にある MongoDB データを代替クライアントにリストアするには
- Web UI を開きます。
- 左側の[リカバリ (Recovery)]をクリックします。[標準リカバリ (Regular recovery)]で[リカバリの開始 (Start recovery)]をクリックします。
- アプリケーションサーバーとそのノードの名前を変更し、代替アプリケーションサーバーの値を設定します。
[個々のディレクトリやファイルを異なる位置にリストア (Restore individual directories and files to different locations)]を選択し、[ファイルパスを編集 (Edit file paths)]をクリックして、代替アプリケーションサーバーを追加します。
application_server (Host1-port1) がターゲット application_server (Host2:Port2) と異なる場合、rename エントリには ALT_APPLICATION_SERVER=Host2:Port2 が含まれる必要があります。
次の例では、バックアップポリシーで定義されるソースクライアントが endu79-26050 であり、MongoDB ノード endu79-26055 によってバックアップが実行されました。このシナリオでは、リストアおよびリカバリの一部として、endu79:26055 を次のように追加します。ALT_APPLICATION_SERVER=endu79:26055。