NetBackup™ Snapshot Manager for Cloud インストールおよびアップグレードガイド

スクリプトを使用した NetBackup Snapshot Manager データのリカバリ

1. tar ファイルを使用して NetBackup Snapshot Manager メタデータをリカバリしている間に、NetBackup Snapshot Manager を再インストールして、recover オプションを使用して tar ファイルを使用します。

   例: flexsnap_configure recover --backup-file <tar file>

2. ディザスタリカバリ後の NetBackup Snapshot Manager の再インストール時に、同じホスト名 (FQDN) を使用していることを確認します。
3. 再インストール中に、NetBackup Web UI からホストに対して生成した再発行トークンを指定して、以前に使用したポート番号と同じポート番号を使用していることを確認します。
4. すべての構成手順 (/cloudpoint/openv/etc/hosts にホストエントリを追加するなど) は、新しい NetBackup Snapshot Manager VM で再度実行する必要があります。
5. (NetBackup プライマリサーバーのバージョンが 10.4 以降でない場合にのみ必要) NetBackup Snapshot Manager を、NetBackup で再発行トークンを使用して再登録する必要があります。
6. オンホストとエージェントレスホストの両方の既存のエージェントをリカバリして接続するには、次の手順を実行します。

   • オンホストエージェントの場合、エージェントを更新するには、次のコマンドを実行します。

     Linux の場合

     /opt/VRTScloudpoint/bin/flexsnap-agent --renew --token <auth_token>

     Windows の場合

     "c:\ProgramFiles\Veritas\CloudPoint\flexsnap-agent.exe" --renew --token <auth_token>

     この手順は、エージェントレス接続では必要ありません。

   • Linux オンホストエージェントを再起動し、次のコマンドを実行します。

     sudo systemctl restart flexsnap-agent.service

     この手順は、エージェントレス接続では必要ありません。

   • Web UI から NetBackup Snapshot Manager のプラグインレベルの検出を実行して、エージェントレスおよびオンホストのエージェント資産を検出します。

   • Web UI から NetBackup Snapshot Manager の検出を実行して、エージェントレスおよびオンホストのエージェント資産を取得して表示します。

   • (オプション) バックアップが失敗した場合は、NetBackup Snapshot Manager を再起動して、次のコマンドを実行します。

     flexsnap-configure restart