NetBackup 用 Veritas Access ソリューションガイド

Veritas Data Deduplication テクノロジは、Veritas Access の上にインストールされ、NetBackup と統合されます。これにより、重複排除されたバックアップデータがカタログ化および編成され、Veritas Access ストレージに格納されます。

NetBackup での Veritas Data Deduplication ストレージユニットの設定を参照してください。

プライマリバックアップデータが MSDP によって重複排除され、NetBackup サーバーに格納されます。

同じ重複排除データが、CloudCatalyst を使用して、SLP を介して Veritas Access に移動されます。

バックアップデータは、重複排除されない形式で、プライマリバックアップとして NetBackup サーバーに格納されます。同じプライマリバックアップデータが、Veritas Access S3 プロトコルを使用して、SLP を介して Veritas Access に移動されます。

プライマリバックアップデータが MSDP によって重複排除され、NetBackup サーバーに格納されます。重複排除されたデータは、リハイドレートされてから、Veritas Access S3 プロトコルを使用して、SLP を介して Veritas Access に移動されます。

NetBackup マスターサーバーやメディアサーバーでホストされる OST と OpenDedup が、重複排除されたバックアップデータを S3 プロトコルを介して Veritas Access に送信します。Veritas Access は、設定されている LTR ポリシーに基づいてこのデータをサポート対象のパブリッククラウドまたはプライベートクラウドに移動できます。

S3 プロトコルを使用した Veritas Access への重複排除データ (OpenDedup と NetBackup) のバックアップの作成を参照してください。

NetBackup マスターサーバーやメディアサーバーでホストされる OST が、Veritas Access でホストされる OpenDedup にバックアップデータを送信し、OpenDedup が重複排除したデータを S3 プロトコルを介して Veritas Access に送信します。Veritas Access は、これらの重複排除されたデータを AWS S3 または Glacier に移動します。

Veritas Access でのデータのバックアップ (NetBackup) と重複排除 (OpenDedup)を参照してください。