NetBackup™ for SQLite 管理者ガイド
NetBackup for SQLite エージェントについて
NetBackup for SQLite エージェント は、NetBackup の機能を拡張したもので、SQLite データベースのバックアップとリストアを行います。このエージェントは、NetBackup クライアントにあり、スタンドアロン設定での操作をサポートします。このエージェントは、SQLite バージョン 3.10.0 以降をサポートします。
メモ:
SQLite エージェントと NetBackup が、正常に行われたバックアップ操作およびリストア操作のバージョンと同じであることを確認します。
このエージェントは、さらに以下もサポートします。
バックアップの検証。
バックアップとリストアの問い合わせ。
カタログファイルからのバックアップ情報の削除
リストアのリダイレクト。
エージェントは、nbsqlite.conf
ファイルからパラメータを読み込んでから操作を開始します。nbsqlite.conf
ファイルには、対応する操作を実行する前に設定する必要があるパラメータが含まれています。
エージェントは、単一のデータベースファイルがあるボリュームのスナップショットを作成します。Windows 用のボリュームシャドウコピーサービス (VSS)、または Linux 用の LVM (Logical Volume Manager) は、SQLite データベースのスナップショットを作成します。
エージェントは、スナップショットをマウントしてファイルを XBSA データオブジェクトにコピーしてから、NetBackup XBSA インターフェースにそれを送信します。NetBackup XBSA インターフェースは、NetBackup メディアサーバーが管理する、マウントされたメディアまたはディスクストレージにこのデータを書き込みます。
LVM が構成されていない Linux オペレーティングシステムの場合、エージェントはデータベースファイルをファイルシステムから直接コピーします。