NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 10.2 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 10.2 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Manager (以前の NetBackup CloudPoint)
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup for OpenStack の操作上の注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup 10.2 の RESTful API
NetBackup 10.2 は、更新された RESTful アプリケーションプログラミングインターフェース (API) と新しい RESTful API の両方を備えています。これらの API は、REST (Representational State Transfer) アーキテクチャで構築されています。これらは、ご使用の環境で NetBackup を構成および管理できる Web サービスベースのインターフェースを提供します。
NetBackup API のマニュアルは、SORT とプライマリサーバーにあります。「はじめに」のセクションで、該当するバージョンのトピックと新機能のトピックを参照してください。
SORT の場合:
NetBackup API のマニュアルは、SORT で入手できます。
[ホーム (HOME)]、[ナレッジベース (KNOWLEDGE BASE)]、[文書 (Documents)]、[製品バージョン (Product Version)] 10.2
[API リファレンス (API Reference)]の下を参照します。『はじめに』のマニュアルには、NetBackup API の使用に関する背景情報が記載されています。API YAML ファイルも参照できますが、実用的ではありません。SORT 上のマニュアルからは API をテストできません。
プライマリサーバーの場合:
API は、プライマリサーバー上の YAML ファイルに格納されています。
https://<primary_server>/api-docs/index.html
API は Swagger 形式で記述されています。この形式では、コードを確認し、API の実際の呼び出しを実行して機能をテストできます。Swagger API を使用するには、プライマリサーバーと API にアクセスするための適切なセキュリティ権限が必要です。
注意:
Veritas は、開発環境でのみ API をテストすることをお勧めします。Swagger ファイルから実際の API の呼び出しを実行できるため、本番環境では API をテストしないでください。
NetBackup 10.2 には、次の機能強化された API が新たに導入されました。
ドライブ:
ドライブのリストを取得します。
イメージ:
raw パーティションの対象となるイメージのコンテンツを取得します。
ジョブ: 指定した元のジョブを再開した後、新しいジョブのジョブ ID を取得します。
NAS 作業負荷:
NAS システムからファイルやフォルダを個別にリカバリします。
FlashBackup Windows 作業負荷:
FlashBackup バックアップからファイルやフォルダを個別にリカバリします。
FlashBackup Windows バックアップからファイルやフォルダを個別にリカバリします。
ログレコード:
指定したレコード ID のホストとそのコンポーネントのログレベルの値を取得します。
指定したレコード ID のホストとそのコンポーネントにログレベル設定を更新します。
外部クレデンシャル管理システムプロバイダ:
外部クレデンシャル管理システム (ECMS) プロバイダのリストを取得します。
外部クレデンシャル管理システムプロバイダを追加します。
指定した構成名の ECMS プロバイダの詳細を取得します。
指定した構成名の ECMS プロバイダを更新します。
指定した構成名の ECMS プロバイダを削除します。
外部クレデンシャル管理システムエージェント:
外部クレデンシャル管理システム (ECMS) エージェントのリストを取得します。
外部クレデンシャル管理システムエージェントを追加します。
指定したエージェント ID の ECMS エージェントの詳細を取得します。
指定したエージェント ID の ECMS エージェントを更新します。
指定したエージェント ID の ECMS エージェントを削除します。
NetBackup 10.2 にはバージョン化された API はありません。