Veritas NetBackup™ Appliance の廃止と再構成ガイド

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Product(s): Appliances (5.1.1)
Platform: NetBackup Appliance OS

プライマリサーバーの構成によるアプライアンスのメディアサーバーとの通信

高可用性構成の場合、設定手順に使用するノードのホスト名を追加する必要があります。

再イメージ処理されたメディアサーバーのアプライアンスを構成する前に、アプライアンスと併用する予定のプライマリサーバーを構成する必要があります。これにより、プライマリサーバーと再構成されたメディアサーバーのアプライアンス間での適切な通信が可能になります。

次に、プライマリサーバーを構成してアプライアンスのメディアサーバーと通信する手順を示します。

プライマリサーバーを構成して新しいメディアサーバーと通信する方法

  1. プライマリサーバーに管理者としてログインし、メディアサーバーのアプライアンス名がプライマリサーバーに追加されていることを確認します。

    アプライアンスプライマリサーバーの場合:

    NetBackup Appliance Web コンソールで次の操作を実行します。

    • [管理 (Manage)]>[追加サーバー (Additional Servers)]>[追加 (Add)]をクリックします。

    • [アプライアンスのホスト名 (Appliance Hostname)]フィールドに、追加するアプライアンスのメディアサーバーの完全修飾ホスト名 (FQHN) を入力します。

    • [追加 (Add)]をクリックします。

      アプライアンスに複数のホスト名がある場合は、すべての名前を追加する必要があります。

    NetBackup Appliance シェルメニューで次の操作を実行します。

    • Main_Menu > Settings ビューで、次のコマンドを実行します。

      Settings > NetBackup AdditionalServers Add media-server

      media-server は、まだ構成していないアプライアンスのメディアサーバーの完全修飾ホスト名 (FQHN) です。

      アプライアンスに複数のホスト名がある場合は、すべての名前を追加する必要があります。

    従来の NetBackup プライマリサーバーの場合:

    • 管理者として NetBackup 管理コンソールにログオンします。

    • コンソールのメインウィンドウの左ペインで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[ホストプロパティ (Host Properties)]、[プライマリサーバー (Primary Servers)]の順にクリックします。

    • 右ペインで、プライマリサーバーのホスト名をクリックします。

    • [ホストプロパティ (Host Properties)]ウィンドウの左ペインで、[サーバー (Servers)]をクリックします。

    • 右ペインの[追加サーバー (Additional Servers)]セクションで、[追加 (Add)]をクリックしてアプライアンスのホスト名を入力します。アプライアンスのホスト名が最上部の[追加サーバー (Additional Servers)]セクションに表示されます。

      アプライアンスに複数のホスト名がある場合は、すべての名前を追加する必要があります。

    • [OK]をクリックして[プライマリサーバープロパティ (Primary Server Properties)]ウィンドウを閉じます。

  2. 次のようにプライマリサーバーの次のポートを開いて、関連付けられたメディアサーバーと通信できるようにします。
    • 従来の (非アプライアンス) NetBackup プライマリサーバー

      このプライマリサーバーとメディアサーバーの間にファイアウォールがある場合は、次のポートを開き、すべてのポートで双方向 (インバウンドおよびアウトバウンド) 通信を設定します。

      メモ:

      ポート設定を変更するには、管理者としてプライマリサーバーにログインする必要があります。

      https: 443

      PBX: 1556

      vnetd: 13724

    • NetBackup Appliance プライマリサーバー

      このプライマリサーバーが TCP を使用する場合は、ラボのゲートウェイファイアウォールを介して IPMI iKVM ポート 7578 にアクセスできることを確認します。

      また、NetBackup Appliance では、NetBackup のオプション機能に使用される NetBackup ポートがデフォルトでは有効になっていない場合があります。アプライアンスで NetBackup ポートの設定を変更するには、アプライアンスシェルメニューにログインし、Settings > Security > Port > ModifyNBUPortRange コマンドを使用します。詳しくは、『NetBackup Appliance コマンドリファレンスガイド』を参照してください。

  3. メディアサーバーの日時とプライマリサーバーの日時が一致していることを確認します。NTP サーバーを使うことも、時間を手動することもできます。

???を参照してください。