Veritas NetBackup™ Appliance の廃止と再構成ガイド
- NetBackup Appliance の廃止
- NetBackup Appliance の再構成
- NetBackup Appliance の再構成について
- NetBackup Appliance の再構成について
- 付録 A. Cloud Catalyst から MSDP ダイレクトクラウド階層化への移行
- 付録 B. LUN の再構成
プライマリサーバーの構成によるアプライアンスのメディアサーバーとの通信
高可用性構成の場合、設定手順に使用するノードのホスト名を追加する必要があります。
再イメージ処理されたメディアサーバーのアプライアンスを構成する前に、アプライアンスと併用する予定のプライマリサーバーを構成する必要があります。これにより、プライマリサーバーと再構成されたメディアサーバーのアプライアンス間での適切な通信が可能になります。
次に、プライマリサーバーを構成してアプライアンスのメディアサーバーと通信する手順を示します。
プライマリサーバーを構成して新しいメディアサーバーと通信する方法
- プライマリサーバーに管理者としてログインし、メディアサーバーのアプライアンス名がプライマリサーバーに追加されていることを確認します。
アプライアンスプライマリサーバーの場合:
NetBackup Appliance Web コンソールで次の操作を実行します。
[管理 (Manage)]>[追加サーバー (Additional Servers)]>[追加 (Add)]をクリックします。
[アプライアンスのホスト名 (Appliance Hostname)]フィールドに、追加するアプライアンスのメディアサーバーの完全修飾ホスト名 (FQHN) を入力します。
[追加 (Add)]をクリックします。
アプライアンスに複数のホスト名がある場合は、すべての名前を追加する必要があります。
NetBackup Appliance シェルメニューで次の操作を実行します。
Main_Menu > Settings ビューで、次のコマンドを実行します。
Settings > NetBackup AdditionalServers Add media-server
media-server は、まだ構成していないアプライアンスのメディアサーバーの完全修飾ホスト名 (FQHN) です。
アプライアンスに複数のホスト名がある場合は、すべての名前を追加する必要があります。
従来の NetBackup プライマリサーバーの場合:
管理者として NetBackup 管理コンソールにログオンします。
コンソールのメインウィンドウの左ペインで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[ホストプロパティ (Host Properties)]、[プライマリサーバー (Primary Servers)]の順にクリックします。
右ペインで、プライマリサーバーのホスト名をクリックします。
[ホストプロパティ (Host Properties)]ウィンドウの左ペインで、[サーバー (Servers)]をクリックします。
右ペインの[追加サーバー (Additional Servers)]セクションで、[追加 (Add)]をクリックしてアプライアンスのホスト名を入力します。アプライアンスのホスト名が最上部の[追加サーバー (Additional Servers)]セクションに表示されます。
アプライアンスに複数のホスト名がある場合は、すべての名前を追加する必要があります。
[OK]をクリックして[プライマリサーバープロパティ (Primary Server Properties)]ウィンドウを閉じます。
- 次のようにプライマリサーバーの次のポートを開いて、関連付けられたメディアサーバーと通信できるようにします。
従来の (非アプライアンス) NetBackup プライマリサーバー
このプライマリサーバーとメディアサーバーの間にファイアウォールがある場合は、次のポートを開き、すべてのポートで双方向 (インバウンドおよびアウトバウンド) 通信を設定します。
メモ:
ポート設定を変更するには、管理者としてプライマリサーバーにログインする必要があります。
https: 443
PBX: 1556
vnetd: 13724
NetBackup Appliance プライマリサーバー
このプライマリサーバーが TCP を使用する場合は、ラボのゲートウェイファイアウォールを介して IPMI iKVM ポート 7578 にアクセスできることを確認します。
また、NetBackup Appliance では、NetBackup のオプション機能に使用される NetBackup ポートがデフォルトでは有効になっていない場合があります。アプライアンスで NetBackup ポートの設定を変更するには、アプライアンスシェルメニューにログインし、Settings > Security > Port > ModifyNBUPortRange コマンドを使用します。詳しくは、『NetBackup Appliance コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
- メディアサーバーの日時とプライマリサーバーの日時が一致していることを確認します。NTP サーバーを使うことも、時間を手動することもできます。
???を参照してください。