Backup Exec 20.1 Readme
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Backup Exec 20.1 の新機能
表: Backup Exec 20.1 の新機能
項目 |
説明 |
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Backup Exec にサブスクリプションと永続ベースのライセンスが導入されました。 |
Backup Exec のサブスクリプションと永続ライセンスモデルは、ブロンズ、シルバー、ゴールドの各パッケージで利用可能です。サブスクリプションと永続ライセンスモデルにより、ユーザーのために管理するライセンスのセットが少なくなるので、企業のトランザクションが簡素化されます。 また、保護対象のフロントエンド容量に基づいて課金されるため、ユーザーは簡単にバックアップを実行できます。 |
拡張インスタントリカバリ |
Backup Exec ユーザーは、Windows 以外のすべての仮想マシンも即座にリカバリできるようになりました。 |
OpenDedupe Connector のサポート |
OpenDedupe OST Connector は、Azure Archive Storage と Amazon Glacier をサポートします。Backup Exec と OpenDedupe の統合により、このストレージにバックアップを作成できるようになりました。 |
S3 互換のクラウドサービスプロバイダへの対応範囲の拡大 |
「compatible-with-s3」プロバイダでクラウドストレージが設定されている場合には、Backup Exec でサポートされるクラウドストレージプロバイダの数が多くなります。詳しくは次のテクニカルノートを参照してください。 |
Backup Exec と Veritas™ Information Map の統合 |
Backup Exec と Veritas™ Information Map の統合。この統合により、企業のグローバル情報環境の高度な可視化を実現して、データ分析をさらに支援します。 企業の非構造化データのメタデータを Information Map に送信し、リスク、価値、浪費、特定の関心などの観点に該当する領域を識別するように Backup Exec を設定できます。 |
LiveUpdate から Veritas Update への移行 |
今後は LiveUpdate ではなく Veritas Update を使用して Backup Exec の更新を行います。 |
Backup Exec の拡張インバウンドファイアウォールルール |
Backup Exec の既存のインバウンドファイアウォールルールが強化され、必要なポートのみへのアクセスを提供し、他のすべてのポートへのアクセスを制限するようになりました。これは、セキュリティの不備や違反の可能性を最小限に抑えるために役立ちます。 |
強力な重複排除エンジンによる Backup Exec の機能強化 |
Backup Exec ユーザーは、速度、拡張性、安定性が向上した Backup Exec 重複排除用フォルダへのバックアップを活用できます。 |
PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) のサポート |
Backup Exec は、データ保護のために、PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) 3.1/3.2 要件に準拠するのに役立つ TLS 1.2 を使用するように設定された環境にインストールできます。 |
TLS (Transport Layer Security) 1.2 のサポート |
Backup Exec は、データ保護のために、TLS 1.2 を使用するように設定された環境にインストールできます。 |
IPv6 サポートの改良 |
Backup Exec のクライアント側重複排除、NDMP オプション、および RMAL 機能は、IPv6 (ピュアおよびデュアルスタック) プロトコルでも使用できます。 |
SQL Server 2017 のサポート |
Backup Exec は、SQL Server 2017 を保護するようになりました。SQL Server 2017 で Backup Exec データベースをホストすることもできます。 |
以前のリリースの Backup Exec の新機能のリストは、『Backup Exec の新機能』ドキュメントで参照できます。