Veritas NetBackup™ アップグレードガイド
- 概要
- NetBackup 8.1 の変更について
- アップグレード計画
- マスターサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- 付録 A. 参照先
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
通常のサーバー要件に加えて、NetBackup のクラスタインストールは特別な配慮を必要とします。
次に、Windows システムで NetBackup のクラスタインストールおよびアップグレードを行う場合のガイドラインを記述します。
表: インストールとアップグレードに関する Windows クラスタの要件
項目 | 要件 |
---|---|
サーバーのオペレーティングシステム | インストール元とインストール先のシステムで、Windows 2008、Windows 2008 R2、Windows 2012、Windows 2012 R2、Windows 2016 Server のいずれかを実行している必要があります。 |
権限 | クラスタインストールを実行するには、クラスタ内のすべてのリモートノードの管理者権限を持っている必要があります。クラスタ内のすべてのノードと各ノードの既存のソフトウェアを記録しておくことをお勧めします。 |
NetBackup の仮想名と IP アドレス | NetBackup で利用可能な仮想名および IP アドレスを用意します。インストール中に、この情報を入力する必要があります。 |
ノードのオペレーティングシステム | すべてのクラスタノードで、同じバージョンのオペレーティングシステム、同じ Service Pack レベル、および同じバージョンの NetBackup を使用する必要があります。クラスタ環境では、異なるバージョンのサーバーは実行できません。 |
メディアサーバーのクラスタのサポートの変更 | クラスタ化されたメディアサーバーはサポートされません。 |
Windows Server Failover Clustering(WSFC) |
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Cluster Server (VCS) のクラスタ |
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クラスタノードのデバイス構成とアップグレード | クラスタをアップグレードする場合、 |