Veritas NetBackup™ OpsCenter パフォーマンスおよびチューニングガイド
- 概要
- OpsCenter 構成について
- OpsCenter パフォーマンスおよびチューニングについて
- パフォーマンス向上のための OpsCenter のチューニングについて
- 別のコンピュータへの OpsCenter サーバーの移動
- OpsCenter のベストプラクティス
OpsCenter Web サーバーサービスのデフォルトのヒープサイズの調整
OpsCenter Web サーバーサービスのデフォルトのヒープサイズは、1024 MB からさらに高い値 (2048 MB など) に増やすことができます。 さらに高い値は、システムで利用可能な物理メモリ (RAM) と仮想メモリに基づいて判断できます。
OpsCenter サービスのヒープサイズまたはキャッシュサイズの調整についてを参照してください。
メモ:
このセクションで公開されている情報は、ベリタスのラボで、専門知識があるユーザーにより制御された環境で実行されたテストに基づいています。これらはガイドラインとしてのみ使うことができ、100% 正確なベンチマークとして使うべきではありません。
メモ:
OpsCenter コンソールのパフォーマンスが日増しに低下していることに気づき、Veritas NetBackup OpsCenter Web サーバーサービスを再開すると問題が解決する場合、Web サーバーサービスのデフォルトのヒープサイズを増やす必要があります。
Windows の Web サーバーサービスのデフォルトのヒープサイズを調整する方法
- OpsCenter サーバーの次の場所から
OpsCenterServerService.xml
ファイルを開きます。INSTALL_PATH\OpsCenter\gui\bin\OpsCenterGUIService.xml
メモ:
変更する前に
OpsCenterGUIService.xml
ファイルのコピーを保存します。 - 次の文字列の Xmx 値を変更します。
<EnvVar name="JAVA_OPTS" value="-Xrs -Xms512m -Xmx1024m
たとえば、最大ヒープサイズを 1024 MB から 1400 MB に増やすには、-Xmx1024m を -Xmx1400m に置き換えます。
メモ:
この文字列は
OpsCenterGUIService.xml
ファイルに 2 回示されている場合があります。OpsCenterGUIService.xml
ファイルの -Xmx の両方のオカレンスを変更して、ヒープサイズを調整できます。 OpsCenterGUIService.xml
ファイルを保存します。- 変更を有効にするには、すべての OpsCenter サーバーサービスを再起動する必要があります。
次のように、すべての OpsCenter サーバーサービスを最初に停止し、次にそれらを起動するには、次のコマンドを入力します。INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin\opsadmin.bat stop
INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin\opsadmin.bat start
UNIX でデフォルトのヒープサイズを調整する方法
- 次の場所から
startGUI
ファイルを開きます。INSTALL_PATH/SYMCOpsCenterGUI/bin
メモ:
変更する前に
startGUI
ファイルのコピーを保存します。 - 次の文字列の Xmx1024M 値を変更します。
JAVA_OPTS="-Xrs -d64 -Xms512M -Xmx1024m...
たとえば、最大ヒープサイズを 1024 MB から 1400 MB に増やすには、-Xmx1024M を -Xmx1400M に置き換えます。
startGUI
ファイルを保存します。- 変更を有効にするには、すべての OpsCenter サーバープロセスを再起動する必要があります。
次のように、すべての OpsCenter サーバープロセスを最初に停止し、次にそれらを起動するには、次のコマンドを入力します。INSTALL_PATH/SYMCOpsCenterServer/bin/opsadmin.sh stop
INSTALL_PATH/SYMCOpsCenterServer/bin/opsadmin.sh start