Veritas NetBackup™ OpsCenter パフォーマンスおよびチューニングガイド
- 概要
- OpsCenter 構成について
- OpsCenter パフォーマンスおよびチューニングについて
- パフォーマンス向上のための OpsCenter のチューニングについて
- 別のコンピュータへの OpsCenter サーバーの移動
- OpsCenter のベストプラクティス
インストールとアップグレードのベストプラクティス
次に示すのは OpsCenter のインストールとアップグレードのベストプラクティスです。
免責を参照してください。
特に大規模なバックアップ環境では (1 日に 1000 を超えるバックアップジョブ)、バックアップ製品のホストや OpsCenter Agent ホストではなく個別のスタンドアロンホストに OpsCenter サーバーをインストールすることをお勧めします。
OpsCenter サーバーは、8 GB 以上の RAM を搭載するシステムにインストールすることをお勧めします。システム構成は、監視するバックアップ製品の数、1 日あたりに生成されるアラートまたはジョブの数などに大きく依存します。
8.3 のファイル名の作成が Windows ホストで無効になっている場合は、それを有効にし、OpsCenter コンポーネントのインストール前、またはそれらのコンポーネントへのアップグレード前に Windows ホストを再起動することを推奨します。
詳細については、次のリンクを参照してください。
http://technet.microsoft.com/en-us/library/ff621566%28WS.10%29.aspx
OpsCenter Agent は、OpsCenter サーバーホストと異なるホストにインストールすることをお勧めします。
OpsCenter Agent は、地理的に管理対象サーバーに近い場所に配置することをお勧めします。
クラスタ環境では、最初にアクティブノード上、次にパッシブノード上に OpsCenter サーバーをインストールします。OpsCenter は Windows VCS クラスタのみサポートする点に注意してください。
同じバージョンの OpsCenter サーバー、エージェント、View Builder をインストールしてください。
最適なパフォーマンスを達成するために、OpsCenter サーバーとオペレーティングシステム (OS) のファイルがインストールされているのとは異なる場所に OpsCenter ログファイルを作成するように構成します。
データベーストランザクションログとデータベースを異なる場所に配置している場合は、アップグレードする前にログをデータベースの場所に移動します。
利用可能なディスク領域がデータベースサイズの 3 倍以上になっていることを確認します。
メモ:
利用可能なディスク領域に対するこの推奨は、既存のデータベースサイズに基づいています。 データベースの将来の拡張は考慮されていません。
データベースのデフラグ、アップグレード、Emergency Engineering Binary (EEB) の適用、オブジェクトのマージなどの変更を実行する前に OpsCenter データベースをバックアップします。
『OpsCenter 管理者ガイド』の「OpsCenter データベースのバックアップ」の項を参照してください。