NetBackup™ ネットワークポートリファレンスガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)

ネットワークアドレス変換とポートアドレス変換

NetBackup 8.2 以降のバージョンでは、ネットワークアドレス変換 (NAT) を実行するデバイスを介してパブリックネットワーク内の NetBackup サーバーに接続された、プライベートネットワーク内の NetBackup クライアントがサポートされるようになりました。そのような NetBackup クライアントは NAT クライアントと呼びます。

NAT サポートについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。

NetBackup 8.3 以降のバージョンでは、ネットワークアドレス変換 (NAT) を実行するデバイスを介してパブリックネットワーク内のプライマリサーバーに接続された、プライベートネットワーク内のメディアサーバーがサポートされるようになりました。

NetBackup Messaging Broker (nbmqbroker) サービスによって使用されるクライアントの TCP ポートは、プライマリサーバーに対して開かれている必要があります。デフォルトのポートは、configureMQ コマンドを使用して更新した場合を除いて 13781 です。

サーバーとクライアント間の接続の開始方向は逆になることに注意してください。PBX/1556 の TCP ポートはクライアントからサーバーに対して開かれている必要があり、サーバーからクライアントに対して開かれる必要はありません。

詳しくは、NetBackup の NAT と PAT のサポートに関する記事を参照してください。