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Veritas NetBackup™ for Microsoft SQL Server 管理者ガイド
Last Published:
2019-06-28
Product(s):
NetBackup (8.2)
- NetBackup for SQL Server の概要
- NetBackup for SQL Server のインストール
- SQL Server インテリジェントポリシーを使用した SQL Server オブジェクトの管理
- SQL Server オブジェクトの自動検出について
- SQL Server インスタンスと可用性グループレプリカの登録について
- SQL Server インテリジェントポリシーを使用した SQL Server のバックアップの設定
- NetBackup for SQL Server の構成
- SQL Server のリストアの実行
- 代替ホストへの SQL Server データベースのリダイレクト
- 複数ストリームの SQL Server バックアップのリストア
- VMware バックアップを使用した SQL Server データの保護
- VMware バックアップを使用した SQL Server データの保護について
- Snapshot Client を併用した NetBackup for SQL Server の使用
- SQL Server 可用性グループの保護
- インテリジェントポリシーを使用した SQL Server 可用性グループの保護
- レガシーポリシーを使用した SQL Server 可用性グループの保護
- クラスタ環境での SQL Server の保護
- クライアントとバッチファイルを使用した SQL Server レガシーポリシーでのバックアップの設定
- NetBackup for SQL Server でのバッチファイルの使用について
- スケジュールプロパティについて
- SQL Server データベースのユーザー主導型バックアップの実行
- 複数の NIC を備えている場合の NetBackup for SQL Server の使用
- ログ配布構成による SQL Server の保護
- SAP 環境の SQL Server のバックアップとリストア (レガシー SQL Server ポリシー)
- バックアップおよびリカバリの概念
- SQL Server のバックアップおよびリカバリの概念について
- SQL Server のリカバリでの考慮事項について
- トラブルシューティング
- SQL Server のトラブルシューティング用のデバッグログについて
- SQL Server のディザスタリカバリ
- 付録 A. バッチファイルの例
- 付録 B. 多重化されたバックアップ
- 付録 C. 承認を受けた場所の登録
SQL Server ファイルとファイルグループのリカバリ時の注意事項について
常に、データベース全体を構成するファイルおよびファイルグループ全部のバックアップを保持します。バックアップをとった期間全体に及ぶトランザクションログのバックアップも必要です。両方の種類のバックアップがある場合、ファイルおよびファイルグループバックアップからデータベースを正常にリストアできることが保証されます。連続したトランザクションログのバックアップを保持するには、ファイルバックアップまたはファイルグループバックアップを行うたびにトランザクションログのバックアップを実行する必要があります。複数のファイルまたはファイルグループをすぐにバックアップする場合、トランザクションログはこれらのバックアップの最後のバックアップの後にのみバックアップしてかまいません。トランザクションログがバックアップされていない場合、SQL Server でファイルまたはファイルグループをリストアすることはできません。
SQL Server では、新しく作成されたファイルまたはファイルグループのトランザクションログ内の記録は維持されません。そのため、ファイルまたはファイルグループのいずれかをデータベースに追加した後、すぐにバックアップを行う必要があります。データベース内のすべてのファイルグループのバックアップを実行して、後続のバックアップが実行されたときに NetBackup によって正しいリカバリセットが選択されるようにしておきます。同様に、データベースファイルを作成した後、そのデータベースファイルが属するファイルグループのすべてのファイルをバックアップすることをお勧めします。