Veritas NetBackup™ OpsCenter レポートガイド
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[状態および成功率 (Status & Success Rate)]>[成功率 (Success Rate)]>[詳細な成功率 (Advanced Success Rate)]レポート
このレポートは最初、すべて、最後のジョブという概念による高度な成功または失敗の計算ロジックを使用します。これは成功と失敗の両方についてすべての情報を収集し、クライアントまたはジョブの成功率の時間枠 (日か月) によってグループ化される結果を示します。クライアントの成功率は成功したクライアント数で、成功しているクライアントを宣言するためにはクライアントに定義されるすべてのポリシーが正常である必要があります。クライアントは従って 0% または 100% で中間状態はありません。ジョブの成功率はすべてのジョブから導出され、最初、すべて、最後で分類され、特定のクライアントは 0% から 100% の間のジョブの成功率を有します。バックアップのアーキテクトと管理者は 3 つをすべて検査しますが、エンドユーザーとユーザーは通常、ジョブとクライアントの最後のジョブの成功率を取得します。これらのレポートはビューをうまく使用し、堅ろうなフィルタリング機能の任意のレベルで報告できます。
このレポートは、成功率に従ってジョブを単に集計し、時系列で表示します。主要なバックアップインフラコンポーネント (マスターサーバーなど) と属性 (ポリシー、ジョブなど) と共に、ビューまたはビューレベルでレポートできます。フィルタ処理は、すべてのコンポーネントおよび属性で使用できます。レポートの主な使用例は基準への例外である日と傾向の検証です。このレポートはバックアップ操作の管理に関する最も基本的なメトリック値の 1 つについて長期的な表形式データを示すために非常に効果的です。
図: [詳細な成功率 (Advanced Success Rate)]レポート に、[詳細な成功率 (Advanced Success Rate)]レポートのビューの例を示します。
[詳細な成功率 (Advanced Success Rate)]レポートに関連付けられている詳細は次のとおりです。
レポート名 |
詳細な成功率 (Advanced Success Rate) |
レポートカテゴリ |
バックアップ |
場所 |
[レポート (Report)] > [レポートテンプレート (Report Templates)] > [バックアップ (Backup)] > [状態および成功率 (Status & Success Rate)] & [成功率 (Success Rate)] > [詳細な成功率 (Advanced Success Rate)] |
レポートの目的 |
このレポートは、マスターサーバー、成功したバックアップの数と失敗したバックアップの数、成功率、合計処理数を日単位で示します。 |
サポート対象の製品 |
NetBackup、NetBackup Appliance、Backup Exec、NetBackup PureDisk |
該当するビュー |
マスターサーバー、クライアント |
レポートの表示 |
表形式 |
ドリルダウンレポート |
いいえ |
スケジュール可能 |
はい |
サポート対象のエクスポート形式 |
CSV、HTML、PDF、XML、TSV |
VBR レポートとのマッピング |
[バックアップ (Backups)]>[状態 (Status)]>[バックアップアクティビティの日単位の概略 (Daily Summary of Backup Activity)] |
次の表に、[詳細な成功率 (Advanced Success Rate)]レポートのフィルタと、これらのフィルタを使用してレポートに特定のデータを表示する方法を示します。
フィルタ |
列 |
説明 |
---|---|---|
表示 |
レポートで、選択されたビューのデータを表示するビューを選択します。デフォルトでは、[すべてのマイビュー (All My Views)]が選択されます。 | |
マスターサーバー |
マスターサーバー |
レポートで、選択されたマスターサーバーのデータを表示するために 1 つ以上のマスターサーバーを選択します。OpsCenter コンソールに追加されるすべてのマスターサーバーが、[値 (Value)]ドロップダウンリストに示されます。 |
ポリシー |
ポリシー名 |
選択されたポリシーのデータを表示する 1 つ以上のポリシー名を選択します。 |
ジョブ |
ジョブ形式 状態コード |
アーカイブ、バックアップ、リストアなど 1 つ以上のジョブの形式を選択して、選択したジョブの形式のデータを表示できます。デフォルトでは、バックアップジョブがレポートに表示されます。 1 つ以上の状態コードを選択すると、選択した状態コードのデータが表示されます。 |
成功率 |
集約レベル 完全の日数 完全の時間帯パラメータ メトリック形式 完全の期間 (時間) 増分の日数 増分の時間帯パラメータ 増分の期間 (時間) 部分的に成功したジョブを成功したと見なす |
[集約レベル (Aggregation Level)]を選択すると、指定した期間のジョブの種類が考慮されます。たとえば、[最初のジョブ成功率 (First Job Success Rate)]を選択すると、レポートにはマスター、クライアント、ポリシー、スケジュールの組み合わせの最初のジョブのみが表示されます。 [完全の日数 (Full Days)]を選択すると、完全バックアップの日のリストが考慮されます。 [完全の時間帯パラメータ (Full Window Parameter)]を選択すると、完全バックアップ処理時間帯の開始時刻を指定できます。 [メトリック形式 (Metric Type)]を選択すると、クライアントまたはジョブに基づいて成功率が計算されます。 [完全の期間 (時間) (Full for Duration of (In Hours))]を選択すると、増分バックアップ処理時間帯の終了時刻が計算されます。バックアップ処理時間帯の終了時刻は、バックアップ処理時間帯の開始時刻からの期間と同じです。 [増分の日数 (Increment Days)]を選択すると、増分バックアップの日のリストが考慮されます。 [増分の時間帯パラメータ (Increment Window Parameter)]を選択すると、増分バックアップ処理時間帯の開始時刻を指定できます。 [増分の期間 (時間) (Increment for Duration of (In Hours))]を選択すると、増分バックアップ処理時間帯の終了時刻が計算されます。バックアップ処理時間帯の終了時刻は、バックアップ処理時間帯の開始時刻からの期間と同じです。 [部分的に成功したジョブを成功したと見なす (Consider Partially Successful Job as Successful)]を選択すると、成功率を計算するときに、部分的に成功したジョブが成功と見なされます。 |
フィルタの使用例: 1 週間の時間枠で 1 台のマスターサーバーに対して[詳細な成功率 (Advanced Success Rate)]レポートを実行します。
デフォルトの相対時間枠は、過去 15 日間に変更されました。以前のレポートでは、デフォルトで過去 14 日間のデータが表示されていました。