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NetBackup™ for DB2 管理者ガイド
Last Published:
2023-04-28
Product(s):
NetBackup (10.2)
- NetBackup for DB2 の概要
- NetBackup for DB2 のインストール
- NetBackup for DB2 の構成
- NetBackup for DB2 の構成の概要
- NetBackup for DB2 ログファイルの権限について(UNIX)
- DB2 用のバックアップポリシーの構成について
- DB2 ポリシーへのバックアップ対象の追加について
- アプリケーションバックアップスケジュールの構成
- アプリケーションバックアップスケジュールの例
- 自動バックアップスケジュールの構成
- 自動バックアップスケジュールの例
- スケジュールプロパティについて
- NetBackup for DB2 のバックアップ形式
- 手動バックアップの実行
- ホスト管理での自動検出されたマッピングの確認
- UserExit プログラムを使用したアーカイブログファイルのバックアップについて
- 実行時環境の構成
- NetBackup for DB2 のシェルスクリプトについて
- DB2 のバックアップおよびリストアの実行
- NetBackup for DB2 を併用した Snapshot Client の使用
- Snapshot Client 機能を併用する NetBackup for DB2
- Snapshot Client を併用した NetBackup for DB2 の操作について
- Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 のバックアップ処理のシーケンスについて
- Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 のリストア処理のシーケンスについて
- 拡張バックアップ方式でサポートされるデータベースオブジェクトについて
- 複数ストリームおよび DB2 スナップショットバックアップについて
- シンボリックリンクと DB2 バックアップおよびリストアについて (UNIX)
- NetBackup for DB2 のストリームベースの処理
- NetBackup for DB2 のファイルベースの処理
- 例: DB2 スナップショットバックアップの複数セッション
- NetBackup for DB2 による Snapshot Client の構成について
- NetBackup for DB2 のスナップショットバックアップの構成要件
- NetBackup for DB2 のスナップショットポリシーの構成
- スナップショットポリシーの db2.conf の設定について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for DB2 のリストア
- UNIX の NetBackup for DB2 Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 バックアップの実行
- Snapshot Client 方式を使う NetBackup for DB2 リストアの実行
- NetBackup for DB2 のトラブルシューティング
- NetBackup のデバッグログとレポート
- NetBackup for DB2 クライアントのデバッグログの自動的な有効化 (Windows)
- デバッグログの手動での有効化 (Windows)
- デバッグログの手動での有効化 (UNIX)
- NetBackup for DB2 のログファイルについて
- Windows クライアントのデバッグレベルの設定
- UNIX クライアントのデバッグレベルの設定
- NetBackup サーバーのレポートについて
- 大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
- データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
- NET_BUFFER_SZ ファイルを使ったリストア速度の改善
- アクティビティモニターでのリストアの失敗の誤った通知について
- エラーメッセージコードについて
- 付録 A. DB2 EEE (DPF) 環境用の構成
- 付録 B. SAP® を併用した NetBackup for DB2 の使用
- 付録 C. 承認を受けた場所の登録
バックアップイメージの直接の期限切れの回避について
DB2 のカタログメンテナンス操作では、データベースカタログと NetBackup カタログを同期するための要求が NetBackup に送信されます。カタログ同期の一環として、データベースが NetBackup カタログに対してイメージの期限切れ (削除) 要求を発行することがあります。これらの要求は、コマンドラインオプションを使用した場合に DBA から発行される場合もあります。コンプライアンス上の理由から、プライマリサーバーで bp.conf エントリを使用して、データベース要求による NetBackup カタログ内のイメージの期限切れを防ぐことが必要な場合があります。
バックアップイメージの期限切れを防ぐには、プライマリサーバーで次の bp.conf エントリを使用します。
|
PREVENT_DB2_DIRECT_EXPIRE |
YES: この設定によって、データベースからのイメージ削除要求が回避されます。削除要求は状態コード 1420 を受信し、ログメッセージはイメージが NO: デフォルト設定です。データベースからのイメージ削除要求がすべて受け入れられます。 |
メモ:
イメージの通常の期限切れ (保持) および bpexpdate コマンドは、この設定の影響を受けません。
クラスタ化されたプライマリサーバー環境では、これらの設定をすべてのプライマリサーバーの bp.conf ファイルで設定して一致させる必要があります。
状態コード 1420 が生成された場合のログエントリの例を次に示します。
DB2 の bpdb2 ログメッセージ:
Unable to process delete request. Image is on LEGAL HOLD