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NetBackup™ SAN クライアントおよびファイバートランスポートガイド
Last Published:
2024-11-11
Product(s):
NetBackup (10.5)
- SAN クライアントとファイバートランスポートの概要
- 配備の計画
- SAN クライアントの配置計画
- SAN クライアントの操作上の注意事項
- SAN クライアントの宛先ストレージについて
- SAN クライアントとファイバートランスポートのホストを選択する方法
- エージェントの NetBackup SAN クライアントサポートについて
- クラスタリングのための NetBackup SAN クライアントサポート
- NetBackup SAN クライアントの Windows Hyper-V サーバーサポートについて
- NetBackup SAN クライアントのサポート外のリストアについて
- ファイバートランスポートのスループットについて
- SAN クライアントへの SAN メディアサーバーの変換
- SAN の準備
- SAN クライアントとファイバートランスポートのライセンス
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの構成
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの構成
- ファイバートランスポートメディアサーバーの設定
- ターゲットモードドライバについて
- nbhba モードと ql2300_stub ドライバについて
- FC に接続されるデバイスについて
- HBA ポートを識別する方法
- Solaris での HBA ポートの検出について
- ファイバーのトランスポートのメディアサーバーおよび VLAN について
- nbhba モードの開始
- ファイバートランスポートメディアサーバー HBA ポートのマーク付け
- メディアサーバーのファイバートランスポートサービスの設定
- 16 gb ターゲットモード HBA サポート向けのメディアサーバーファイバートランスポートサービスの構成
- 16 gb ターゲットモード HBA をサポートする FTMS の状態の表示
- 16 gb ターゲットモード HBA をサポートする HBA ポートの識別
- SAN クライアントの構成
- クラスタ内の SAN クライアントの構成
- ファイバートランスポートのプロパティの構成について
- ファイバートランスポートのプロパティの構成
- [ファイバートランスポート (Fibre transport)]プロパティ
- SAN クライアント使用設定について
- SAN クライアントの使用設定の構成
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの管理
- SAN クライアントとファイバートランスポートの無効化
- SAN クライアントとファイバートランスポートのトラブルシューティング
- SAN クライアントとファイバートランスポートのトラブルシューティングについて
- SAN クライアントのトラブルシューティングの TechNote
- ファイバートランスポートログの表示
- 統合ログについて
- ファイバートランスポートサービスの停止と開始
- 16 gb ターゲットモード HBA サポート向けのファイバートランスポートサービスの起動および停止
- バックアップはファイバートランスポートデバイスが使用可能であっても LAN にフェールオーバーする
- Veritas モジュールのロード時のカーネルの警告メッセージ
- SAN クライアントのサービスが起動しない
- SAN クライアントファイバートランスポートサービスの検証
- SAN クライアントがファイバートランスポートを選択しない
- メディアサーバーのファイバートランスポートデバイスがオフライン
- ファイバートランスポートデバイスの検出なし
- 付録 A. AIX に固有の構成の詳細
- 付録 B. HP-UX に固有の構成の詳細
- 索引
AIX での QIC 以外のテープドライブについて
可変長ブロックおよび固定長ブロックとは、オペレーティングシステムがテープから読み込みおよびテープに書き込みを行う方法を意味します。可変モードデバイスでは、すでに書き込まれたテープからの読み込みを、より柔軟に行うことが可能です。多くのテープデバイスには、どちらのモードでもアクセスできます。NetBackup では、1/4 インチカートリッジ (QIC) 以外のドライブは可変長であると見なされます。
詳しくは、chdev(1) と smit(1) のマニュアルページおよびシステム管理者ガイドを参照してください。smit アプリケーションは、固定長ブロック型デバイスを手動で可変長に変更するための最も有効な方法です。
警告:
NetBackup では、QIC 以外のテープドライブを可変長ブロック型デバイスとして構成する必要があります。可変長ブロック型デバイスとして構成しない場合、NetBackup ではデータを書き込むことはできますが、正しく読み込むことができない可能性があります。読み込み中に not in tar のフォーマットエラーが表示される場合があります。
QIC 以外のテープドライブを NetBackup に追加すると、NetBackup によって chdev コマンドが発行され、ドライブが可変長ブロック型デバイスとして構成されます。参考までに、NetBackup でドライブを可変モードに構成するために実行するコマンドを次に示します。
/usr/sbin/chdev -l Dev -a block_size=0
Dev は、ドライブの論理識別子 (rmt0 や rmt1 など) です。
したがって、可変モード用にドライブを手動で構成する必要がありません。