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NetBackup™ SAN クライアントおよびファイバートランスポートガイド
Last Published:
2022-05-06
Product(s):
NetBackup (10.0)
- SAN クライアントとファイバートランスポートの概要
- 配備の計画
- SAN クライアントの配置計画
- SAN クライアントの操作上の注意事項
- SAN クライアントの宛先ストレージについて
- SAN クライアントとファイバートランスポートのホストを選択する方法
- エージェントの NetBackup SAN クライアントサポートについて
- クラスタリングのための NetBackup SAN クライアントサポート
- NetBackup SAN クライアントの Windows Hyper-V サーバーサポートについて
- NetBackup SAN クライアントのサポート外のリストアについて
- ファイバートランスポートのスループットについて
- SAN クライアントへの SAN メディアサーバーの変換
- SAN の準備
- SAN クライアントとファイバートランスポートのライセンス
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの構成
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの構成
- ファイバートランスポートメディアサーバーの設定
- ターゲットモードドライバについて
- nbhba モードと ql2300_stub ドライバについて
- FC に接続されるデバイスについて
- HBA ポートを識別する方法
- Solaris での HBA ポートの検出について
- ファイバーのトランスポートのメディアサーバーおよび VLAN について
- nbhba モードの開始
- ファイバートランスポートメディアサーバー HBA ポートのマーク付け
- メディアサーバーのファイバートランスポートサービスの設定
- 16 gb ターゲットモード HBA サポート向けのメディアサーバーファイバートランスポートサービスの構成
- 16 gb ターゲットモード HBA をサポートする FTMS の状態の表示
- 16 gb ターゲットモード HBA をサポートする HBA ポートの識別
- SAN クライアントの構成
- クラスタ内の SAN クライアントの構成
- ファイバートランスポートのプロパティの構成について
- ファイバートランスポートのプロパティの構成
- [ファイバートランスポート (Fibre Transport)]プロパティ
- SAN クライアント使用設定について
- SAN クライアントの使用設定の構成
- SAN クライアントおよびファイバートランスポートの管理
- SAN クライアントとファイバートランスポートの無効化
- SAN クライアントとファイバートランスポートのトラブルシューティング
- SAN クライアントとファイバートランスポートのトラブルシューティングについて
- SAN クライアントのトラブルシューティングの TechNote
- ファイバートランスポートログの表示
- 統合ログについて
- ファイバートランスポートサービスの停止と開始
- 16 gb ターゲットモード HBA サポート向けのファイバートランスポートサービスの起動および停止
- バックアップはファイバートランスポートデバイスが使用可能であっても LAN にフェールオーバーする
- Veritas モジュールのロード時のカーネルの警告メッセージ
- SAN クライアントのサービスが起動しない
- SAN クライアントファイバートランスポートサービスの検証
- SAN クライアントがファイバートランスポートを選択しない
- メディアサーバーのファイバートランスポートデバイスがオフライン
- ファイバートランスポートデバイスの検出なし
- 付録 A. AIX に固有の構成の詳細
- 付録 B. HP-UX に固有の構成の詳細
- 索引
非巻き戻しデバイスファイルの作成例
このトピックでは、AIX 上で NetBackup 用の非巻き戻しデバイスファイルを作成する方法について例を挙げて説明します。目的の SCSI 8MM テープドライブ (コントローラ 1、SCSI ID 5) のデバイスファイルが存在しないと想定します。
SCSI ID 5 のクローズ時非巻き戻しデバイスファイルを作成する方法
- 次のコマンドを実行して、SCSI コントローラの論理識別子を調べます。
/usr/sbin/lsdev -C -c adapter | grep SCSI
次の出力では、scsi0 が SCSI コントローラ 1 に対する論理名として表示されています。
scsi0 Available 00-01 SCSI I/O Controller
- SCSI ID 5 のデバイスに対するデバイスファイルが存在するかどうかを確認します。
/usr/sbin/lsdev -C -s scsi
次の出力例では、テープおよびディスクのデバイスファイルがいくつか存在することを示しています。ただし、デバイスファイルは、コントローラ 1 (scsi0)、SCSI ID 5 (5,0) の 8 MM テープドライブには存在しません。
hdisk0 Available 00-01-00-0,0 400 MB SCSI Disk Drive hdisk1 Available 00-01-00-1,0 400 MB SCSI Disk Drive rmt0 Available 00-01-00-3,0 Other SCSI Tape Drive
- 次のコマンドを実行して、デバイスファイルを作成します。
mkdev -c tape -t ost -s scsi -p scsi0 -w 5,0
- 次のコマンドを発行して、デバイスファイルを表示します。
/usr/sbin/lsdev -C -s scsi hdisk0 Available 00-01-00-0,0 400 MB SCSI Disk Drive hdisk1 Available 00-01-00-1,0 400 MB SCSI Disk Drive rmt0 Available 00-01-00-3,0 Other SCSI Tape Drive rmt1 Available 00-01-00-5,0 Other SCSI Tape Drive
- 次のコマンドを実行して、テープデバイスで可変モードと拡張ファイルマークが使用されるように構成されていることを確認します。
chdev -l rmt1 -a block_size=0 chdev -l rmt1 -a extfm=yes
- NetBackup でドライブを手動で構成するには、次のデバイスファイルのパス名を入力します。
/dev/rmt1.1