NetBackup™ for HCL Domino 管理者ガイド
- NetBackup for Domino の概要
- NetBackup for Domino のインストール
- NetBackup for Domino の構成
- Notes データベースのバックアップおよびリストアの実行
- Domino のクラスタ機能
- Domino パーティションサーバー
- NetBackup for Domino のトラブルシューティング
[Lotus Notes]タブ
Notes のリストア操作に利用可能な追加オプションを次に示します。
表: [Lotus Notes]タブのリストアオプション
オプション | 説明 |
---|---|
データベースがオフラインになるまでの待機時間 (Time to wait for the database to go offline) | ビジー状態のデータベースを待機する時間 (秒)。 |
データベースを現在の日時の状態へ戻す (Recover database(s) to current time) | データベースを現在の時点の状態に戻します。 |
リカバリなし (No Recovery) | ログを記録するデータベースをリストアします。また、[新規データベースインスタンス ID を割り当てる (Assign new database instance ID)]または[新規データベースインスタンス ID とレプリカ ID を割り当てる (Assign new database instance ID and replica ID)]のいずれかを選択します。 たとえば、一時的な格納場所にすぐにリストアする場合に、[リカバリなし (No Recovery)]を選択します。トランザクションログのリカバリは、リストアされたデータベースでは実行されません。このため、バックアップ時のバージョンのデータベースを取得できます。 |
データベースを特定の日時の状態へ戻す (Recover database(s) to date and time) | データベースを特定の日時の状態にリストアします。 [新規データベースインスタンス ID を割り当てる (Assign new database instance ID)]または[新規データベースインスタンス ID とレプリカ ID を割り当てる (Assign new database instance ID and replica ID)]のいずれかを選択します。デフォルトのオプションは、[新規データベースインスタンス ID を割り当てる (Assign new database instance ID)]です。 |
新規データベースインスタンス ID を割り当てる (Assign new database instance ID) | レプリカ ID は保持したまま、新しいデータベースインスタンス ID を作成します。トランザクションログを記録しないデータベースのリストアを行う場合は、このオプションは適用されません。 次のタイプのリストアを行う場合、このオプションを選択します。
|
新規データベースインスタンス ID とレプリカ ID を割り当てる (Assign new database instance ID and replica ID) | レプリケーション中の他のデータベースが、リストアされたデータベースファイルに書き込まないようにします。トランザクションログを記録するデータベースの場合、新しいデータベースインスタンス ID と新しいレプリカ ID が割り当てられます。トランザクションログを記録しないデータベースの場合、新しいレプリカ ID が割り当てられます。 リストアに対するレプリケーションを無効にする場合、このオプションを選択します。 |
元のデータベースインスタンス ID を保持する (Retain original IDs) | データベースの元の ID を保持します。このオプションは、データベースを現在の時刻にリストアする場合に利用可能です。 |
リソースが利用可能になるまで待機する (Wait until resources are available) | NetBackup がリストア処理を開始する前に、Domino server サーバーのリソースが利用可能になるまで待機します。 |
サーバーインスタンスの NOTES.INI ファイルの保存先を絶対パスで指定する (Specify the absolute path for the NOTES.INI file for the server instance) | notes.ini ファイルの絶対パス。リストア中に指定したサーバーパーティションは、(ログを記録する場合は) データベースのリストア方法に影響します。リカバリに使用されるトランザクションログセットの選択にも影響します。 Domino パーティションサーバーをリストアするには、リストアを行う特定のサーバーパーティションに関連付けられているファイルを指定します。 (UNIX または Linux) 複数の Domino server インストールのいずれかをリストアするには、リストアを実行するサーバーインストールに関連付けられているファイルを指定します。 |
Notes がインストールされているディレクトリを指定する (Specify the directory where Lotus is installed) | このオプションは Java インターフェースで利用可能です。1 台のサーバー上にある Domino server サーバーの複数インストールの 1 つをリストアする場合は、Notes プログラムファイルがインストールされているディレクトリを指定します。 |