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NetBackup™ for HCL Domino 管理者ガイド
Last Published:
2025-04-24
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (11.0)
- NetBackup for Domino の概要
- NetBackup for Domino のインストール
- NetBackup for Domino の構成
- Notes データベースのバックアップおよびリストアの実行
- Domino のクラスタ機能
- Domino パーティションサーバー
- NetBackup for Domino のトラブルシューティング
Notes の高速なリストアの設定
Domino のリストア時に、NetBackup for Domino エージェントでは、リカバリに必要な再利用されたトランザクションログが自動的にリストアされます。通常、一度に 1 つのトランザクションログエクステントがリストアされ、そのログのトランザクションでリカバリが完了します。トランザクションのログおよびアプリケーションのリストアは順次処理であるため、リストアおよびリカバリのパフォーマンスが低下します。NetBackup では、リカバリ前に、必要なトランザクションログがプリフェッチされます。その後、一度に複数のトランザクションログをリストアして、リカバリで利用できるようにすることができます。
次の推奨事項を確認します。
トランザクションログのキャッシュの場所で、指定したログの数に対して十分なディスク領域が利用可能である必要があります。
トランザクションログキャッシュディレクトリおよび Domino トランザクションログディレクトリは、同じファイルシステムに置く必要があります。この構成により、トランザクションログは、リカバリ時に、Domino トランザクションログディレクトリに「コピー」されるのではなく「移動」されます(コピーには時間がかかります)。
リストアジョブを開始する前にキャッシュディレクトリを作成する必要があります。
Domino の高速なリストアを設定する方法
- トランザクションログのキャッシュパスを構成します。
この場所は、プリフェッチされたトランザクションログを NetBackup が一時的に格納する場所です。
- リストアするログの最大数を構成します。
この設定により、リカバリ中に 1 つのリストアジョブでリストアされるトランザクションログの数が決定されます。