NetBackup™ インストールガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)
  1. インストールの準備
    1. 一般的なインストールの情報
      1.  
        利用可能な NetBackup のインストール方法
      2.  
        NetBackup のバージョン間の互換性について
      3.  
        NetBackup ソフトウェアの入手について
      4.  
        一部の Linux の配布で必要なライブラリが見つからない
      5. NetBackup をインストールする方法
        1.  
          NetBackup インストール前チェッカーについて
        2.  
          NetBackup Product Improvement Program について
      6.  
        NetBackup Web サーバーをサポートするユーザーアカウントの作成
      7.  
        プライマリサーバーとメディアサーバーにインストールされるバイナリについて
      8. ストレージデバイスの構成について
        1.  
          サポートされているロボット形式の検索
      9.  
        NetBackup ホスト用のセキュリティ証明書について
      10.  
        証明書キーサイズの環境変数
      11.  
        NetBackup インストールディレクトリの制限事項
      12.  
        btrfs ファイルシステムでは、NetBackup データベースはサポートされません。
    2. インストール操作に関する注意事項および制限事項
      1.  
        オペレーティングシステムの最小バージョン
      2.  
        クライアントのプッシュステージング領域が入力されなくなった
      3.  
        NetBackup 10.5 以降のインストールに関する Windows コンパイラとセキュリティの要件
      4.  
        一部のコンピュータでは Java GUI と JRE のインストールは省略可能
      5.  
        NetBackup プライマリサーバーの 8dot3 名前ファイル設定の有効化
      6.  
        NetBackup サーバーで RFC 1123 と RFC 952 に準拠したホスト名を使用する必要がある
      7.  
        8.1 のメディアサーバーまたはデュアルスタック構成のクライアントホストにインストールするときにホスト ID ベースの証明書が配備されない
      8.  
        NetBackup 8.2 以降でサポートされる外部認証局の証明書
      9.  
        SCCM と Chef の配備ツールとマニュアルが利用可能になりました
      10.  
        SUSE Linux プライマリサーバーのインストールに関する既知の問題
    3.  
      パフォーマンスと調整に関する注意事項
    4. SORT の情報
      1.  
        Veritas Services and Operations Readiness Tools について
      2.  
        SORT の新規インストールのための推奨手順
    5. Veritas NetInsights コンソールの情報
      1.  
        Veritas Usage Insights について
      2.  
        Veritas Usage Insights のベストプラクティス
  2. NetBackup ライセンス
    1.  
      NetBackup のライセンスの要件について
    2.  
      ライセンスエントリについて
    3.  
      ライセンスについてよく寄せられる質問
  3. UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
    1. UNIX および Linux の場合のインストール要件
      1.  
        プライマリサーバーとメディアサーバーが NetBackup アプライアンスでないかぎり、Windows と UNIX プラットフォームの英語以外のバージョンを混在させない
      2.  
        異なるバージョンの UNIX ベースオペレーティングシステムを実行する環境での NetBackup のインストール
      3.  
        Solaris システムの特別なインストールガイドライン
      4.  
        Linux クラスタ環境の特別なインストールガイドライン
    2.  
      インストールスクリプトの動作
    3. NetBackup プライマリサーバーソフトウェアの Linux へのインストール
      1.  
        Linux での NetBackup プライマリサーバーソフトウェアのサイレントインストール
      2.  
        NetBackup ソフトウェアのインストール
    4. NetBackup メディアサーバーソフトウェアの Linux へのインストール
      1.  
        Linux での NetBackup メディアサーバーソフトウェアのサイレントインストール
    5. プライマリサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュインストールについて
      1.  
        プライマリサーバーへのクライアント形式のソフトウェアのインストール
  4. Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
    1.  
      Windows および Windows クラスタのインストール要件
    2.  
      Windows クラスタのインストールの要件
    3.  
      Windows システムでのローカル、リモート、またはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
    4.  
      NetBackup クラスタ環境のインストール後の作業
    5.  
      Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認
    6.  
      Windows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
  5. 管理インターフェースについて
    1.  
      NetBackup Web ユーザーインターフェースについて
    2.  
      NetBackup 管理コンソールについて
    3.  
      NetBackup 管理コンソールのインストール
    4.  
      Windows での複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストール
    5.  
      Windows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除
    6.  
      NetBackup のリモート管理コンソールについて
    7.  
      NetBackup リモート管理コンソールのインストール
  6. NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
    1.  
      NetBackup クライアントのインストールについて
    2. Windows での NetBackup クライアントのインストールについて
      1.  
        Windows クライアントのインストール方法と必要条件について
      2.  
        NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでのインストール
      3.  
        NetBackup Windows クライアントのサイレントインストール
      4.  
        NetBackup クライアントの構成方法
    3. UNIX および Linux での NetBackup クライアントのインストールについて
      1.  
        UNIX および Linux クライアントのインストール方式について
      2.  
        UNIX クライアントのローカルインストール
      3.  
        ネイティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリのインストール
      4. UNIX および Linux クライアントのリモートインストール方式について
        1.  
          ssh 方式を使用したクライアントソフトウェアのインストール
        2.  
          sftp 方式を使用したクライアントソフトウェアのインストール
      5.  
        サーバーの初期インストール後の UNIX または Linux クライアントの追加
  7. NetBackup の構成
    1.  
      NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
    2. NetBackup サーバーの構成について
      1.  
        NetBackup 管理コンソールの起動
      2.  
        デバイスの構成ウィザードについて
      3.  
        ボリュームの構成ウィザードについて
      4.  
        カタログバックアップウィザードについて
      5.  
        バックアップポリシーの構成ウィザードについて
  8. NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
    1.  
      Linux システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
    2.  
      UNIX および Linux システムでの NetBackup クライアントソフトウェアの削除について
    3.  
      UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
    4.  
      Windows システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
    5.  
      Windows サーバー、クラスタ、およびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
    6.  
      Windows サーバーおよび Windows クライアントからの Java コンソールの状態データの削除について
    7.  
      新しいメディアサーバーに全データを移行してクラスタ化されたメディアサーバーを削除する
  9. 参照先
    1.  
      クラスタ化されたプライマリサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する
    2.  
      NetBackup データベースユーザー
    3.  
      NetBackup 応答ファイルについて
    4.  
      NetBackup IT Analytics Data Collector について
    5.  
      NetBackup IT Analytics Data Collector バイナリの手動によるインストールまたはアンインストール
    6.  
      NetBackup IT Analytics Data Collector の手動構成
    7.  
      維持される Java Virtual Machine のオプション
    8.  
      RBAC ブートストラップについて
    9.  
      NetBackup プライマリサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成
    10.  
      NetBackup Java Runtime Environment について
    11.  
      インストール後の Java GUI と JRE の追加または削除
    12.  
      Replication Director を使用した NetApp ディスクアレイの使用
    13.  
      NetBackup データベースに対するセキュリティ強化
    14.  
      NetBackup プライマリサーバーとドメインのサイズについてのガイダンス

Windows システムでのローカル、リモート、またはクラスタ化されたサーバーインストールの実行

次の手順を使って、Windows コンピュータで NetBackup のローカル、リモート、クラスタ化されたインストールを実行します。

NetBackup はインストール中、ほとんどのプライマリサーバーサービスを起動するためにローカルサービスアカウントを使用します。カスタムインストール中にローカルシステムアカウントまたは管理者アカウントを使用するように、このアカウントを変更できます。この変更を行うには、カスタムインストールの手順に従います。

インストールの完了後に、nbserviceusercmd コマンドを使用してメディアサーバーでサービスユーザーを変更できます。nbserviceusercmd コマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。サービスユーザーアカウントについて詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100053035 を参照してください。

NetBackup 10.5 サーバーソフトウェアをローカル、リモート、クラスタ化された Windows サーバーにインストールする方法

  1. システムにログオンします。管理者権限でログオンしてください。
    • ローカルインストールの場合、NetBackup をインストールするシステムにログオンします。

    • リモートインストールの場合、NetBackup をインストールするホストすべてへのネットワークアクセスを持つシステムにログオンします。

    • クラスタインストールの場合、アクティブノード (共有ディスクが存在するノード) にログオンします。

  2. イメージが保存されているディレクトリに移動して、Browser.exe を実行して NetBackup インストールウィザードを起動します。
  3. ブラウザの初期画面 ([Home]) で、[Install/Upgrade]をクリックします。
  4. [Install/Upgrade]画面で、[NetBackup Server Software Install/Upgrade]をクリックします。
  5. 必要な Visual C++ ランタイムライブラリがないことを通知するメッセージが表示されたら、情報を確認して対応します。詳細情報を参照できます。

    NetBackup 10.5 以降のインストールに関する Windows コンパイラとセキュリティの要件を参照してください。

  6. [Welcome]画面で内容を確認して[Next]をクリックします。
  7. (該当する場合) 以前にこのホストに NetBackup 10.5 をインストールしている場合、[Program Maintenance]ダイアログが表示されます。
    • [Modify]を選択してローカルホストのインストール設定を変更するか、ローカルホストをリモートホストへのプッシュインストールを実行するためのプラットフォームとして使用します。

    • [Repair]を選択して、NetBackup 10.5 をローカルホストで元の状態にリストアします。

    • NetBackup 10.5 をローカルホストから削除するには、[Remove]を選択します。

  8. [License Agreement]画面で、次の処理をして[Next]をクリックします。

    [I agree to and accept the terms of the license agreement]にチェックマークを付けます。

    ソフトウェアをインストールするにはこの項目を選択する必要があります。

  9. [Veritas NetBackup Server Install/Upgrade Type]画面で、次の情報を指定します。

    インストール場所

    • ローカルインストールの場合、[Install to this computer only]を選択します。

    • リモートインストールの場合は、[Install or upgrade one or more computers on your network]を選択します。

    • クラスタインストールの場合は、[Install a clustered Primary Server]を選択します。

      このオプションは、システムが Windows Server フェールオーバークラスタ (WSFC) または VCS クラスタ環境用に構成されていることがインストール処理で判断された場合にのみ表示されます。

    Typical

    デフォルト設定の NetBackup をインストールするには、このオプションを選択します。

    メモ:

    [Typical]インストールでは、Java GUI または JRE は Windows メディアサーバーにインストールされません。Java GUI と JRE を Windows メディアサーバーにインストールする場合は、[Custom]を選択する必要があります。

    Custom

    任意の設定の NetBackup をインストールするには、このオプションを選択します。

    [Next]をクリックします。

  10. [NetBackup Server Role and Licenses]画面で、次の情報を指定します。

    ライセンス

    Veritas Entitlement Management System からライセンスをダウンロードするか、評価用ライセンスを使用できます。詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100058779 を参照してください。

    メディアサーバーのインストールにはライセンスファイルは必要ありません。

    リモートインストールやクラスタインストールの場合:

    メモ:

    ここに入力するライセンスは、他のノードに送信されます。クラスタ化されたプライマリサーバーの場合、ライセンスはアクティブノードにのみアクセス可能な共有ドライブに格納されます。したがって、ライセンスは非アクティブノードにはプッシュされません。ライセンスによってアドオン製品を使用できるようになります。アドオン製品がすでにインストールされているノードに NetBackup をプッシュインストールした場合、ライセンスはアドオン製品に対して機能します。

    インストール処理中、ユーザーが、リモートインストールを実行するための適切なクレデンシャルを所有していることを確認するために、次の操作が実行されます。

    • インストール先のクラスタシステムを選択すると、クラスタのすべてのノードに対する適切な管理クレデンシャルを所有しているかどうかが確認されます。適切なクレデンシャルを所有していない場合は、そのシステムはリストに追加されません。

    NetBackup Primary Server

    ラジオボタンを選択し、[Next]をクリックしてプライマリサーバーソフトウェアをインストールします。

    ライセンスファイルをダウンロードした場合は、それらのライセンスファイルを参照して追加します。ライセンスファイルを追加しないで[Next]を選択すると、NetBackup は評価用ライセンスを使用します。

    NetBackup Media Server

    ラジオボタンを選択し、[Next]をクリックしてメディアサーバーソフトウェアをインストールします。

    Disaster Recovery Primary Server

    プライマリサーバーのディザスタリカバリを実行するには、このラジオボタンを選択し、[Next]を選択します。ディザスタリカバリの操作には、その他の手順とこのマニュアルで説明されていない情報が必要です。詳細情報を参照できます。

    『NetBackup トラブルシューティングガイド』

  11. [FIPS Compliance in NetBackup]画面で、NetBackup の FIPS モードを有効または無効にします。デフォルトでは、FIPS モードは無効になっています。

    FIPS を有効にすると、NetBackup インストーラとインストール以降の操作は FIPS モードで実行されます。NetBackup ドメインで FIPS モードを有効にする前に必要条件を確認してください。

    リモートインストール時に FIPS モードを有効にすると、NetBackup のインストールとインストール以降のリモートホストでの操作が FIPS 準拠モードで実行されます。

    クラスタサーバーのインストール時に FIPS モードを有効にすると、[NetBackup Remote Hosts]画面で追加されたノードで FIPS モードが有効になります。Windows インストーラを使用して既存のクラスタグループに新しいノードを追加する場合は、FIPS モードの設定値がクラスタグループ内の他のノードと一致していることを確認します。

    FIPS について詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。

    [Next]をクリックします。

  12. (該当する場合) この手順は、[Custom]のローカルインストールにのみ適用されます。[Typical]インストールの場合は、次の手順へスキップします。

    この手順では、、[Application Folder]、[NetBackup Port Numbers]、[NetBackup Services]を選択して構成する方法について記述します。

    • Application Folder

      この画面では、NetBackup ファイルがインストールされる場所を選択できます。

      Application Folder

      デフォルトでは、NetBackup ファイルは次の場所にインストールされます。

      C:\Program Files\VERITAS

      NetBackup のインストール先のフォルダを変更する方法

      • [Change]をクリックします。

      • 優先の場所を参照し、新規または既存のフォルダを指定します。

      • [Next]をクリックします。

      インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照できます。

      NetBackup インストールディレクトリの制限事項を参照してください。

      [Next]をクリックします。

    • NetBackup IT Analytics Data Collector

      (該当する場合) このオプションはプライマリサーバーにのみ適用されます。

      NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールについて確認するメッセージが表示されたら、インストールするかどうかを確認して、それに応じて続行します。インストールしないことを選択し、後で必要と判断した場合は、NetBackup のインストール完了後に NetBackup IT Analytics Data Collector をインストールできます。NetBackup IT Analytics Data Collector と、NetBackup のインストール完了後にこれを手動でインストールする方法について詳しくは次のページを参照してください。

      NetBackup IT Analytics Data Collector についてを参照してください。

      NetBackup IT Analytics Data Collector バイナリの手動によるインストールまたはアンインストールを参照してください。

    • Java GUI および JRE オプション

      (該当する場合) このオプションはメディアサーバーにのみ適用されます。

      指定できるオプションは次のとおりです。

      • [Include Java GUI and JRE]: 指定したコンピュータに Java GUI と JRE コンポーネントをインストールします。

      • [Exclude Java GUI and JRE]: 指定したコンピュータから Java GUI と JRE を除外します。

      • [Match Existing Configuration](リモートインストールのみ): Java GUI と JRE コンポーネントの現在の状態を保持します。Java GUI と JRE がある場合は、アップグレードされます。存在しない場合はアップグレードされません。初期インストールでこのオプションを指定すると、パッケージはインストールされません。

    • NetBackup Port Numbers

      構成に必要な場合は、この画面からポート番号を変更できます。

      NetBackup と他社製品が同じポートを共有しようとして競合が発生した場合、ポート番号の変更が必要になることがあります。また、ファイアウォールでセキュリティの問題を引き起こすポートの競合が発生している場合にも変更できます。

      ポート番号を変更するには、置き換えるポート番号を選択し、新しい番号を入力します。

      [Next]をクリックします。

    • NetBackup Services

      この画面で、次の NetBackup サービスの起動アカウントおよび起動の種類を指定します。

      Privileged Account Details

      [Local System account]または[Custom account]を指定します。

      デフォルトでは、[Local System account]が選択されるので、NetBackup は組み込みシステムアカウントを使います。このオプションを選択すると、その下のフィールドは無効になります。

      異なるアカウントを指定するには:

      • [Custom account]を選択します。

      • 次のフィールドにアカウント情報を入力します。

        Domain

        Username

        Password

      Non-Privileged Account Details

      (該当する場合) プライマリサーバーの場合のみ。

      先ほど指定した特権アカウントと同じアカウントまたはローカルサービスアカウントを指定します。

      特権のないサービスユーザーアカウントについて詳しくは、次を参照してください。https://www.veritas.com/docs/100048220

      Service Options

      このオプションは、NetBackup ホストを再起動する必要がある場合、NetBackup サービスが自動的に開始するかどうかを決定します。デフォルトは[Automatic]です。

      再起動後、NetBackup サービスを手動で開始するには、[Manual]を選択します。

      Start job-related NetBackup services after completion

      デフォルトでは、インストールが完了した後、ジョブに関連するサービスが自動的に開始するように設定されています。

      ジョブに関連するサービスが自動的に開始しないようにするには、ボックスをクリックしてチェックマークをはずします。

      Safe Abort Option

      このオプションは、インストールの一部として再起動が必要な場合、どのようにインストールを続行するかを判断します。

      このオプションを選択した場合、インストール処理で再起動が必要であると判断されると、インストールは停止します。システムは元の状態にロールバックされます。

      このオプションを選択しない場合、インストール処理で再起動が必要であると判断されても、インストールは続行します。

      [Next]をクリックします。

  13. [NetBackup Web Services]画面で、アカウントの種類とアカウントの詳細を指定します。

    What types of acccounts should we use?

    [Local]または[Domain (Active Directory)]を選択します。

    Web サーバーを、ローカルホストに存在するユーザーおよびグループアカウントに関連付ける場合は[Local]を選択します。

    Web サーバーを、信頼済みの Windows ドメインに存在するユーザーおよびグループアカウントに関連付ける場合は[Domain (Active Directory)]を選択します。

    What are the existing account details?

    次に示すように、情報を指定します。

    • [Domain]: アカウントの種類の選択を[Domain (Active Directory)]にする場合は、ユーザーおよびグループアカウントが属するドメインの名前を指定します。

    • [Group]: Web サーバーに関連付けるグループアカウントの名前を指定します。

    • [User]: Web サーバーに関連付けるユーザーアカウントの名前を指定します。セキュリティ上の理由により、ホストの管理者権限を持つユーザーアカウントを指定しないでください。

    • [Password]: [User]フィールドで指定されたユーザーアカウントのパスワードを指定します。

    メモ:

    インストール後は、NetBackup Web サーバーのユーザーアカウントを変更することはできません。インストール後に Web サーバーのアカウントを再構成することはできないため、このアカウントは削除しないでくさい。

    詳細情報を参照できます。

    Windows および Windows クラスタのインストール要件を参照してください。

  14. [NetBackup System Names]画面で、次の情報を入力します。

    Primary Server Name

    (該当する場合) ローカルプライマリサーバーインストールの場合は、ローカルコンピュータの名前を入力します。クラスタインストールの場合は、クラスタの仮想サーバー名を入力します。

    メディアサーバーのインストールの場合は、この名前を、そのメディアサーバーが構成されるプライマリサーバー名に変更する必要があります。

    Additional Servers

    このサーバーと通信する追加の NetBackup プライマリサーバーおよびメディアサーバーの名前を入力します。後で NetBackup をインストールするコンピュータの名前を含めます。

    複数の名前を入力するには、それぞれの名前をカンマで区切るか、それぞれの名前の後で Enter キーを押します。

    Media Server Name

    このフィールドはローカルの NetBackup Enterprise メディアサーバーのインストールの場合にのみ表示されます。

    メディアサーバーソフトウェアをインストールする場合、このフィールドはデフォルトでローカルサーバー名になります。

    [Next]をクリックします。

  15. 必要なコンピュータ名を指定すると、インストーラによってセキュリティ構成が判別されます。
    • 環境で外部認証局が使われていることをインストーラが検出すると、[External Certificate]画面が表示されます。手順 16 に進みます。

    • 環境で NetBackup 認証局が使われていることをインストーラが検出すると、[NetBackup Certificate]画面が表示されます。手順 17 に進みます。

  16. [External Certificate]画面で、外部認証局 (ECA) を構成する方法に基づいて、3 つのラジオボタンのいずれかを選択します。選択した方法に応じて、異なる情報を入力する必要があります。
    • [Use Windows certificate store]

      証明書の場所は、Certificate Store Name\Issuer Distinguished Name\Subject Distinguished Name のように入力する必要があります。

      メモ:

      証明書ストアを指定するときは、任意の名前に対して $hostname 変数を使用できます。実行時に $hostname 変数はローカルホストの名前を評価します。このオプションを使用すると、NetBackup ソフトウェアを多数のクライアントにプッシュインストールするときに柔軟性が高まります。

      あるいは、Windows 証明書の場所をカンマ区切りのリストで指定できます。たとえば、MyCertStore\IssuerName1\SubjectName, MyCertStore\IssuerName2\SubjectName2, MyCertStore4\IssuerName1\SubjectName5 のように指定できます。

      次に、表示されるラジオボタンから、証明書失効リスト (CRL) オプションを選択します。

      • [Use the CRL defined in the certificate]: 追加の情報は不要です。

      • [Use the CRL at the following path]: CRL のパスを入力するように求められます。

      • [Do not use a CRL]

    • [ファイルから証明書を使用する (Use certificate from a file)]

      このオプションを選択した後、次を指定します。

      • [Certificate file]: このフィールドには、証明書ファイルへのパスと証明書のファイル名を指定する必要があります。

      • [Trust store location]: このフィールドには、トラストストアへのパスとトラストストア名を指定する必要があります。

      • [Private key path]: このフィールドには、秘密鍵ファイルへのパスと秘密鍵のファイル名を指定する必要があります。

      • [Passphrase file]: このフィールドでは、パスフレーズファイルへのパスとパスフレーズのファイル名を指定する必要があります。このフィールドは必要に応じて指定します。

      • [CRL option]: お使いの環境の正しい CRL オプションを指定します。

        • [Use the CRL defined in the certificate]: 追加の情報は不要です。

        • [Use the CRL at the following path]: CRL のパスを入力するように求められます。

        • [Do not use a CRL]

    • [Proceed without security]

      潜在的な問題を一覧表示する警告メッセージが表示されます。現在のセキュリティ構成の状態に応じて、外部 CA 証明書が構成されるまで、NetBackup がバックアップやリストアを実行できない場合があります。

    [Next]をクリックして続行します。このプロセスの手順 21 に進みます。

  17. 続行を決定すると、インストーラは認証局の証明書の詳細をフェッチします。オプションとして、[Cancel]をクリックするとこの処理を中断できます。[Cancel]をクリックした場合は、インストールを再実行するか、必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります。必要なセキュリティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します。
  18. 認証局の指紋の入力を求められたら入力します。

    指紋情報を承認すると、インストーラは認証局の証明書の詳細を保存します。オプションとして、[Cancel]をクリックするとこの処理を中断できます。[Cancel]をクリックした場合は、インストールを再実行するか、必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります。必要なセキュリティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します。

  19. インストーラは認証局の証明書の保存後にホスト証明書をフェッチします。オプションとして、[Cancel]をクリックするとこの処理を中断できます。[Cancel]をクリックした場合は、インストールを再実行するか、必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります。必要なセキュリティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します。
  20. (該当する場合) [Security Token]画面でプロンプトが表示された場合は、セキュリティトークンを入力します。

    If you were issued a security token, enter it below.

    トークンの形式は大文字で 16 文字です。また、[Proceed without providing a security token]オプションを選択することもできます。このオプションを選択すると、次の警告が表示されます。

    In some environments, failure to provide a security token can result in failed backups. Contact your backup administrator if you have questions.

    オプションとして、セキュリティトークンを入力した後に[Cancel]をクリックするとホスト証明書の配備を中断できます。[Cancel]をクリックした場合は、インストールを再実行するか、必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります。必要なセキュリティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します。

  21. すべてのセキュリティ情報を入力すると、証明書の状態の画面が表示されます。問題がないことが画面に示された場合は、[Next]をクリックして続行します。[Security Certificate Status]画面に問題があることが示された場合は、[Back]をクリックして必要なセキュリティ情報を再入力します。

    このインストールがプッシュインストールである場合、または[Proceed without security]を選択した場合、このダイアログボックスはスキップされます。

  22. (該当する場合のみ) リモートインストールのみ

    [Veritas NetBackup Remote Hosts]画面で、NetBackup をインストールするホストを指定します。

    • Windows Destination Systems

      [Windows Destination Computers]を右クリックし、ドロップダウンメニューから選択するか、次の方式を使ってください。

      Browse

      NetBackup をインストールしたいホストのネットワークを検索するためにここをクリックします。

      • [Available Systems]ダイアログボックスで追加するコンピュータを選択し、[Next]をクリックします。

      • [Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスで、リモートコンピュータのインストールを実行するために使われるアカウントの[User Name]と[Password]を入力します。

      • 複数のリモートコンピュータにインストールする場合は、[Remember User Name and Password]の隣にあるボックスをクリックします。このオプションを選択すると、各リモートコンピュータにこの情報を入力する必要がなくなります。

      • [OK]をクリックします。

      • [Remote Destination Folder]ダイアログボックスで、NetBackup がインストールされる[Destination Folder]を確認または変更します。

        デフォルトでは、この場所は C:\Program Files\Veritas になります。

        複数のリモートコンピュータにインストールする場合、同じ場所を使うには、[Use this folder for subsequent systems]の隣にあるボックスをクリックします。このオプションを選択すると、各リモートコンピュータにこの場所を入力する必要がなくなります。

      Import

      ホスト名のリストを含んでいるテキストファイルをインポートするためにここをクリックします。テキストファイルを作成する場合、ホスト名は次の形式で定義する必要があります。

      Domain\ComputerName

      Add

      ホストを手動で追加するためにここをクリックします。

      • [Manual Remote Computer Selection]ダイアログボックスが表示されたら、[Domain]と[Computer Name]を入力し、[OK]をクリックします。

      • [Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスで、リモートコンピュータのインストールを実行するために使われるアカウントの[User Name]と[Password]を入力します。

        複数のリモートコンピュータに追加およびインストールする場合は、[Remember User Name and Password]の隣にあるボックスをクリックします。このオプションを選択すると、各リモートコンピュータにこの情報を入力する必要がなくなります。

      • [OK]をクリックします。

      • [Remote Destination Folder]ダイアログボックスで、NetBackup がインストールされる[Destination Folder]を確認または変更します。

        デフォルトでは、この場所は C:\Program Files\Veritas\ になります。

        複数のリモートコンピュータにインストールする場合、同じ場所を使うには、[Use this folder for subsequent systems]の隣にあるボックスをクリックします。このオプションを選択すると、各リモートコンピュータにこの場所を入力する必要がなくなります。

      • [OK]をクリックします。

      Remove

      [Destination Systems]リストからホストを削除するには、ホストを選択し、ここをクリックします。

      Change

      選択したリモートホストの NetBackup ファイルのインストールの宛先を変更するためにここをクリックします。

    • [Next]をクリックします。

  23. (該当する場合のみ) クラスタインストールのみ

    [NetBackup Remote Hosts]画面で、コンピュータに行うインストールのリモートシステム情報を指定します。

    • 初期画面で、[Browse]を右クリックします。

    • [Available Systems]ダイアログボックスで、追加するコンピュータを選択します。複数のコンピュータを選択する場合は、Ctrl キーを押しながらクリックします。

      [Next]をクリックします。

    • [Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスで、リモートシステム上の NetBackup で使用されるユーザー名、パスワードおよびドメインを入力します。

      さらにリモートコンピュータを追加する場合は、[Remember User Name and Password]の隣にあるチェックボックスをクリックします。

      クレデンシャルを指定したら、クラスタノードを選択し、[Windows Destination Systems]リストに追加します。NetBackup のリモートインストールは、これらのノードで実行されます。インストール先のシステムを選択する場合、ローカルホストも忘れずに選択してください。

      NetBackup では、システムを選択するたびに、システムの確認が実行されます。たとえば、次のように、サーバーインストール先のリモートシステムが、選択した種類と一致するかどうかが確認されます。

      • NetBackup がインストールされていない場合

      リモートシステムは確認済みと見なされます。

      • NetBackup がインストールされている場合

      そのシステム上のインストールの種類と要求しているインストールの種類が比較されます。

      • 無効な組み合わせの場合

      問題があることが通知され、そのシステムは選択できません。無効な組み合わせの例として、すでにプライマリサーバーになっているリモートシステムにリモート管理コンソールをインストールしようとしている場合があります。

      • リモートシステムがサポートされていないプラットフォームまたはレベルの場合

      問題があることが通知され、そのシステムは選択できません。

      また、インストール処理では、リモートシステムに対して適切な管理クレデンシャルが所有されていることも確認されます。管理クレデンシャルを所有していない場合は、[Enter Network Password]画面が表示され、管理者のユーザー名およびパスワードの入力を求められます。

      [OK]をクリックし、インストール先のシステムの選択を続けます。

    選択するノードごとに、この処理を繰り返します。ユーザー名およびパスワードは保持することができます。その場合、ユーザー名またはパスワードが無効な場合にのみ、そのユーザー名またはパスワードが求められるようになります。

    次に、クラスタ環境でのプッシュインストールに関連する注意事項を示します。

    • NetBackup は、複数のノードにインストールできます。ただし、クラスタのノード数に対する制限は、NetBackup ではなくクラスタサービスによって設定されます。

    • 言語パッケージおよびその他の NetBackup のアドオン製品は、プッシュ方式でインストールすることができません。アドオン製品は、クラスタグループのノードごとにインストールする必要があります。これらの製品のインストール方法については、各製品のマニュアルを参照してください。

    • インストールの開始時に入力したライセンスのみが他のノードにプッシュされます。ライセンスによってアドオン製品を使用できるようになります。アドオン製品がすでにインストールされているノードに NetBackup をプッシュインストールすると、ライセンスはその製品に対して機能します。

    [Next]をクリックします。

  24. (該当する場合のみ) クラスタインストールのみ

    [Cluster Settings]画面で、仮想ネットワーク情報および物理ネットワーク情報を指定します。

    メモ:

    インストール中に追加できる仮想 IP アドレスは 1 つだけです。仮想名が複数の IP アドレスに解決できる場合は、インストール後に bpclusterutil -addIP オプションを使用して複数の IP アドレスを追加できます。bpclusterutil コマンドについての詳細情報を参照できます。

    『NetBackup コマンドリファレンスガイド』

    新規インストールの場合、入力する次の構成設定がすべてのノードに適用されます。

    Create a new Cluster Group

    新しいクラスタをインストールする場合は、このオプションを選択します。

    IPv4 Clusters

    デフォルトのクラスタ設定は IPv4 です。

    次のアドレスを入力します。

    • Virtual IPv4 Address

      仮想サーバー名の解決結果となるべき IP アドレス。

      新しいクラスタインストールの場合は、アドレスを手動で入力してください。

    • IPv4 Subnet Mask

      サブネットワークを識別し、ローカルエリアネットワークで IP アドレスを共有できるようにするために使用されます。この数値は、クラスタの仮想 IP アドレスに直接関連付けられています。

    IPv6 Clusters

    IPv6 クラスタを有効にするためには、このオプションを選択します。

    次の IP アドレスを入力します。

    • Virtual IPv6 Address

      IPv6 アドレスは CIDR 形式で入力する必要があります。

    NB Cluster Group Name

    NetBackup のサービスグループまたはリソースグループを識別するための名前。リソースグループ内のリソースは、依存関係を持ちます。

    Virtual Host Name

    クラスタで認識される NetBackup の名前。

    クライアントソフトウェアをインストールするとき、このホスト名は[NetBackup System Names]画面の[Additional Servers]フィールドに追加する必要があります。

    この名前は、クライアントノードへの通信時にサーバーによって使用されます。

    Path to Shared Data

    クラスタ内のいずれかの共有ディスク上にある、NetBackup の構成情報が格納されるディレクトリ。ディスク (またはドライブ) を示す文字がプルダウンリストに表示されない場合は、その文字を入力します。

    Public Network

    NetBackup のクラスタ環境では、クラスタのノードに割り当てられているパブリックネットワークを選択します。

    警告:

    このクラスタに割り当てられているプライベートネットワークは選択しないでください。

    Cluster Configuration

    すべてのパラメータを設定した後で、このアイコンをクリックして NetBackup で使えるようにクラスタを設定します。[Next]アイコンはクラスタを正常に構成するまで利用できません。

    テキストボックスは構成について次の情報を提供します。

    • 既存のクラスタまたは NetBackup クラスタグループを識別します。

    • 正常に構成されたことを示します。

    • 構成中に起きた問題かエラー (構成エラー) を識別します。

    メモ:

    新しいインストールのクラスタ構成が正しく行われた後に[Cancel]をクリックすると、ポップアップメッセージが表示されます。このメッセージは取り消しを続行するかどうかを尋ねます。インストールを取り消し、新しいクラスタグループを削除するには、[Yes]をクリックします。インストールを続行し、新しいクラスタグループを保持するには、[No]をクリックし、次に[Next]をクリックします。

    クラスタ構成が失敗した場合に問題を解決する方法について詳しくは、『NetBackup プライマリサーバーのクラスタ化管理者ガイド』を参照してください。

    クラスタ構成が正常に行われたことを示すメッセージが表示されたら、[Next]をクリックします。

  25. [Ready to Install the Program]画面で、前の手順で選択した内容を示す[Install Summary]を確認します。

    メモ:

    Veritas あらゆる警告メッセージの概略画面を確認することをお勧めします。インストールを続行する前に問題を解決すれば、インストールおよびアップグレードの問題を防ぐことができます。

    次のオプションから 1 つ選択します。

    • インストールを開始するには、[Install]をクリックします。

    • 前の画面を表示して変更するには[Back]をクリックし、その後、この画面に戻って[Install]をクリックします。

    • インストールをキャンセルするには、[Cancel]をクリックします。

    [Install]をクリックすると、インストール処理が開始され、インストールの進捗状況を示す画面が表示されます。この処理には数分かかる場合があります。

    リモートインストールやクラスタインストールの場合、最大 5 つのインストールが同時に起きます。1 つのインストールが完了すると別のインストールが開始し、最大 5 つのインストールが進行中となります。

  26. [Install Complete]画面で、次のオプションから選択します。

    View installation log file

    インストールログファイルは、詳しいインストール情報を提供し、エラーが起きたかどうかを表示します。このログには、Java GUI と JRE のオプションインストールについての情報が含まれています。

    次の場所にあるインストールログを確認します。

    %ALLUSERSPROFILE%\Veritas\​NetBackup\InstallLogs\

    メモ:

    複数のコンピュータにリモートインストールまたはクラスタインストールを実行する場合、このオプションでは、ローカルコンピュータのログのみを表示できます。インストールのために選択した各コンピュータにそれぞれのインストールログファイルが含まれています。リモートコンピュータのログファイルを表示するためには、Windows エクスプローラのウィンドウを開き、\\<COMPUTERNAME> と入力します。

    インストールログを検索し、次のエラーが表示されているかどうかを確認します。

    • Return Value 3 を含む文字列。

    • 次のように色分けされている重大なログメッセージ:

      黄色 = 警告。

      赤 = エラー。

    Finish

    次のいずれかを選択してインストールを完了します。

    • すべてのサーバーのソフトウェアをインストールしたら、[Launch NetBackup Web UI now]の横にあるチェックボックスにチェックマークを付けて[Finish]をクリックします。

      NetBackup Web UI によって構成ウィザードが起動し、NetBackup 環境を構成できるようになります。

    • インストールするサーバーソフトウェアが他にもある場合は、[Finish]をクリックします。

      次のコンピュータに移動して、必要なサーバーソフトウェアをインストールできます。

  27. (該当する場合) クラスタ化された NetBackup プライマリサーバーで、非アクティブノードに認証局の証明書とホストの証明書をコピーする必要があります。詳細情報を参照できます。

    クラスタ化されたプライマリサーバーの非アクティブノードで証明書を生成するを参照してください。

    プライマリサーバーのディザスタリカバリを実行した場合は、最初にトークンを生成し、非アクティブノードのそれぞれにトークンをコピーする必要があります。ディザスタリカバリの処理方法について詳しくは、次を参照してください。

    『NetBackup トラブルシューティングガイド』

  28. (該当する場合) Tomcat Web サーバーの設定をカスタマイズする予定の場合は、それらの設定がアップグレード後も維持されるかどうかを確認します。詳細情報を参照できます。

    維持される Java Virtual Machine のオプションを参照してください。

  29. 他のすべてのサーバーでこの手順のステップを繰り返します。
  30. すべてのサーバーソフトウェアをインストールすると、クライアントソフトウェアをインストールできるようになります。

    NetBackup クライアントのインストールについてを参照してください。

    NetBackup クラスタ環境のインストール後の作業を参照してください。

    Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認を参照してください。