Enterprise Vault™ Compliance Accelerator レビューアガイド
- Compliance Accelerator の概要
- Veritas Surveillance の概要
- レポートの作成と表示
- 拡張レポート
- OData Web サービスを介したレポートへのアクセス
Veritas Surveillance により実行される日常の運用
このセクションでは、Veritas Surveillance 管理者およびレビューアによって日常的に実行される操作を示します。次のリンクにアクセスして、以下のワークフローについて詳しく理解します。
ダッシュボードでの統計の監視
ユーザーは、最近レビューした部門の状態の概略を表示したり、部門の固定または固定解除を行って、レビュー状態の監視、固定した部門の順序の変更、エスカレーションされたアイテムと検索およびエクスポートの概要へのアクセスを行うことができます。
従業員と従業員グループの管理
ユーザーは、個々の従業員プロファイルと従業員グループを作成および編集できます。
部門の管理
ユーザーは、既存の部門の検索、新しい部門の作成、既存の部門の他の部門への移動、部門の削除を実行できます。さらに、ユーザーは、監視対象の従業員とグループの監視、監視ポリシー、部門の詳細、監視ポリシーの詳細の編集、例外従業員の管理、従業員への例外状態の指定、例外レビューアの割り当て、例外状態とレビューアの削除、監視する部門の有効化または無効化を行うことができます。
部門ユーザーの管理 (設定)
ユーザーは、部門への個人の割り当て、部門からのユーザーの削除、ユーザーの新しい役割の追加、役割の削除、部門内のユーザーの役割の割り当ての管理を行うことができます。
部門およびアプリケーションレベルの検索の管理
ユーザーは、有効な検索のガイドラインに従って、部門レベルの検索の作成と実行、検索の一時停止と再開、アーカイブの検索の詳細のダウンロード、スケジュール設定された検索の無効化、検索結果のプレビュー、検索結果の受け入れと拒否、検索の再送信を必要に応じて実行できます。
検索スケジュールの管理
ユーザーは、1 回の検索スケジュールと繰り返し実行スケジュールの両方を含む新しい検索スケジュールを設定できます。さらに、必要に応じて既存の検索スケジュールを編集および削除できます。
部門およびアプリケーションレベルのホットワードとホットワードセットの管理
ユーザーは新しいホットワードとホットワードセットを作成し、既存のホットワードセットを修正し、不要になったホットワードセットを削除できます。
部門およびアプリケーションレベルのアーカイブの管理
ユーザーは、Veritas Surveillance がアイテムの検索に使う Enterprise Vault アーカイブをカスタマイズ (含める、除外) できます。ユーザーは、各部門に検索可能なアーカイブを設定し、ルーチン同期以外にもこれらのアーカイブを手動で同期できます。
部門およびアプリケーションレベルのラベルの管理
ユーザーは、新しいラベルの作成、既存のラベルの変更、使用の有効化、不要になったラベルの無効化を行うことができます。
部門およびアプリケーションレベルのレビューコメントの管理
ユーザーは新しいレビューコメントを追加し、既存のレビューコメントを修正し、不要になったレビューコメントを削除できます。
ユーザー、役割、権限の管理
ユーザーは、事前定義済みの役割と権限を利用し、個々のユーザーと従業員グループの両方に新しい役割を追加し、ユーザーの役割と権限を編集し、ユーザー役割を削除し、ユーザーと従業員グループに役割を割り当て、ユーザーが検索にホットワードを使用するのを制限し、割り当てられたユーザー役割を削除できます。
エクスポートの管理
アイテムをオフラインでレビューしたり、第三者に証拠として提示したりする場合、Veritas Surveillance からレビューアイテムをエクスポートできます。
レビューの管理
ユーザーはアイテム一覧ペインの列を並べ替えて、優先設定に基づいて表示をカスタマイズできます。
必要なファセットを選択することでアイテムをフィルタ処理できるため、特定のコンテンツに焦点を当てることが容易になります。オーディオ/ビデオトランスクリプトタイプのアイテムのレビュー、および包括的な分析のためのタグとホットワード統計情報のチェックが効率的になります。
ユーザーは、機械学習を目的としてテキストを柔軟に追加または削除でき、アイテムにレビュー状態をシームレスに割り当てることができます。さらに、ユーザーは、コンテンツメッセージとコラボレーションメッセージ内のホットワードハイライト、およびコラボレーションメッセージ内のタグのハイライトとタグを表示できます。
このプラットフォームでは、必要に応じて、コンテンツ全体を新しいウィンドウで開き、アイテムにコメントを追加し、レビューアイテムをエスカレーションできます。アイテムの履歴を簡単にレビューでき、ユーザーはアイテムの印刷、ダウンロード、添付ファイルのオプションを設定できます。
最も重要なのは、レビューされたコンテンツを包括的に理解するために、インテリジェントなレビューの詳細にアクセスできることです。
レポートの管理
SSRS レポートのサポートは廃止されましたが、ユーザーは以前の SSRS レポートにアクセスできます。さらに、ユーザーはさまざまな API を使用して OData レポートといくつかの拡張レポートにアクセスできます。
監査設定の管理
ユーザーは拡張監査機能の設定を制御できます。ただし、これが可能なのは監査機能がシステムで設定され、有効になっている場合です。
監査ビューアの操作
拡張監査機能を設定し、ユーザーに対してアクティブ化すると、[監査設定]で選択されたモジュールに対して特定の操作や修正が行われたときに、そのユーザーの監査レコードが監査サーバーに伝送されます。
ログ記録には、Veritas Surveillance、Compliance Accelerator、またはその両方で行われた変更が含まれます。監査ビューアでは、アプリケーション、部門、フォルダごとのさまざまなモジュールや操作の監査レコードを検索してエクスポートできます。