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NetBackup™ for Kubernetes 管理者ガイド
Last Published:
2025-04-24
Product(s):
NetBackup (11.0)
- NetBackup for Kubernetes の概要
- NetBackup Kubernetes Operator の配備と構成
- NetBackup Kubernetes Operator を配備するための前提条件
- NetBackup Kubernetes Operator でのサービスパッケージの配備
- Kubernetes Operator の配備のためのポート要件
- NetBackup Kubernetes Operator のアップグレード
- NetBackup Kubernetes Operator の削除
- NetBackup Kubernetes データムーバーの構成
- Kubernetes 用の NetBackup 保護の自動構成
- Kubernetes 作業負荷のカスタマイズ
- 短縮名の付いた NetBackup サーバーのトラブルシューティング
- datamover ポッドのスケジュールメカニズムのサポート
- アクセラレータストレージクラスの検証
- NetBackup Kubernetes Operator での証明書の配備
- Kubernetes 資産の管理
- Kubernetes インテリジェントグループの管理
- Kubernetes 資産の保護
- イメージグループの管理
- NetBackup でのランチャ管理クラスタの保護
- Kubernetes 資産のリカバリ
- 増分バックアップとリストアについて
- アクセラレータベースのバックアップの有効化
- Kubernetes での FIPS モードの有効化
- Kubernetes の問題のトラブルシューティング
- プライマリサーバーのアップグレード時のエラー: NBCheck が失敗する
- 古いイメージのリストア時のエラー: 操作が失敗する
- 永続ボリュームのリカバリ API でのエラー
- リストア中のエラー: ジョブの最終状態で一部が失敗していると表示される
- 同じ名前空間でのリストア時のエラー
- datamover ポッドが Kubernetes のリソース制限を超過
- リストア時のエラー: 高負荷のクラスタでジョブが失敗する
- 特定のクラスタ用に作成されたカスタムの Kubernetes の役割でジョブを表示できない
- OperatorHub からインストールされたアプリケーションのリストア時に、選択されていない空の PVC が Openshift によって作成される
- Kubernetes ノードで PID の制限を超えると NetBackup Kubernetes Operator が応答しなくなる
- NetBackup Kubernetes 10.1 におけるクラスタの編集中のエラー
- サイズの大きい PVC のバックアップまたはリストアが失敗する
- 名前空間ファイルモードの PVC を別のファイルシステムにリストアすると部分的に失敗する
- バックアップコピーからのリストアがイメージの不整合エラーで失敗する
- NetBackup プライマリサーバー、メディアサーバー、Kubernetes サーバー間の接続性チェック
- トラックログに利用可能な領域がない場合のアクセラレータバックアップ中のエラー
- トラックログ PVC の作成エラーによるアクセラレータバックアップ中のエラー
- 無効なアクセラレータストレージクラスによるアクセラレータバックアップ中のエラー
- トラックログポッドの起動中に発生したエラー
- トラックログ PVC 操作のためのデータムーバーインスタンスの設定に失敗する
- configmap からトラックログのストレージクラスを読み取る際のエラー
datamover プロパティのカスタマイズ
キーと値のペアをバックアップサーバー固有の configmap に渡すことによって、datamover プロパティをカスタマイズできます。
表: datamover のプロパティ
キー名 | 指定可能な値 |
|---|---|
VXMS_VERBOSE | 範囲: [0,99] |
VERBOSE | 範囲: [0,5] |
DTE_CLIENT_MODE |
|
USE_CTIME_FOR_INCREMENTALS | YES / NO |
USE_CTIME_FOR_DIRECTORY_INCRS | YES / NO |
DO_NOT_RESET_FILE_ACCESS_TIME | YES / NO |
メモ:
NetBackup クライアントでサポートされているその他の構成設定は、datamover configmap の datamover.properties キーの下に追加することで、データムーバー用に設定できます。これらの構成は、データムーバー内の bp.conf ファイルに追加されます。
configmap を更新するには、次のようにキーと値のペアを追加します。
apiVersion: v1
data:
datamover.properties: |
image=reg.domain.com/datamover/image:latest
VERBOSE=5
DTE_CLIENT_MODE=OFF
VXMS_VERBOSE=5
version: "1"
kind: ConfigMap
metadata:
name: backupserver.sample.domain.com
namespace: kops-nsNetBackup 10.5 以降では、TLS 1.3 プロトコルがサポートされます。NetBackup 10.5 以降のバージョンでは、次のように安全な通信ワークフローでデフォルトで TLS 1.3 プロトコルを使用します。
セキュアプロキシ
DTE (移動中のデータの暗号化)
外部 KMS サーバー
AD/LDAP サーバー
MSDP
cURL を使用した HTTPS 通信
TLS 関連のプロパティを構成するには、この構成マップで必要な設定を更新できます。TLS 設定について詳しくは、この記事を参照してください。