API とコマンドラインのオプションを使用した RHV VM の管理、保護、リカバリ
このトピックでは、Red Hat Virtualization 仮想マシンの保護やリカバリに使用する API とコマンドラインオプションを示します。ここでは、重要な変数とオプションのみを説明しています。
API とコマンドラインについて詳しくは、次の情報を参照してください。
Red Hat Virtualization マネージャのクレデンシャルの追加
表: Red Hat Virtualization マネージャのクレデンシャルの追加
API またはコマンドラインオプション
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重要な変数とオプション
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POST
/netbackup/config/servers/vmservers
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tpconfig コマンド
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Red Hat Virtualization マネージャのクレデンシャルの検証
表: Red Hat Virtualization マネージャのクレデンシャルの検証
API またはコマンドラインオプション
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重要な変数とオプション
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POST
/netbackup/config/servers/vmservers/
{serverName}/validate-credential
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Red Hat Virtualization VM バックアップポリシーの作成
表: Red Hat Virtualization VM バックアップポリシーの作成
API またはコマンドラインオプション
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重要な変数とオプション
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POST
/netbackup/config/policies/
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policyType が Hypervisor である backuphost はホワイトリストに載っている Windows または Linux のホストです。 VM UUID を使用して VM のバックアップを作成するには、 snapshotMethodArgs に次の値を指定できます。 application_consistent=1
Virtual_machine_backup=1
vm_identifier=GUID (catalog uses VM UUID)
file_system_optimization=1
exclude_swap=1 vm_identifier=[GUID:VM GUID] はプライマリ VM 識別子です。 サポートされる値は、DISPLAYNAME と GUID です。 backupSelections > selections で、"rhv:/?filter=Displayname Contains <name_filter>" の形式のフィルタオプションを使用して、特定の名前の Red Hat Virtualization VM をフィルタ処理します。 Displayname を除いて、インテリジェント VM グループに対して指定されるその他のフィルタ基準を使用できます。
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admincmd コマンド
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bpplclients -add <discoveryhost> Hypervisor Hypervisor の Hypervisor 検出ホストはホワイトリストに載っている Windows または Linux のホストです。 bpplinfo のポリシー形式 (-pt) は Hypervisor です。 bpplinclude で、"rhv:/?filter=Displayname Contains <name_filter>" の形式のフィルタオプションを使用して、特定の名前の Red Hat Virtualization VM をフィルタ処理します。 bpplinfo で、 最適化バックアップでは以下を使用できます。 file_system_optimization=1
exclude_swap=1
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ポリシーを作成した後、ポリシーのスケジュールの作成やポリシーのバックアップのトリガなど、その他のコマンドは同じままです。コマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
元の場所での Red Hat Virtualization VM のリストア
表: 元の場所での Red Hat Virtualization VM のリストア
API またはコマンドラインオプション
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重要な変数とオプション
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POST
/netbackup/recovery/workloads/rhv/
scenarios/full-vm/recover
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client は保護される VM の VM 識別子です。VM 識別子は VM UUID です。 recoveryHost はホワイトリストに載っている Windows または Linux のホストです。 次の値を設定します。 defaultVmDiskProvisioning
powerOnAfterRecovery
overwriteExistingVm
removeNetworkInterfaces
retainVmGuid
removeTagAssociations
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bprestore コマンド
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vmproxy はホワイトリストに載っている Windows または Linux のバックアップホストです。 vmserver は、Red Hat Virtualization マネージャの名前です。 vmhypervisor は、Hypervisor ポリシー形式からのリストアを指定します。 次の値を使用して VM の構成を変更します。 vmst: VM のタグを削除します。 vmpoweron: VM のリストア後に VM を起動します。 vmsn: VM のネットワークインターフェースを削除します。 vmid: VM の元の VM UUID を保持します。また、-K オプションを使用しても、同じ UUID を持つ既存の VM を上書きせずに保持できます。 thickdisk: シック形式でリストアされた仮想ディスクを構成します。仮想ディスク容量はディスクが作成されるときに割り当て済みです。 thindisk: シン形式でリストアされた仮想ディスクを構成します。データが入力されたブロックはリストアされますが、空のブロックの初期化またはコミットは行われません。
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代替の場所への Red Hat Virtualization VM のリストア
表: 代替の場所への Red Hat Virtualization VM のリストア
API またはコマンドラインオプション
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重要な変数とオプション
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POST
/netbackup/recovery/workloads/rhv/
scenarios/full-vm/recover
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client は保護される VM の名前です。VM 名には、表示名 (displayName) と UUID のいずれかを使用できます。 rhvServer は、代替の Red Hat Virtualization マネージャの名前です。 recoveryHost はホワイトリストに載っている Windows または Linux のホストです。 vmhypervisor は、Hypervisor ポリシー形式からのリストアを指定します。 次の値を設定します。 defaultVmDiskProvisioning
powerOnAfterRecovery
overwriteExistingVm
removeNetworkInterfaces
retainVmGuid
removeTagAssociations
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bprestore コマンド
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vmproxy はホワイトリストに載っている Windows または Linux のバックアップホストです。 vmserver は、Red Hat Virtualization マネージャの名前です。 次の値を使用して VM の構成を変更します。 vmst: VM のタグを削除します。 vmpoweron: VM のリストア後に VM を起動します。 vmsn: VM のネットワークインターフェースを削除します。 vmid: VM の元の VM UUID を保持します。また、-K オプションを使用しても、同じ UUID を持つ既存の VM を上書きせずに保持できます。
-R オプションで rename ファイルのパスを定義します。rename ファイルは、VM を代替の場所にリカバリしたり VM の構成を変更したりするために使用します。 rename ファイルの例: change vmname to new_vm_name
change /storage_domain_1/disk1_UUID
to /storage_domain_2/
change /storage_domain_1/disk2_UUID
to /storage_domain_2/
change cluster to new_cluster_name
Windows NetBackup ホストでは、rename ファイルエントリの最後に空の行を追加する必要があります。
rename ファイルに関する追加情報を参照してください。
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