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Cluster Server 8.0.2 Agent for Oracle インストールおよび設定ガイド - Linux
Last Published:
2023-07-18
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (8.0.2)
Platform: Linux
- Cluster Server Agent for Oracle の導入
- エージェントが Oracle の高可用性を保証するしくみ
- Oracle 用 Cluster Server エージェントの機能について
- Oracle エージェント関数
- Oracle エージェントによる診断監視のサポートのしくみ
- ASMInst エージェントの機能
- Oracle エージェント関数
- Oracle のインストールと設定
- Oracle のインストールのための VCS の必要条件について
- VCS のための Oracle インストールタスクについて
- VCS 環境での ASM バイナリのインストール
- クラスタの最初のノードでの Oracle ASM の設定
- クラスタの最初のノードへの Oracle バイナリのインストール
- Oracle 用エージェントのインストールと削除
- Oracle 用 VCS サービスグループの設定
- Veritas High Availability 設定ウィザードを使った Oracle 用 VCS サービスグループの設定
- Oracle 用 VCS サービスグループの管理
- プラグ可能データベース (PDB) の移行
- Cluster Server Agent for Oracle のトラブルシューティング
- 付録 A. リソースタイプの定義
- 付録 B. 設定例
- 付録 C. ベストプラクティス
- 付録 D. Oracle の VCS クラスタ での SPFILE の使用
- 付録 E. 単一インスタンスのデータベース環境での OHASD
ASM の自動起動の無効化
ocssd.bin
プロセスが起動すると、ASM インスタンスが自動的に起動します。これは、ASMInst リソースがフェールオーバーサービスグループの一部として設定されている場合に、同時性違反の問題を引き起こす可能性があります。たとえば、あるノードが何らかの理由で停止または再起動し、このノード上のすべてのリソースが 2 番目のノードでオンラインになるとします。再起動後、ohasd
プロセスは ocssd.bin
プロセスを自動的に起動します。その結果、最初のノードで ASM インスタンスが自動的に起動し、これが同時性違反につながります。この問題を解決するため、Veritas は ASM の自動起動を無効にすることをお勧めします。
クラスタのノードごとに、次のコマンドを実行します。
# $GRID_HOME/bin/srvctl disable asm