NetBackup™ for MongoDB 管理者ガイド
- NetBackup を使用した MongoDB の保護の概要
- MongoDB Plug-in for NetBackup の前提条件の検証
- NetBackup for MongoDB の構成
- NetBackup を使用した MongoDB のバックアップ
- NetBackup を使用した MongoDB データのリストアまたはリカバリ
- トラブルシューティング
- 付録 A. 追加情報
MongoDB プラグイン構成の前提条件
NetBackup を MongoDB 用に構成するには、次の点を考慮してください。
前提条件:
vxupdate_nb_version SJA
の一部である MongoDB シンクライアントパッケージを NetBackup プライマリサーバーのパッケージリポジトリに追加します。メモ:
必要なパッケージは、バックアップホストの NetBackup バージョンおよび MongoDB ホストのオペレーティングシステムと対応している必要があります。
パッケージを追加するには、NetBackup プライマリサーバー上で nbrepo コマンドを実行します。
./nbrepo -add vxupdate_nb_version_suse_x64.sja
./nbrepo -add vxupdate_nb_version_redhat_x64.sja
./nbrepo -add vxupdate_nbclient_version_redhat_zseries.sja
CentOS オペレーティングシステムを搭載した MongoDB ホストの場合は、バックアップホストの NetBackup バージョンの Linux RHEL VxUpdate パッケージを NetBackup プライマリサーバーのパッケージリポジトリに追加します。
メモ:
パッケージが追加されていない場合、MongoDB バックアップはエラー 6729「パッケージリポジトリからシンクライアントをダウンロードできません。(Unable to download the thin client from the package repository.)」で失敗することがあります。
バックアップホスト、メディアサーバー、プライマリサーバーのホスト名に、一貫性がある表記規則を使用します。たとえば、MongoDB.veritas.com というホスト名 (FQDN 形式) を使用している場合は、特に tpconfig コマンドの実行中、他のすべての場所で同じ形式を使用します。
バックアップホストがすべての MongoDB ノードと通信できることを確認します。
MongoDB ホストの mongod インスタンスの構成ファイルにある
bindIp
設定の値が0.0.0.0
であることを確認します。
ベストプラクティス:
MongoDB クラスタのすべてのノードのエントリを、すべてのバックアップホスト上の
/etc/hosts
ファイルに追加します。FQDN 形式でホスト名を追加する必要があります。または
/etc/resolv.conf
ファイルに適切な DNS エントリを追加します。