NetBackup IT Analytics Data Collector に関する注意事項とトラブルシューティング
- Data Collector のトラブルシューティング
- データコレクタの接続の問題の解決 - Linux 固有
- データコレクタの接続の問題の解決 - Windows 固有
- ポータルのアップグレードにおけるパフォーマンスの問題
- Data Collector の構成の確認
- 接続の検証
- Web プロキシの更新の構成
- Veritas Backup Exec の欠落したイベントの収集
- Veritas Backup Exec が SQL Server に接続するための ODBC による JDBC の置換
- 容量に関する便利なデータ収集スクリプト
- ホストリソースのトラブルシューティング
- ホストリソース: WMI プロキシサーバーの状態の確認
- ホストリソース: インストール後の検証
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルを使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- ホストリソース: リモートサーバーでのコマンド実行の確認
- ホストリソースのデータ収集
- ホストリソース: スタンドアロンモードでの収集
- SSH のパラメータの構成
- Windows ファイルシステムアクセスエラーの識別 (File Analytics)
- リモート共有からの収集 (File Analytics)
- Java キーストアへの証明書の追加
- Data Collector ユーティリティのデフォルトの Java ヒープメモリ (XMX) 値の上書き
- ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
- ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS 環境への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
- メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
誤って削除した aptare.ks ファイルのリカバリ
aptare.ks を削除すると、aptare_message_relay_keystore.properties に格納されている鍵を暗号化または復号できなくなります。ここでは、誤って削除したキーストア (aptare.ks) ファイルをリカバリする手順を示します。
キーストアファイルをリカバリするには
- Data Collector システムにログインし、インストールパス
/Aptare/mbs/confに移動します。 /Aptare/mbs/conf内で次のファイルを特定します。aptare_message_relay_certificate.pemaptare_message_relay_keystore.ksaptare_message_relay_keystore.properties
- Data Collector システムで APTARE エージェントサービスを停止します。
Windows システムでは、サービスコンソールからサービスを停止できます。Unix では ./aptareagent stop コマンドを使用できます。
/Aptare/mbs/confから次のファイルを削除します。aptare_message_relay_certificate.pemaptare_message_relay_keystore.ksaptare_message_relay_keystore.properties
- NetBackup IT Analytics ポータルにログインして、新しいキーストアファイルを生成します。
証明書が変更されたため、ポータルでは次の通知が表示されます。
Data Collector SSL certificate has not been downloaded for collector(s): <data_collector_name>.
- [管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]の順に移動し、ポリシーを表示するコレクタ名をクリックします。
- コレクタをダブルクリックして、[コレクタの編集 (Edit Collectors)]ウィンドウを開きます。
- [パスコード (Passcode)]の値をコピーし、後で使用するために保存します。
- [鍵の生成 (Generate Key)]をクリックして、鍵ファイルをダウンロードします。
- Data Collector システムの
/Aptare/mbs/confフォルダに鍵ファイルをコピーします。ファイル名がポータルの Data Collector のファイルと同じであることを確認します。 - Data Collector システムで、
/Aptare/mbs/confの collector.properties ファイルを開き、[コレクタの編集 (Edit Collector)]ウィンドウからコピーした[パスコード (Passcode)]の値で COLLECTOR_PASSWORD 値を置き換えます。 collector.propertiesファイルを保存して、APTARE エージェントサービスを開始します。サービスの開始後:
/Aptare/mbs/conf内に、新しい鍵ファイルを使用する新しいaptare.ksが生成されます。. しばらくすると、
aptare_message_relay_certificate.pem、aptare_message_relay_keystore.ks、aptare_message_relay_keystore.propertiesファイルが生成されます。証明書が変更されたため、ポータルでは次の通知が表示されます。
Data Collector SSL certificate has not been downloaded for collector(s): <data_collector_name>.
- NetBackup IT Analytics ポータルで、[管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]の順に移動し、ポリシーを表示するコレクタ名をクリックします。
- SSL 証明書をダウンロードする必要があるポリシー名をダブルクリックします。ポリシーの構成ウィンドウが表示されます。
- [SSL 証明書のダウンロード (Download SSL Certificate)]をクリックします。証明書がシステムにダウンロードされます。
- 証明書をデータセンダーのトラストストアにコピーします。