NetBackup Web UI セキュリティ管理者ガイド
RBAC の構成
NetBackup Web UI の役割に基づくアクセス制御を構成するには、次の手順を実行します。
表:
手順 |
処理 |
説明 |
---|---|---|
1 |
すべての Active Directory または LDAP ドメインを構成します。 |
ドメインユーザーを追加するには、NetBackup で Active Directory または LDAP ドメインを認証する必要があります。 vssat コマンドを使用して、環境内のドメインを構成します。『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』の、NetBackup での AD ドメインまたは LDAP ドメインの追加に関するトピックを参照してください。 |
2 |
RBAC の役割を確認します。 |
NetBackup には、システム管理者、バックアップ管理者、作業負荷管理者の 3 つのデフォルトの役割があります。これらの役割のアクセス権を確認して、どの役割がユーザーに適しているかを判断します。 NetBackup のデフォルトの RBAC の役割を参照してください。 必要な場合は、アクセス権のカスタムのセットを使用して、カスタムの役割を作成できます。 カスタムロールの追加を参照してください。 |
3 |
オブジェクトグループを追加します。 |
資産をオブジェクトグループに編成します。 オブジェクトグループの追加を参照してください。 |
4 |
アクセスルールを通じて、ユーザーにアクセス権を付与します。 |
ユーザー、ユーザーに付与された役割、アクセスできるオブジェクトグループを含めてアクセスルールを作成します。ユーザーに複数のアクセスルールを作成できます。これは、ユーザーが複数の RBAC の役割を持ち、複数のオブジェクトグループへのアクセス権を持てることを意味します。 アクセスルールを使用したユーザーに対するアクセス権の追加を参照してください。 |