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Veritas InfoScale™ 7.3.1 仮想化ガイド- Solaris
Last Published:
2018-01-21
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 第 I 部 Solaris 仮想化で使われる Veritas InfoScale Solutions の概要
- 第 II 部 ゾーンとプロジェクト
- Storage Foundation and High Availability Solutions による Solaris ゾーンのサポート
- ゾーンでの VCS のサポートについて
- ゾーンへの VCS の設定
- ゾーンに VCS を設定する際の前提条件
- ゾーンルートの場所の決定
- アプリケーション用のサービスグループの設定
- 非グローバルゾーンへの VxVM ボリュームのエクスポート
- ゾーン環境での Oracle RAC の SF Oracle RAC サポートについて
- Storage Foundation での非グローバルゾーンサポートに関するソフトウェア制限
- Storage Foundation and High Availability Solutions による Solaris プロジェクトのサポート
- Storage Foundation and High Availability Solutions による Solaris ゾーンのサポート
- 第 III 部 Oracle VM Server for SPARC
- Storage Foundation and High Availability Solutions による Oracle VM Server for SPARC(論理ドメイン)のサポート
- Oracle VM Server for SPARC 配備モデル
- Oracle VM server for SPARC に Storage Foundation High Availability ソリューションを配備することの利点
- 機能
- 分割 Storage Foundation スタックモデル
- ゲストベース Storage Foundation スタックモデル
- 階層化 Storage Foundation スタックモデル
- システム必要条件
- Oracle VM Server for SPARC 環境での Storage Foundation のインストール
- ゲストドメインのストレージのプロビジョニング
- ソフトウェアの制限事項
- 既知の問題
- Oracle VM Server for SPARC 環境で複数ノードの CVM を使用するための Cluster Server サポート
- VCS: Oracle VM Server for SPARC を高可用性用に設定する
- Oracle VM Server for SPARC 環境の VCS について
- Oracle VM Server for SPARC 環境での Cluster Server の設定モデル
- VCS 環境の Oracle VM Server for SPARC ゲストドメインの移行
- ライブ移行の概要
- 複数の I/O ドメインを使用した VCS for Oracle VM Server for SPARC の設定について
- 複数の I/O ドメインからのサービスを使って論理ドメインを管理するための VCS の設定
- ストレージサービスの設定
- 複数の I/O ドメインからのサービスを監視するためのサービスグループの設定
- AlternateIO リソースの設定
- 論理ドメインのサービスグループの設定
- SF Oracle RAC による Oracle VM Server for SPARC 環境のサポート
- FSS 環境でのライブ移行のサポート
- Storage Foundation and High Availability Solutions による Oracle VM Server for SPARC(論理ドメイン)のサポート
- 第 IV 部 参照
2 つのホストの I/O ドメイン上の SF Oracle RAC と Oracle RAC データベース
この項では、2 つのホスト上の I/O ドメインを、SF Oracle RAC を配備できるように設定するために必要なタスクについて説明します。
このアプローチの利点は次のとおりです。
ホスト上のコンピュータリソースを他の論理ドメインに利用できます。
ストレージへの直接アクセスによりデータベースのパフォーマンスが向上します。
このアプローチの欠点は、I/O の負荷が大きいと、他の論理ドメイン上の I/O 遅延が長くなることです。
図: 2 つのホストの I/O ドメイン上の SF Oracle RAC と Oracle RAC データベース に、このシナリオを示しています。
2 つのホスト上の I/O ドメインを、SF Oracle RAC を配備できるように設定するには
- 論理ドメイン環境を設定するための準備手順を完了します。
論理ドメイン環境での SF Oracle RAC 配備の準備を参照してください。
- セカンダリ I/O ドメインを作成します。
- プライマリドメインからセカンダリ I/O ドメインに PCI バスをプロビジョニングします。
- プライマリドメインに仮想ネットワークサービスを作成します。
サービスに接続されている仮想インターフェースは、セカンダリ I/O ドメインでパブリックインターフェースとして使われます。 セカンダリ I/O ドメインに残っているインターフェースは、LLT ハートビートに使われます。
- プライマリドメインに仮想ディスクサービスを作成します。
サービスに接続されている仮想ディスクは、セカンダリ I/O ドメインでルートディスクとして使われます。
- ネーティブオペレーティングシステムのインストール方式を使って Solaris オペレーティングシステムをセカンダリ I/O ドメインにインストールします。
OS のインストール後、プロビジョニングされた PCI バス上のすべてのデバイスがセカンダリ I/O ドメインで表示されます。
- 2 つ目のホストで手順 2 から 6 を繰り返します。
- SF Oracle RAC をインストールし、設定します。
- Oracle RAC データベースを設定します。