Veritas Access 7.3 インストールガイド
- Veritas Access の概要
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- システム要件
- Linux の必要条件
- Linux の必要条件
- ネットワークとファイアウォールの要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードを使用した Veritas Access のアップグレード
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
クラスタに新しいノードを追加する前に
オペレーティングシステムをインストールした後、複数ノード Veritas Access クラスタを一度にインストールして設定できます。その後にノードを追加する場合は、次の手順を実行する必要があります。
追加のノードに適切なオペレーティングシステムソフトウェアをインストールします。
クラスタの各ノードでのオペレーティングシステムのインストールを参照してください。
新しいノードで SELinux を無効にします。
ノードを追加する前に、追加のノードに Veritas Access ソフトウェアのインストールは不要です。ノードを追加するときに、Veritas Access ソフトウェアがインストールされます。Veritas Access ソフトウェアがすでにインストールされている場合は、アンインストールされた後に (クラスタと同じバージョンの) 製品がインストールされます。製品をアンインストールしてからインストールする理由は、新しいノードを完全に同じバージョンでインストールし、(存在する場合) パッチレベルを他のクラスタノードと同じにするためです。パッケージはクラスタノードに保存されるため、新しいノードの追加中に製品イメージは不要です。
既存のクラスタに新しいノード用の物理 IP アドレスが十分にあることを確認します。CLISH コマンドで IP アドレスを追加できます。
Network> ip addr add command
例:
Network> ip addr add 10.200.58.107 255.255.252.0 physical ACCESS ip addr SUCCESS V-288-1031 ip addr add successful.
Network> ip addr show IP Netmask/Prefix Device Node Type Status -- -------------- ------ ---- ---- ------ 10.200.58.101 255.255.252.0 pubeth0 snas_01 Physical 10.200.58.102 255.255.252.0 pubeth1 snas_01 Physical 10.200.58.103 255.255.252.0 pubeth0 snas_02 Physical 10.200.58.104 255.255.252.0 pubeth1 snas_02 Physical 10.200.58.105 255.255.252.0 ( unused ) Physical 10.200.58.107 255.255.252.0 ( unused ) Physical 10.200.58.231 255.255.252.0 pubeth0 snas_01 Virtual ONLINE (Con IP) 10.200.58.62 255.255.252.0 pubeth1 snas_01 Virtual ONLINE 10.200.58.63 255.255.252.0 pubeth1 snas_01 Virtual ONLINE 10.200.58.64 255.255.252.0 pubeth1 snas_01 Virtual
この例では、未使用の IP アドレス 10.200.58.105 と 10.200.58.107 を、新しいノードが物理 IP アドレスとして使用できます。
RDMA ベースの LLT リンクを持つクラスタにノードを追加する場合は、service iptables stop コマンドを使用してクラスタノードの iptables を無効にします。
例:
# service iptables stop iptables: Setting chains to policy ACCEPT: filter [ OK ] iptables: Flushing firewall rules: [ OK ] iptables: Unloading modules: [ OK ]
メモ:
先に進む前に、すべてのノードがプライベートネットワークとパブリックネットワークに物理的に接続されていることを確認します。
既存のクラスタにノードを追加します。
クラスタへのノードの追加を参照してください。