NetBackup™ Self Service リリースノート
NetBackup Self Service 10.4 について
NetBackup Self Service 10.4 は自動化と制御を IT に提供する一方、ユーザーがセルフサービスで通常のバックアップやリストアのリクエストを処理できるようにします。
Self Service のマルチテナント、役割ベースのアクセス、ダッシュボード機能により、保護対象や進行中のバックアップ使用状況を表示できます。Self Service のリクエストフォームを使うと、NetBackup 管理の複雑性についてトレーニングを受けていないユーザーでも複合ポリシー管理タスクを安全に管理できます。
複数の場所とデータセンターで多くのエンドポイントに対しバックアップおよびリストアを管理することは、通常はスペシャリストのチームを必要とするタスクです。ポリシーへの変更を有効にすることは、時間がかかる、間違えやすい手動アクティビティとなり、これによって重大なリソースが保護されなくなる可能性があります。
直感的なセルフサービスポータルを有効にすると、複雑さと間違いが減り、多くの手動ポリシー変更アクティビティが自動化されます。また、非バックアップスペシャリストは管理および監査される環境でバックアップおよびリカバリ関連のタスクを実行できるようになります。
混合プラットフォームで複数のテナントにバックアップおよびリストアサービスを提供することは、多くのサービスプロバイダにとって課題です。サービスプロバイダはセルフサービスを有効にし、バックアップおよびリストアに対するテナントリクエストを自動化できます。このアクションによりテナントを管理し、プロビジョニングコストを大幅に減らすことができます。
NetBackup Self Service では、複数のテナントが、インフラストラクチャのバックアップおよびリストアのリクエストが直感的に行われる目的に合ったセルフサービスポータルにアクセスできるようになります。保護環境のステータスは追跡され、報告されます。
サービスプロバイダはテナント環境間の厳密な分離およびセキュリティを保証しながら、自動化から取得します。テナントは保護内容を管理および表示できます。
NetBackup Self Service をインストールする方法について詳しくは、『NetBackup Self Service 10.4 インストールガイド』を参照してください。