NetBackup™ Add-in for Microsoft SCVMM Console ガイド
- 概要およびメモ
- NetBackup Add-in for SCVMM のインストール
- 仮想マシンのリカバリ
- トラブルシューティング
リカバリウィザードを使った Hyper-V 仮想マシンのリストアに関する注意事項
NetBackup イメージから仮想マシンをリストアするには、SCVMM コンソールの NetBackup リカバリウィザードを使います。
NetBackup アドインリカバリウィザードについては、次の点に注意してください。
NetBackup リカバリウィザードは仮想マシン全体をリストアするもので、個別ファイルのリストアには使えません。仮想マシンのバックアップから個々のファイルをリストアするには、NetBackup のバックアップ、アーカイブ、リストアインターフェースを使います。
『NetBackup for Hyper-V 管理者ガイド』で個々のファイルのリストアに関するトピックを参照してください。
NetBackup リカバリウィザードはステージング場所に対するリストアをサポートしません。ステージング場所に仮想マシンをリストアするには、NetBackup のバックアップ、アーカイブ、リストアインターフェースを使います。
Hyper-V マネージャを使って個々の Hyper-V ホストまたはクラスタに対して行った変更は、SCVMM コンソールに反映されるまで最大で 24 時間かかる場合があります。それまでは、NetBackup アドインリカバリウィザードには最新の仮想マシン構成状態が反映されていません。その場合、リカバリウィザードの VM の場所に関連するリカバリ前チェックは、SCVMM の最新データに基づいていない場合があります。リカバリウィザードで異なる選択を実行しなければならない場合があります。
SCVMM の NetBackup アドインのリカバリウィザードによるリカバリ前検査で VM に関する古い情報が返されるを参照してください。
NetBackup Web UI には、仮想マシンをリストアするための次の拡張機能が含まれています。
代替の場所に仮想マシンをリストアする際に、新しい VM GUID がデフォルトで生成されます。
仮想マシンをリストアする際に、新しい仮想マシンの表示名を指定できます。
メモ:
NetBackup リカバリウィザードは、これらのリストアのための拡張機能をサポートしません。NetBackup Web UI または nbrestorevm コマンドを使用して、仮想マシンをリストアするときに新しい GUID を生成するか、または新しい表示名を設定します。
リカバリウィザードを使用する前提条件:
NetBackup リカバリウィザードの設定を参照してください。