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Enterprise Vault™ バックアップとリカバリ
Last Published:
2024-03-04
Product(s):
Enterprise Vault (15.0)
- このマニュアルについて
- Enterprise Vault のバックアップ
- Enterprise Vault 回復手順
- システム全体のバックアップを使った Enterprise Vault の回復
- データのみのバックアップを使った Enterprise Vault の回復
- VCS クラスタでの Enterprise Vault の回復
- Windows Server フェールオーバークラスタでの Enterprise Vault の回復
リカバリシナリオ 2: すべてのクラスタノードの再構築が必要な場合
すべてのクラスタノードの再構築が必要であり、SQL Server データベースと Enterprise Vault 用のインデックスデータと保存セットデータのバックアップコピーがある場合、次の手順に従って状況を是正できます。
クラスタ内のすべてのノードを修復する方法
- すべてのコンピュータを再構築し、 データベースを復元します。
回復手順 2: Enterprise Vault システムデータベースの復元を参照してください。
- 以前と同じディスク数で VCS にクラスタを再作成し、以前と同じドライブ文字で共有ディスクをマウントします。
- 以前と同じドライブ文字を使って、インデックスと Enterprise Vault ストアデータをディスクに復元します。
- クラスタ内のすべてのノードに Enterprise Vault をインストールします。
クラスタの各 Enterprise Vault サーバーで、次の手順を記載順に実行します。
Enterprise Vault クラスタセットアップウィザードを実行して、サービスグループを再作成します。以前と同じ仮想サーバー名を使います。
プライマリノードで Enterprise Vault 設定ウィザードを実行します。クラスタグループで新しい Enterprise Vault サーバーを設定することを選択します。
ウィザードにより、既存の仮想サーバー名が検出され、修復が行われます。
修復が完了すると、ウィザードページが表示され、サービスリソースを作成できます。オプションでリソースをオンラインにするように設定されている場合は、手動では行わないでください。
フェールオーバーノードで Enterprise Vault 設定ウィザードを実行します。既存のクラスタサーバーのフェールオーバーノードとしてノードを追加することを選択します。
- ディレクトリデータベースエントリを消去します。
回復手順 5: ディレクトリデータベースエントリの消去を参照してください。
- Web Access アプリケーションの URL をチェックします。
回復手順 8 : Web Access アプリケーション設定のチェックを参照してください。
- クラスタリソースをオンラインにして、フェールオーバーが計画どおりに機能することをテストします。