Backup Exec に関するベストプラクティス
- Backup Exec に関するベストプラクティス
Backup Exec Storage Provisioning Option に関するベストプラクティス
ベストプラクティスには、Storage Provisioning Option を効果的に使用するのに役立つヒントや推奨事項が含まれています。Storage Provisioning Option について詳しくは『Backup Exec 管理者ガイド』を参照してください。
Storage Provisioning Option をインストールする前に次のベストプラクティスを適用します。
Backup Exec サーバーにストレージアレイを接続します。
Backup Exec サーバーにストレージアレイベンダーの Virtual Disk Service ハードウェアプロバイダをインストールします。
ストレージアレイのベンダーが必要とする手順をすべて完了していることを確認します。 ストレージアレイベンダーが提供するマニュアルを参照してください。
次のベストプラクティスは Storage Provisioning Option をインストールするときに適用されます。
Central Admin Server Option (CASO) 環境にインストールする場合、ストレージアレイが接続されている Backup Exec サーバーにオプションをインストールします。
集中型のデータベースが CASO 設定で使用されていることを確認します。
次のベストプラクティスは Storage Provisioning Option を設定するときに適用されます。
ストレージアレイを設定するには、[ストレージを設定]ウィザードを使用します。
ストレージアレイに少なくとも 1 つのホットスペアを指定します。 指定する必要のあるホットスペアの数に関する推奨事項と要件について詳しくはストレージアレイのベンダーが提供しているマニュアルを参照してください。 また、複数の物理ディスクが失敗したが、1 つのホットスペアのみ利用可能な場合のリスクを考慮します。
エンクロージャの最初のスロットにある物理ディスクをホットスペアとして使用することを考慮します。これによって、ホットスペアはどのディスクであるかをすばやく識別できます。
次のベストプラクティスは、仮想ディスクに適用されます。
仮想ディスクから別のデバイスにデータを移動するためのバックアップデータの複製ジョブを作成します。たとえば、テープにデータを移動し、テープをオフサイトで格納できます。アレイ冗長性のため、別のストレージアレイの仮想ディスクにデータを移動できます。
未設定の仮想ディスクを選択し、Backup Exec で使用するように設定するときは、十分に注意して行ってください。未設定の仮想ディスクは Microsoft SQL Server データベース、Exchange データベースまたはブートディスクとして使用中である場合があります。
Backup Exec が仮想ディスクの容量すべてを使用する可能性があるため、他のアプリケーションと仮想ディスクを共有しないでください。