Veritas NetBackup™ ネットワークポートリファレンスガイド
NetBackup 5200 および 5220 のアプライアンスポート (マスターサーバーとメディアサーバーの間のファイアウォール用)
NetBackup によって使われるポートに加えて、52xx アプライアンスはインバンドおよび帯域外の管理も提供します。帯域外の管理は、別のネットワーク接続、リモート管理モジュール (RMM)、およびインテリジェントプラットフォーム管理インターフェースを通って行われます (IPMI)。ファイアウォールを通してこれらのポートを適切に開き、リモートノートパソコンまたは KVM (キーボード、ビデオモニター、マウス) からの管理サービスへのアクセスを許可します。
次の表は、NetBackup アプライアンスへのインバウンドを開くポートを記述しています。
表: インバウンドポート
ソース |
宛先 |
ポート |
サービス |
説明 |
---|---|---|---|---|
コマンドライン |
アプライアンス |
22 |
ssh |
インバンド管理 CLI |
Web ブラウザ |
アプライアンス |
80 |
http |
インバンド管理 GUI |
Web ブラウザ |
アプライアンス |
443 |
https |
インバンド管理 GUI |
Web ブラウザ |
アプライアンス IPMI |
80 |
http |
帯域外管理 (ISM+ または RM*) |
Web ブラウザ |
アプライアンス IPMI (ファームウェア > 2.13) |
443 |
https |
帯域外管理 (ISM+ または RM*) |
NetBackup ISM+ |
5020/5200 アプライアンス IPMI |
5900 |
KVM |
CLI アクセス、ISO および CD-ROM のリダイレクト |
NetBackup ISM+ |
5020/5200 アプライアンス IPMI |
623 |
KVM |
(省略可能、オープンであれば使用) |
Symantec RM* |
5220/5x30 アプライアンス IPMI |
7578 |
RMM |
CLI アクセス |
Symantec RM* |
5220/5x30 アプライアンス IPMI |
5120 |
RMM |
ISO および CD-ROM のリダイレクト |
Symantec RM* |
5220/5x30 アプライアンス IPMI |
5123 |
RMM |
フロッピーリダイレクト |
Symantec RM* |
5220/5x30 アプライアンス IPMI |
7582 |
RMM |
KVM |
Symantec RM* |
5220/5x30 アプライアンス IPMI |
5124 |
|
CD-ROM |
Symantec RM* |
5220/5x30 アプライアンス IPMI |
5127 |
|
USB またはフロッピーディスク |
+ NetBackup 統合ストレージマネージャ
* Symantec Remote Management - リモートコンソール
メモ:
ポート 7578、5120、5123 は非暗号化モード用です。 ポート 7528、5124、5127 は暗号化モード用です。
アプライアンスからこれらのアウトバウンドポートを開いて、示されたサーバーへのアラートや通知を許可します。
表: アウトバウンドポート
ソース |
宛先 |
ポート |
サービス |
説明 |
---|---|---|---|---|
アプライアンス |
コールホームサーバー |
443 |
https |
ベリタス社へのコールホーム通知 |
アプライアンス |
SNMP サーバー |
162* |
SNMP |
アウトバウンドのトラップおよびアラート |
アプライアンス |
SCSP ホスト |
443 |
https |
SCSP 証明書のダウンロード |
* このポート番号は、アプライアンスの構成でリモートサーバーと一致するように変更することができます。