Backup Exec 20.4 管理者ガイド
- Backup Exec の概要
 - インストール
- Backup Exec のインストール処理とライセンスオプションについて
 - Backup Exec のインストール前のチェックリスト
 - Backup Exec のインストールまたはアップグレード前の環境チェックの実行
 - Backup Exec と共にインストールされる Microsoft SQL Server Express Edition のコンポーネント
 - Backup Exec 用システムの必要条件
 - インストールウィザードを使った Backup Exec のインストール
 - ローカル Backup Exec サーバーへの追加のエージェントおよび機能のインストール
 - リモートコンピュータへの Backup Exec のプッシュインストール
 - Agent for Windows のインストールの方法
 - Remote Administrator のインストール
 - コマンドラインを使用した Backup Exec のインストール (サイレントモード)
 - インストールログについて
 - インストール概略レポートの表示
 - Backup Exec の修復
 - Veritas Update を使用した Backup Exec の更新
 - インストールされている更新の表示
 - Backup Exec の更新のアンインストール
 - ライセンス情報の表示
 - Backup Exec のライセンス契約の情報
 - Backup Exec へのアップグレードについて
 - インストール後のタスク
 - Backup Exec のアンインストール
 - コマンドラインを使用した Backup Exec のアンインストール
 - ローカル Backup Exec サーバーからの Backup Exec 機能のアンインストール
 
 - はじめに
 - バックアップ
- Backup Exec で最初のバックアップを準備する方法
 - Backup Exec のバックアップのパフォーマンスの向上
 - バックアップパフォーマンスのトラブルシューティング
 - バックアップジョブで必要なユーザー権限
 - バックアップとリストアタブのサーバーのリストについて
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへのバックアップするサーバーの追加
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストからのサーバーの削除
 - サーバーグループの作成
 - [バックアップとリストア]タブでのサーバーグループの非表示または表示
 - サーバーグループへのサーバーの追加
 - サーバーグループからのサーバーの削除
 - サーバーグループの編集
 - [廃棄したサーバー]サーバーグループへのサーバーの移動
 - 破棄されたサーバーを[すべてのサーバー]サーバーグループに戻す
 - Backup Exec からのサーバーグループの削除
 - データのバックアップ
 - バックアップするデータの選択について
 - バックアップソースをバックアップする順序の変更
 - バックアップからのファイルの除外
 - バックアップジョブのバックアップ選択リストへの特定のファイルの追加
 - 重要なシステムコンポーネントのバックアップについて
 - Backup Exec シャドウコピーコンポーネントファイルシステム
 - Backup Exec でのバックアップ方式
 - バックアップジョブのバックアップ方式の設定
 - Backup Exec でファイルがバックアップ済みかどうかを判断する方法
 - バックアップ後にファイルを自動的に削除するように Backup Exec を設定する
 - バックアップジョブのネットワークオプションの設定
 - 次のスケジュールされたバックアップジョブをスケジュールされた時間より前に実行
 - バックアップ定義の編集
 - バックアップリソースのクレデンシャルのテスト
 - バックアップソースのクレデンシャルを置き換える
 - バックアップソースに新しいクレデンシャルを作成する
 - 破棄または未使用のバックアップソースを[クレデンシャル]ペインから削除する
 - Backup Exec でのジョブのスケジュール設定の動作
 - バックアップジョブのスケジュールへの特定の日付のインクルード
 - 特定の日付でのバックアップジョブの実行の防止
 - すべてのスケジュール済みバックアップジョブのカレンダーでの表示
 - バックアップ定義へのステージの追加
 - ステージの編集
 - バックアップセットまたはジョブ履歴の手動での複製
 - テスト実行ジョブの手動での実行
 - バックアップされたデータの手動検証
 - テープへのダイレクトコピーを使った仮想テープライブラリから物理テープデバイスへのデータのコピー
 
 - リストア
- Backup Exec でのデータのリストア方法
 - リストアするデータの検索
 - サーバー、バックアップセット、バックアップジョブ、ストレージデバイスからのデータのリストア
 - ファイルシステムデータのリストア
 - Microsoft Windows コンピュータの完全なオンラインリストアの実行
 - システム状態のリストア
 - リストア先変更機能を使った既存ドメインへの新しい Windows Server ドメインコントローラのインストール
 - Backup Exec のシャドウコピーコンポーネントのリストア
 - ユーティリティパーティションまたは Unified Extensible Firmware Interface システムパーティションのリストア
 - 暗号化されたデータのリストアについて
 - Backup Exec での NetWare SMS ボリュームバックアップから非 SMS ボリュームへのリストアについて
 - リストアジョブのキャンセル
 - Backup Exec カタログの働き
 - バックアップセットのカタログ登録
 
 - ジョブの管理と監視
 - アラートと通知
- Backup Exec のアラートと通知
 - Backup Exec 内のアラートの表示場所
 - [ホーム]タブでのアクティブアラートとアラート履歴表示の有効化
 - サーバーまたはストレージデバイスのアラート履歴の表示
 - アラート履歴からのアラートの削除
 - ドキュメントまたは電子メールへのアラートテキストのコピー
 - アラートのフィルタ処理
 - アラートのジョブログの表示
 - アクティブアラートへの応答
 - すべての情報アラートの手動での消去
 - アラートの通知の設定
 - アラートの電子メールやテキストメッセージ通知の設定
 - 通知を受け取る受信者の追加
 - アラート通知を受け取る受信者グループの追加
 - 受信者への電子メールまたはテキストメッセージでのアラート通知の無効化
 - 受信者の通知プロパティの編集
 - 受信者の削除
 - アラートカテゴリの設定
 - 特定のアラートカテゴリの通知を受信する受信者の割り当て
 - ジョブが完了したときの通知の送信
 - 特定のアラートカテゴリ通知の無効化
 - デフォルトのアラート設定の設定
 - ポップアップアラートの有効と無効の切り替え
 - Backup Exec アラートの SNMP トラップ
 
 - ディスクベースとネットワークベースのストレージ
 - クラウドベースのストレージデバイス
 - 以前のディスクへのバックアップフォルダ
 - テープストレージ
- テープドライブとロボットライブラリのサポート
 - ホットスワップ対応デバイスウィザードを使ったデバイスの追加または交換
 - テープデバイスドライバのインストール
 - テープドライブのプロパティの編集
 - テープドライブ統計情報の表示
 - Backup Exec のロボットライブラリ
 - ロボットライブラリのパーティションの作成
 - テープの管理
 - テープメディアのラベル付け
 - Backup Exec での WORM メディアの使用方法
 - デフォルトのメディアボルト
 - 損傷したテープメディアの破棄
 - テープメディアの削除
 - テープまたはディスクカートリッジメディアの消去
 - 暗号化バックアップセットを含むテープまたはディスクカートリッジメディアのカタログ登録について
 - テープメディアをテープセットに関連付ける
 - テープメディアのプロパティの編集
 - テープメディアローテーション戦略
 
 - ストレージデバイスプール
 - ストレージ操作
- ストレージ操作ジョブについて
 - Backup Exec の[ストレージ]タブの概要
 - [ストレージを設定]ウィザードの使用
 - 複数のストレージデバイスの詳細表示
 - スケジュール済みストレージ操作ジョブの完了時に通知を送信する
 - ストレージ操作ジョブのスケジュール
 - ストレージのためのグローバル設定の編集
 - ストレージデバイスの共有
 - ストレージデバイスの削除
 - ストレージデバイスの状態のオンラインへの変更
 - ストレージデバイスの名前変更
 - ストレージデバイスのジョブ、ジョブ履歴、バックアップセットおよびアクティブアラートの表示
 - ストレージデバイスのカタログ登録
 - ストレージデバイスのスキャン
 - ストレージデバイスのインベントリ
 - ストレージデバイスのインベントリとカタログ登録
 - ストレージデバイスの一時停止および一時停止解除
 - ストレージデバイスの有効化と無効化
 - ロボットライブラリの初期化
 - WORM テープとしてのテープのフォーマット
 - テープのリテンション
 - テープドライブのテープのフォーマット
 - ディスクカートリッジまたはテープドライブからのメディアの取り出し
 - ロボットライブラリドライブのクリーニング
 - Backup Exec へのメディアのインポート
 - メディアと期限切れメディアのエクスポート
 - ロボットライブラリの前面ポータルのロックとロック解除
 - Backup Exec のサーバーおよびストレージデバイスの状態
 - ディスクストレージのロックダウンステータスを表示する
 
 - 仮想マシンへの変換
 - 構成と設定
- バックアップジョブのデフォルト設定の変更
 - バックアップジョブのスケジュール設定
 - バックアップジョブのストレージオプションの設定
 - バックアップジョブの自動テスト実行ジョブの設定
 - バックアップジョブの自動検証操作の設定
 - GRT 対応ジョブのバックアップパフォーマンスを改善するためにインスタント GRT と完全カタログ登録オプションの設定
 - バックアップジョブの Advanced Open File Option の設定
 - 「チェックポイントから再開」機能の設定
 - バックアップジョブのプリコマンド/ポストコマンドの設定
 - バックアップジョブのファイルとフォルダのオプションの設定
 - ルールベースのジョブとすぐに実行するジョブのデフォルトスケジュールオプションの設定
 - すべてのバックアップのバックアップスケジュールから日付を除外
 - 除外される日付のリストからの日付の削除
 - すべてのバックアップから除外される日付のリストの別のサーバーへのエクスポート
 - デフォルトのユーザー設定の変更
 - 複数のサーバーまたはアプリケーションをバックアップするデフォルト設定
 - データベースの保守およびセキュリティの構成
 - Backup Exec データベースの暗号化キーのエクスポート
 - Backup Exec データベースの暗号化キーの更新
 - Backup Exec データベースへの接続のために暗号化を構成
 - ログオンアカウントを確認するための Backup Exec のスケジュール設定
 - バックアップするデータを検出するための Backup Exec の設定
 - Backup Exec のサーバーリストへの検出済みサーバーの追加
 - バックアップネットワーク
 - Backup Exec のネットワークとセキュリティのオプションの変更
 - ファイアウォールでの Backup Exec の使用
 - Backup Exec での暗号化の使用
 - 暗号化キーの管理
 - 暗号化キーの作成
 - 暗号化キーの置換
 - 暗号化キーの削除
 - Granular Recovery Technology
 - デフォルトの Granular Recovery Technology (GRT) オプションの設定
 - DBA 開始ジョブテンプレート
 - DBA 開始ジョブテンプレートの作成
 - DBA 開始ジョブテンプレートの編集
 - DBA 開始ジョブテンプレートの削除
 - Veritas™ Information Map のオプション設定
 - Backup Exec ログオンアカウント
 - Backup Exec サービスの起動および停止
 - サービスアカウントのクレデンシャルの変更
 - Backup Exec サービスの起動オプションの変更
 - 監査ログの設定
 - 監査ログの表示
 - 監査ログからのエントリの削除
 - 監査ログのテキストファイルへの保存
 - 別の Backup Exec サーバーへの構成設定のコピー
 - サーバープロパティの確認
 - デフォルトのバックアップ設定の設定
 
 - レポート
- Backup Exec のレポート
 - レポートを今すぐ実行する
 - レポートのスケジュール設定
 - カスタムレポートの作成
 - レポートの保存
 - Backup Exec レポートビューアからのレポートの印刷
 - 完了したレポートの表示
 - レポートの編集
 - 完了したレポートの再実行
 - レポートの削除
 - 標準レポートとカスタムレポートのデフォルト設定
 - レポートのプロパティの表示
 - Backup Exec の標準レポートのリスト
- [アラート履歴]レポート
 - [Backup Exec サーバーごとのアラート履歴]レポート
 - [監査ログ]レポート
 - [バックアップジョブの成功率]レポート
 - [バックアップの推奨事項]レポート
 - [バックアップの成功率 (リソース別)]レポート
 - [バックアップセット (メディアセット別)]レポート
 - [バックアップサイズ (リソース別)]レポート
 - [クラウドストレージの概略]レポート
 - [デバイスの使用率 (日別)]レポート
 - [重複排除用デバイスの概略]レポート
 - [重複排除の概略]レポート
 - [デバイスの概略]レポート
 - [ディスクストレージの概要]レポート
 - [エラー処理方法]レポート
 - [イベントの受信者]レポート
 - [失敗したバックアップジョブ数]レポート
 - [ジョブの概略]レポート
 - [管理対象 Backup Exec サーバー]レポート
 - [メディア監査]レポート
 - [メディアエラー]レポート
 - [リカバリに必要なメディア]レポート
 - [メディアの概略]レポート
 - [メディアボルト内のメディア]レポート
 - [メディアをボルトに移動]レポート
 - [ジョブ、メディア、アラートの概要]レポート
 - [ジョブの概略 (前日分)]レポート
 - [正常に実行されなかったファイル]レポート
 - [更新されたメディア]レポート
 - リカバリ準備の概略
 - [最近保護されたリソース]レポート
 - [リソースのリスク評価]レポート
 - [リストアセットの詳細 (リソース別)]レポート
 - [ボルト内の利用可能なメディア]レポート
 - [ロボットライブラリのインベントリ]レポート
 - [サーバーの予想負荷]レポート
 - [スクラッチメディアの利用可能予定]レポート
 - [テスト実行の結果]レポート
 
 
 - インスタントクラウドリカバリ
- インスタントクラウドリカバリについて
 - Backup Exec の[インスタントクラウドリカバリ]タブの概要
 - Backup Exec でインスタントクラウドリカバリを設定するための必要条件
 - Azure ポータルで完了する事前設定
 - Azure リソースを設定する方法
 - エラーの詳細を表示する方法
 - 設定の詳細を表示する方法
 - 仮想マシンの詳細を表示する方法
 - 仮想マシンのビューを手動で更新する方法
 - 仮想マシンのレプリケーションを有効にする方法
 - 仮想マシンのレプリケーションを管理する方法
 - 仮想マシンのフェールオーバーを管理する方法
 - サブスクリプションまたは Recovery Services コンテナーを変更する方法
 - 新しいインフラを準備する方法
 - 設定した Azure リソースを Backup Exec から削除する方法
 - Backup Exec 証明書を更新する方法
 
 - GDPR Guard
 - Backup Exec のトラブルシューティング
- Backup Exec におけるハードウェアに関連する問題のトラブルシューティング
 - ロボットライブラリとテープドライブのトラブルシューティング
 - アラートとエラーメッセージについてより多くの情報を手に入れる方法
 - Backup Exec におけるバックアップの問題のトラブルシューティング
 - SAN で障害が発生したコンポーネントのトラブルシューティング
 - Backup Exec におけるインストールに関連する問題のトラブルシューティング
 - GDPR Guard でバックアップされた項目へのブロックされたアクセスのトラブルシューティング
 - Backup Exec のインスタントクラウドリカバリに関する問題のトラブルシューティング
 - Backup Exec のパフォーマンスを向上させる方法
 - Veritas Online へのアクセス
 - ベリタスナレッジベースの検索
 - Backup Exec テクニカルサポートへの連絡
 - リモート支援の使用
 - Backup Exec のサポートケースの管理
 - Backup Exec の診断ツールについて
 - Veritas QuickAssist Help Tool の実行
 - Backup Exec のトラブルシューティングの診断ファイルの生成
 - BEGather ユーティリティの実行による Linux サーバーの Backup Exec コンポーネントのトラブルシューティング
 - トラブルシューティングのための Backup Exec の Debug Monitor の使用
 - Backup Exec デバッグツールについて
 
 - クラスタ環境での Backup Exec の使用
- Backup Exec とクラスタについて
 - Microsoft Cluster Server 環境での Backup Exec のクラスタ化の必要条件
 - Microsoft Cluster Server 環境での Backup Exec の動作
 - Microsoft Cluster Server への Backup Exec のインストールの必要条件
 - Microsoft Cluster Server への Backup Exec のインストール
 - Microsoft クラスタ上の Backup Exec のアップグレード
 - Microsoft クラスタへの Backup Exec 追加機能のインストール
 - Microsoft クラスタからの Backup Exec のアンインストール
 - Microsoft Cluster Server 用のストレージデバイスプールの作成
 - フェールオーバーノードの変更
 - Microsoft Cluster Server での新しい集中管理サーバーの指定
 - Backup Exec と Microsoft Cluster Server の構成
 - Microsoft クラスタおよびストレージエリアネットワークとの Central Admin Server Feature の使用
 - Microsoft Cluster Server のバックアップについて
 - Microsoft クラスタへのデータのリストアについて
 - クラスタのディザスタリカバリ
 - Microsoft Cluster Server データファイルのリストア
 - Microsoft クラスタでの Backup Exec のリカバリ
 - 手動での 2 つのクラスタディスクグループの結合およびボリュームの再同期化
 - クラスタのトラブルシューティング
 
 - Simplified Disaster Recovery
- Simplified Disaster Recovery について
 - Simplified Disaster Recoveryを使用するための必要条件
 - Simplified Disaster Recovery で使用するためのコンピュータの準備
 - Simplified Disaster Recovery に対してバックアップが有効なことを確認する方法
 - Simplified Disaster Recovery でディザスタリカバリ情報ファイルを使う方法
 - ディザスタリカバリ情報ファイルの代替の格納場所の設定と変更
 - Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成
 - Simplified Disaster Recovery を使用した障害からのリカバリ準備
 - Simplified Disaster Recovery を使用したコンピュータのリカバリ
 - このコンピュータをリカバリするウィザードでのディスクの詳細設定
 - 手動ディザスタリカバリの実行
 
 - Veritas™ Information Map との統合
- Veritas™ Information Map について
 - Backup Exec と Veritas™ Information Map の連動方法
 - Veritas™ Information Map との統合の要件
 - Backup Exec と Veritas™ Information Map の統合方法
 - Veritas™ Information Map との統合でサポートされているデータソース
 - Veritas™ Information Map との統合のベストプラクティス
 - Veritas™ Information Map との統合のトラブルシューティングのヒント
 - Veritas™ Information Map との統合の制限
 
 - 付録 A. Backup Exec Agent for Windows
- Agent for Windows について
 - Agent for Windows の必要条件
 - Agent for Windows の停止と起動
 - Backup Exec サーバーとリモートコンピュータ間の信頼の確立
 - Backup Exec Agent ユーティリティ for Windows について
- Backup Exec Agent ユーティリティの起動
 - Backup Exec Agent ユーティリティでのリモートコンピュータのアクティビティの状態の表示
 - システムトレーからのリモートコンピュータの活動状態の表示
 - リモートコンピュータでの Backup Exec Agent ユーティリティの自動起動
 - リモートコンピュータの更新間隔の設定
 - Agent for Windows の Backup Exec サーバーへの公開について
 - Agent for Windows の公開先 Backup Exec サーバーの追加
 - Agent for Windows の公開先 Backup Exec サーバーの情報の編集
 - Agent for Windows の公開先 Backup Exec サーバーの削除
 - Oracle 操作用のデータベースアクセスの設定
 - Agent for Windows と信頼のある Backup Exec サーバーのセキュリティ証明書の削除
 
 - Backup Exec Agent Utility Command Line Applet の使用
 - Backup Exec Agent ユーティリティのコマンドラインアプレットのスイッチ
 
 - 付録 B. Backup Exec Deduplication Feature
- Deduplication Feature について
 - Backup Exec エージェントの重複排除の方式
 - Deduplication Feature の必要条件
 - Deduplication Feature のインストール
 - 重複排除用ストレージの古いバージョンから新しいバージョンへの変換
 - OpenStorage デバイスの設定
 - OpenStorage デバイスのプロパティの編集
 - 共有 OpenStorage デバイスに近似している Backup Exec サーバーの指定
 - 重複排除用ディスクストレージの作成またはインポート
 - ダイレクトアクセス共有のためのストレージデバイスの選択
 - 重複排除用ディスクストレージデバイスの場所の変更
 - 複数の Backup Exec サーバー間における重複排除のデバイスの共有
 - クライアント側の重複排除を使用する方法
 - 重複排除バックアップジョブを設定する方法
 - 最適化された複製を使用して OpenStorage デバイス間または重複排除用ディスクストレージデバイス間で重複排除データをコピーする
 - 重複排除データをテープにコピーする
 - 重複排除での暗号化の使用
 - 重複排除用ディスクストレージデバイスまたは重複排除されたデータのリストア
 - 重複排除用ディスクストレージデバイスのディザスタリカバリ
 - OpenStorage デバイスのディザスタリカバリ
 
 - 付録 C. Backup Exec Agent for VMware
- Agent for VMware について
 - Agent for VMware 使用上の必要条件
 - Windows Server 2016 以降での Agent for VMware の使用
 - Agent for VMware のインストールについて
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの VMware vCenter サーバーと ESX または ESXi ホストの追加
 - VMware リソースの詳細の表示
 - VMware 仮想マシンへの Agent for Windows のインストール
 - VMware 仮想マシンへの Agent for Windows のプッシュインストール
 - vCenter Server または ESX(i) Server の信頼関係の確立について
 - 仮想ベースバックアップとエージェントベースバックアップを使う時期に関する推奨事項
 - VMware 仮想マシンのバックアップ
 - VMware 仮想マシンと VMDK ファイルのリストア
 - VMware 仮想マシンのインスタントリカバリについて
 - Agent for VMware のトラブルシューティング
 - VMware 仮想マシンのリカバリ検証について
 
 - 付録 D. Backup Exec Agent for Microsoft Hyper-V
- Agent for Microsoft Hyper-V について
 - Agent for Microsoft Hyper-V 使用上の必要条件
 - Agent for Microsoft Hyper-V のインストールについて
 - Agent for Microsoft Hyper-V の使用についての注意事項
 - Agent for Hyper-V によるディスク容量の最適化
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの Hyper-V ホストの追加
 - Hyper-V リソースの詳細の表示
 - Hyper-V 仮想マシンへの Agent for Windows のインストール
 - Hyper-V 仮想マシンへの Agent for Windows のプッシュインストール
 - Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップ
 - Microsoft Hyper-V の仮想マシンのリストア
 - Hyper-V 仮想マシンのインスタントリカバリについて
 - Hyper-V 仮想マシンのリカバリ検証について
 - Backup Exec Agent for Microsoft Hyper-V のトラブルシューティング
 
 - 付録 E. Backup Exec Agent for Microsoft SQL Server
- Agent for Microsoft SQL Server について
 - SQL Agent 使用上の必要条件
 - SQL Agent のインストールについて
 - SQL 用のバックアップ戦略
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの SQL Server の追加
 - 各 SQL バックアップの前に一貫性チェックを実行するための Backup Exec の設定
 - SQL Agent とスナップショットテクノロジの使用
 - SQL Server に対するデータベーススナップショットの使用
 - SQL データベースとトランザクションログのバックアップ
 - SQL データベースとトランザクションログのリストア
 - SQL Server のディザスタリカバリ
 
 - 付録 F. Backup Exec Agent for Microsoft Exchange Server
- Backup Exec Exchange Agent について
 - Exchange Agent 使用上の必要条件
 - データベースのバックアップとリストアや Granular Recovery Technology 操作を実行できる権限の Exchange Server への付与
 - Exchange Agent のインストールについて
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの Exchange Server とデータベース可用性グループの追加
 - Microsoft Exchange データベース可用性グループ用の優先サーバー設定の管理
 - Exchange の推奨設定
 - Exchange メールボックスにアクセスするための必要条件
 - Exchange 用のバックアップ戦略
 - Granular Recovery Technology による Exchange インフォメーションストアとの連携
 - Exchange Agent を使用したスナップショットおよびオフホストバックアップ
 - Exchange データのバックアップ
 - Exchange データのリストア
 - Exchange Server のディザスタリカバリ
 
 - 付録 G. Backup Exec Agent for Microsoft SharePoint
- Agent for Microsoft SharePoint について
 - Agent for Microsoft SharePoint のインストールについて
 - Agent for Microsoft SharePoint の必要条件
 - SharePoint Server 2010、2013、2016 と SharePoint Foundation 2010、2013、2016 での Agent for Microsoft SharePoint の使用
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの Microsoft SharePoint サーバーファームの追加
 - Microsoft SharePoint データのバックアップ
 - Microsoft SharePoint データのリストア
 - Microsoft SharePoint Web サーバーと Backup Exec との通信の有効化または無効化
 - SharePoint ファームのプロパティの表示または変更
 - Microsoft SharePoint 2010、2013、2016 データのディザスタリカバリ
 
 - 付録 H. Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers
- Backup Exec Oracle Agent について
 - Oracle Agent のインストールについて
 - Windows コンピュータおよび Linux サーバーでの Oracle Agent の設定
- Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの設定
 - Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの表示
 - Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの編集
 - Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの削除
 - Windows コンピュータでの Oracle 操作用のデータベースアクセスの有効化
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの設定
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの表示
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの編集
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの削除
 - Linux サーバーでの Oracle 操作用のデータベースアクセスの有効化
 
 - Backup Exec サーバーの認証クレデンシャルについて
 - Oracle インスタンス情報の変更について
 - Oracle データベースのバックアップについて
 - Oracle リソースのリストアについて
- Oracle の DBA 開始リストアについて
 - Oracle のリストアオプション
 - Oracle データのリストア先の変更について
 - Oracle の拡張リストアオプション
 - Backup Exec を使用した Oracle 12c データベースのリダイレクトリストアの実行
 - 元の Oracle サーバーを使用した Oracle インスタンスおよびデータベースの完全なリカバリの必要条件
 - 元の Oracle サーバーを使用した Oracle インスタンスおよびデータベースの完全なリカバリ
 - 元の Oracle サーバー以外のコンピュータへの Oracle インスタンスまたはデータベースの完全なリカバリの必要条件
 - 元の Oracle サーバー以外のコンピュータへの Oracle インスタンスまたはデータベースの完全なリカバリ
 
 - Backup Exec Agent for Oracle on Windows and Linux Servers に関するベストプラクティス
 
 - 付録 I. Backup Exec Agent for Enterprise Vault
- Agent for Enterprise Vault について
 - Enterprise Vault Agent の必要条件
 - Enterprise Vault Agent のインストールについて
 - Enterprise Vault バックアップジョブのバックアップ方式について
 - Enterprise Vault コンポーネントのバックアップについて
 - Enterprise Vault データベース、Compliance Accelerator データベースおよび Discovery Accelerator データベースの一貫性チェックについて
 - Enterprise Vault の復元
 - ディレクトリデータベースを保持する新しい SQL Server の名前を使用するための Enterprise Vault の設定
 - Enterprise Vault Agent の推奨事項
 - Backup Exec Migrator for Enterprise Vault について
- Backup Exec Migrator for Enterprise Vault の必要条件
 - Backup Exec Migrator の動作
 - Backup Exec と Backup Exec Migrator でのステージングされた移行の使用について
 - Backup Exec Migrator のイベントについて
 - Backup Exec Migrator のログについて
 - Backup Exec Migrator ログを有効にする方法
 - Backup Exec Migrator で移行したファイルの削除について
 - Backup Exec Migrator の設定
 - 移行された Enterprise Vault データの表示について
 - 移行された Enterprise Vault データの取り込みについて
 - Partition Recovery Utility について
 
 - Enterprise Vault のログオンアカウント
 - [Enterprise Vault]のオプション
 
 - 付録 J. Backup Exec Agent for Microsoft Active Directory
 - 付録 K. Backup Exec Central Admin Server Feature
- Central Admin Server Feature について
 - CAS のインストールの必要条件
 - CAS ストレージとメディアのデータの場所の選択方法
 - Central Admin Server Feature のインストールについて
 - 既存の CAS のアップグレード
 - Backup Exec サーバーから集中管理サーバーへの変更
 - Backup Exec サーバーの管理対象 Backup Exec サーバーへの変更
 - CAS 環境から管理対象 Backup Exec サーバーを削除する
 - 集中管理サーバーの名前の変更
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの名前の変更
 - CAS におけるネットワークトラフィックを軽減する方法
 - CAS の分散カタログ、集中カタログ、複製カタログの場所
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの設定の変更
 - CAS 通信のしきい値に到達した場合に発生する事項
 - CAS のアラートと通知
 - 管理対象 Backup Exec サーバーでの利用可能なネットワークインターフェースカードの使用
 - CAS でのジョブの委任について
 - CAS 環境でのストレージデバイスの追加について
 - CAS 環境でのデータライフサイクル管理 (DLM) の動作
 - 管理対象 Backup Exec サーバーのメディア監査情報の取得
 - CAS で Backup Exec サーバープールを使用する方法
 - CAS での集中リストアの動作
 - CAS での失敗ジョブのリカバリについて
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの一時停止または再開
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの Backup Exec サービスの停止または起動
 - 管理対象 Backup Exec サーバーのプロパティの表示
 - 集中管理サーバー設定の表示
 - CAS のディザスタリカバリ
 - CAS のトラブルシューティング
 - CAS 操作用の Backup Exec ユーティリティの実行
 - 集中管理サーバーからの Backup Exec のアンインストール
 - 管理対象 Backup Exec サーバーからの Backup Exec のアンインストール
 
 - 付録 L. Backup Exec Advanced Disk-based Backup Feature
- Advanced Disk-based Backup Feature について
 - 完全バックアップを繰り返す代わりに合成バックアップを使用する方法
 - Advanced Disk-based Backup Feature のデフォルトバックアップオプションの設定
 - 合成バックアップの TIR (True Image Restore) について
 - オフホストバックアップを使って Backup Exec サーバーでリモートコンピュータバックアップを処理する方法
 - バックアップジョブのオフホストバックアップオプションの設定
 - オフホストバックアップに関するベストプラクティス
 - オフホストバックアップのトラブルシューティング
 - ハードウェアプロバイダに関連するオフホストバックアップの問題
 
 - 付録 M. Backup Exec NDMP Feature
- NDMP Feature の機能
 - NDMP Feature の使用上の必要条件
 - NDMP Feature のインストールについて
 - Backup Exec への NDMP サーバーの追加
 - 複数の Backup Exec サーバー間での NDMP サーバーのテープドライブの共有
 - NDMP サーバーの NDMP バックアップオプション
 - NDMP サーバーのバックアップ選択項目
 - NDMP サーバーバックアップからファイルとディレクトリを除外するためのパターンの使用方法
 - NDMP サーバーからデータを複製するためにサポートされる構成
 - リストアと NDMP サーバーのリストアデータのリストア先変更について
 - NDMP Feature のデフォルトバックアップオプションの設定
 - NDMP サーバーのプロパティの表示
 - NDMP サーバーのストレージプロパティの表示
 
 - 付録 N. Backup Exec Agent for Linux
- Agent for Linux について
 - 開いているファイルと Agent for Linux について
 - Agent for Linux の必要条件
 - Agent for Linux のインストールについて
 - Backup Exec サーバーリストでのリモート Linux コンピュータの信頼の確立について
 - Agent for Linux が情報を公開できる Backup Exec サーバーの追加
 - Agent for Linux の設定について
 - Linux コンピュータのすべてのバックアップジョブからのファイルとディレクトリの除外
 - Linux コンピュータの設定オプションの編集
 - Agent for Linux を使用した Linux コンピュータのバックアップについて
 - Linux コンピュータへのデータのリストアについて
 - Linux コンピュータのデフォルトのバックアップジョブオプションの編集
 - Agent for Linux のアンインストール
 - Agent for Linux デーモンの起動
 - Agent for Linux デーモンの停止
 - Agent for Linux のトラブルシューティング
 
 - 付録 O. Backup Exec Remote Media Agent for Linux
- Remote Media Agent for Linux について
 - Remote Media Agent for Linux の動作
 - Remote Media Agent for Linux の必要条件
 - オープンファイルと Remote Media Agent for Linux について
 - Remote Media Agent for Linux のインストールについて
 - Remote Media Agent for Linux のアンインストール
 - Remote Media Agent for Linux デーモンの起動
 - Remote Media Agent for Linux デーモンの停止
 - Backup Exec サーバーリストでの Remote Media Agent for Linux コンピュータの信頼の確立について
 - Remote Media Agent for Linux の公開先 Backup Exec サーバーの追加
 - シミュレートテープライブラリのファイルの検索
 - Remote Media Agent for Linux の Backup Exec オペレータ (beoper) グループについて
 - Remote Media Agent for Linux としての Linux サーバーの追加について
 - Backup Exec サーバーと Remote Media Agent for Linux 間の通信用ポートの変更
 - Remote Media Agent for Linux に接続されたデバイスのためのストレージデバイスプールの作成について
 - Remote Media Agent for Linux のプロパティの編集
 - Backup Exec のサーバーリストからの Remote Media Agent for Linux の削除
 - 複数の Backup Exec サーバー間での Remote Media Agent for Linux の共有
 - Remote Media Agent for Linux を使用したデータのバックアップについて
 - Remote Media Agent for Linux を使用したデータのリストアについて
 - Tape Library Simulator Utility について
 - シミュレートテープライブラリの作成
 - シミュレートテープライブラリのプロパティの表示
 - シミュレートテープライブラリの削除
 - コマンドラインからのシミュレートテープライブラリの管理
 - Tape Library Simulator Utility 用のコマンドラインスイッチ
 - Remote Media Agent for Linux のトラブルシューティング
 
 - 付録 P. Backup Exec のアクセシビリティ
- アクセシビリティと Backup Exec について
 - Backup Exec のキーボードショートカットについて
 - Backup Exec のリストボックスのナビゲーション
 - Backup Exec のタブ付きダイアログボックスのナビゲーション
 - アクセシビリティオプションの設定について
 
 - 用語集
 
Simplified Disaster Recovery を使用したコンピュータのリカバリ
Simplified Disaster Recovery のこのコンピュータをリカバリするウィザードを使用して、Backup Exec サーバーまたは Windows コンピュータのローカルリカバリまたはリモートリカバリを実行できます。
次のすべての条件が満たされれば、ローカルリカバリを実行できます。
Backup Exec サーバーまたは Windows コンピュータをリストアします。
コンピュータのバックアップデータは、このコンピュータをリカバリするウィザードを実行するコンピュータに対してローカルに接続できるデバイスにあります。
リカバリする Windows コンピュータまたは Backup Exec サーバーのディザスタリカバリ情報ファイルがあります。
メモ:
リカバリするコンピュータがテープデバイス、重複排除ストレージ、または仮想ディスクにバックアップされている場合、SDR はバックアップセットとともにディザスタリカバリ情報ファイルを保存できません。このコンピュータをリカバリするウィザードから入力を求められた場合は、ディザスタリカバリ情報ファイルのデフォルトの場所または代替の場所のパスを指定する必要があります。ディザスタリカバリ情報ファイルを提供できない場合は、ディザスタリカバリを手動で実行する必要があります。手動ディザスタリカバリを実行する方法について詳しくは、次のセクションを参照してください。
Windows コンピュータでのローカル Backup Exec Server の手動ディザスタリカバリの実行を参照してください。
Windows コンピュータでのリモート Backup Exec Server またはリモートエージェントの手動ディザスタリカバリの実行を参照してください。
メモ:
同じコンピュータでデータをリストアするときに、[ハードディスクを消去し、上記に示したようにボリュームレイアウトを再作成する]オプションが選択されていない場合は、リストア処理を実行しても、Windows 8 以降が実行されているオペレーティングシステムで WindowsApps フォルダはリストアされません。ただし、リストアジョブは成功します。Microsoft は、[設定]パネルの[デバイスリセット]を使用して WindowsApps フォルダをリストアすることを推奨しています。
リストア中に無視される WindowsApps フォルダの例を、次に示します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Appx\PackageRootで示されたフォルダHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Appx\PackageRepositoryRootで示されたフォルダ%SystemRoot%\InfusedApps
次のすべての条件が満たされれば、リモートリカバリを実行できます。
Backup Exec サーバーまたは Windows コンピュータをリストアします。
コンピュータのバックアップデータは、リモート Backup Exec サーバーに接続されているデバイスにあります。
リモート Backup Exec サーバーへのネットワークアクセスがあります。
開始する前に、リカバリの準備の手順を確認してください。
Simplified Disaster Recovery を使用した障害からのリカバリ準備を参照してください。
リカバリ操作中に、最新のバックアップからコンピュータをリカバリできます。または、以前の特定の時点のバックアップにリカバリすることもできます。
このコンピュータをリカバリするウィザードは、暗号化されたバックアップセットを使用したコンピュータのリカバリをサポートします。バックアップ中に Simplified Disaster Recovery (SDR) バックアップが暗号化される場合、リカバリの実行に必要な暗号化された各バックアップセットのパスフレーズを入力するように求められます。
暗号化キーの管理を参照してください。
このコンピュータをリカバリするウィザードを使用してデータのリストアを行うには、次の必要条件を満たす必要があります。
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージは、Backup Exec サーバーと同じ Backup Exec のバージョンにする必要があります。
リカバリするコンピュータがテープデバイス、重複排除ストレージ、または仮想ディスクにバックアップされている場合、ディザスタリカバリ情報ファイルはバックアップセットとともに保存されません。その代わり、このコンピュータをリカバリするウィザードから入力を求められた場合は、デフォルトの場所または代替の場所のパスを指定する必要があります。デフォルトの場所は、C:<Backup Exec のインストールパス>\Backup Exec\sdr\Data です。ファイルが利用できない場合は、SDR を使用してコンピュータをリカバリできません。
リストアするコンピュータの重要なシステムコンポーネントがすべて含まれているバックアップセット。
リカバリするコンピュータのブートドライブには、オペレーティングシステムの構成によって、3 GB から 5 GB の空き容量が必要です。
メモ:
SDR を実行した後に空白画面が表示され、コンピュータが再起動しない場合は、ブートドライブに必要な空き容量があることを確認します。その後にコンピュータを再起動します。
リカバリするコンピュータには、リストアされるオペレーティングシステムの最小必要容量以上の RAM 容量が必要です。
リカバリするコンピュータには、重要なボリュームのバックアップからリストアするデータを格納するために十分な空き容量が必要です。重要なボリュームとは、コンピュータの正常な起動に必要なディスクのことです。
BitLocker の暗号化が有効になっている Windows コンピュータをリカバリする場合は、リストア後に BitLocker の暗号化を有効にする必要があります。BitLocker ドライブ暗号化について詳しくは、Microsoft のマニュアルを参照してください。
リカバリするコンピュータに RAID のセットアップが含まれている場合、SDR ディスクで開始する前に RAID を設定する必要がある場合があります。コンピュータの製造元の RAID ソフトウェアを使用して RAID システムを構成します。
必要に応じて、次のリカバリに関する注意事項を確認します。
メモ:
SDR を使用して、System Commander や OS/2 Boot Manager などのブートマネージャをリストアすることはできません。ブートマネージャは、通常は非常に低レベルにインストールされるため、Backup Exec では保護することができません。 たとえば、OS/2 Boot Manager は独自のハードドライブボリュームにインストールされるため、Backup Exec からアクセスすることができません。ブートマネージャを使用している場合は、SDR によってオペレーティングシステムをリストアしても、コンピュータを再起動できないことがあります。この問題を解決するには、ブートマネージャを再インストールします。
このコンピュータをリカバリするウィザードを使用してコンピュータをリカバリする方法
- リカバリするコンピュータの CD または DVD ドライブにスタートアップ Simplified Disaster Recovery ディスクを挿入してコンピュータを起動します。
 - [ユーザー使用許諾契約書]画面で、[同意]をクリックします。
 - Simplified Disaster Recovery の[ようこそ]画面で、[このコンピュータをリカバリする]をクリックします。
 - 左側のペインで、[ネットワーク]をクリックし、[ネットワーク接続の設定]をクリックします。
 - 適切なネットワークアダプタの構成を選択し、[OK]をクリックします。
 - 次のいずれかを実行します。
このコンピュータのバックアップデータがリモート Backup Exec サーバーに接続されているデバイスにある場合 (リモートリカバリ)
次に示す順序で操作を実行します。
[データは、リモート Backup Exec サーバーに接続されたデバイスにあります。]をクリックします。
バックアップデータが保存されているリモート Backup Exec サーバーの名前とドメイン、および適切な管理者またはそれと同等のクレデンシャルを入力します。
(省略可能) ネットワークアダプタを構成するには、[ネットワークアダプタオプションを設定]をクリックし、次のいずれかを実行します。
検出された各ネットワークアダプタに固定 IP アドレスを割り当てるには、適切なオプションを選択し、[OK]をクリックします。
IPv6 ネットワークコントローラを構成するには、[IPv6 の設定]をクリックし、適切なオプションを選択してから[OK]をクリックします。
(省略可能) ネットワークアダプタドライバをロードするには、[ネットワークアダプタドライバをロード]をクリックします。次に、ウィザードで検出された非アクティブなネットワークコントローラに対して[ドライバをインストール]をクリックします。ネットワークコントローラドライバを含むデバイスに移動し、[オープン]をクリックします。ドライバを選択し、[オープン]を再度クリックします。
[次へ]をクリックします。
リカバリするコンピュータが、テープドライブ、ロボットライブラリ、ディスクストレージデバイス、またはディスクカートリッジデバイスなどのローカルに接続されたデバイスにバックアップされている場合 (ローカルリカバリ)
次に示す順序で操作を実行します。
[データは、このコンピュータにローカル接続されたデバイスにあります]をクリックします。
入力を求めるメッセージが表示されたら、適切な管理者またはそれと同等のクレデンシャルを入力し、[次へ]をクリックします。
 - 使用するディザスタリカバリ情報ファイルを選択し、[次へ]をクリックします。
メモ:
Backup Exec はデフォルトで、SDR を使用したシステムリカバリに必要な最新の 3 つの完全 SDR バックアップチェーンをサポートしています。各バックアップチェーンには 1 つの完全バックアップセットと、依存関係にある増分および差分バックアップおよび複製バックアップセットが含まれています。
 - コンピュータのリカバリに使用するバックアップセットを選択し、[次へ]をクリックします。
 - コンピュータのバックアップデータを含むストレージデバイスを選択し、[次へ]をクリックします。
 - 次のいずれかを実行します。
表示されているボリュームレイアウトを使用する方法
[次へ]をクリックします。
現在使用されているディスクジオメトリを表示するか、または提案した変更を図で表示する方法
[プレビュー]をクリックします。
必要な SCSI または RAID コントローラのドライバをインストールする方法
次に示す順序で操作を実行します。
[ストレージコントローラドライバをロード]をクリックします。
ウィザードで検出された非アクティブなネットワークコントローラに対して[ドライバをインストール]をクリックします。
ネットワークコントローラドライバを含むデバイスに移動し、[オープン]をクリックします。
ドライバを選択し、[オープン]を再度クリックします。
簡易ボリュームレイアウトビューに不整合なボリュームが表示される場合に、利用可能なハードディスクにボリュームレイアウトを自動的に作成する方法
[ハードディスクを消去して上記のボリュームレイアウトを再作成する]を選択します。これらのディスクの既存のデータは消失します。
ボリュームサイズの変更およびその他のディスクに関連する操作を実行する方法
[ディスクの詳細設定]をクリックします。
このコンピュータをリカバリするウィザードでのディスクの詳細設定を参照してください。
 - [リカバリの概略]を確認し、[戻る]をクリックして変更するか、または[リカバリ]をクリックしてリカバリプロセスを開始します。
 - Backup Exec 15 以降を実行する Backup Exec サーバーをリカバリする場合には、適切なデータベース暗号化キーを選択し、次に[次へ]をクリックします。
メモ:
Backup Exec 15 以降では、Backup Exec データベースへのアクセスにデータベース暗号化キーが必要です。この画面でデータベース暗号化キーを入力せずに続行すると、Backup Exec の再起動時にキーの入力を求めるメッセージが表示されます。
 - リカバリが完了したら、次の一部またはすべてを実行します。
ハードウェア検出フェーズで発生した問題をトラブルシューティングする方法
「ハードウェア検出」のログを表示をクリックします。
リカバリプロセスで発生した問題をトラブルシューティングする方法
[このコンピュータのリカバリログの表示]をクリックします。
[完了]をクリックした後にこのコンピュータを再起動する方法
[このコンピュータを再起動]を選択します。
リカバリプロセスを完了してウィザードを閉じる方法
[完了]をクリックします。
メモ:
リカバリされたコンピュータに複数のハードディスクが含まれる場合、Windows オペレーティングシステムを含むハードディスクからコンピュータが起動されるようにコンピュータの BIOS が構成されていることを確認します。多くのコンピュータの BIOS メニューは、コンピュータのキーボードの F2 キーまたは DEL キーを押してアクセスできます。