Please enter search query.
Search <book_title>...
Enterprise Vault™ アップグレードの手順
Last Published:
2023-09-06
Product(s):
Enterprise Vault (14.5)
- このマニュアルについて
- 開始する前に
- アップグレードする場合の注意事項
- Compliance Accelerator または Discovery Accelerator を装備した環境でのアップグレード順序
- コマンドラインからの Enterprise Vault のサイレントインストール
- Enterprise Vault サーバーへの Outlook のインストール
- Enterprise Vault Web アプリケーションのセキュリティ保護
- 弱いプロトコルと暗号のブロック
- アイテムに保持期間を適用する場合の一貫性の向上
- NetApp C-Mode 接続設定の自動移行
- Enterprise Vault の監査設定
- Amazon Simple Storage Service (S3) のパーティション
- Windows Server 2016 および 2019 での Microsoft ファイル分類インフラストラクチャを使用した分類
- Enterprise Vault 14.2 以降で利用可能な保持カテゴリの一部が Data Classification Services でサポートされない
- Enterprise Vault Cloud Storage Adapter の証明書の管理
- Enterprise Vault との eDiscovery プラットフォーム互換性
- システムのアップグレード手順
- Enterprise Vault サーバーの準備
- 単一サーバー: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- 複数サーバー: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- Veritas Cluster Server: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- Windows Server フェールオーバークラスタリング: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- スタンドアロン管理コンソールのアップグレード
- Enterprise Vault Reporting のアップグレード
- MOM と SCOM のアップグレード
- Exchange Server フォームのアップグレード
- Domino メールボックスアーカイブのアップグレード
- FSA エージェントのアップグレード
- Enterprise Vault Office Mail App のアップグレード
- SharePoint Server コンポーネントのアップグレード
- SMTP アーカイブのアップグレード
- SMTP アーカイブをアップグレードするときに必須のタスクおよびオプションのタスク
- SMTP ジャーナルの種類の設定の確認
- SMTP アーカイブタスクのアカウントの権限の確認
- [ジャーナルレポートの処理] SMTP ポリシーの詳細設定の確認
- [ジャーナルレポートの設定]SMTP ポリシーの詳細設定の確認
- [選択したジャーナルのアーカイブ]サイトの設定の確認
- レガシー SMTP アーカイブコンポーネントのアップグレードについて
- プロビジョニンググループへの既存のターゲットの移行
- 複数のアーカイブを使用するためのターゲットアドレスの書き換えが設定されているターゲットの再設定
- 管理者グループおよびシステムアカウントに SMTP 保存フォルダのフルアクセスを付与
- Enterprise Vault Search を使うように Enterprise Vault サイトをアップグレード
- Enterprise Vault 検索について
- Enterprise Vault による検索のサーバー必要条件
- Enterprise Vault Search ポリシーの定義
- 権限のある Enterprise Vault 検索ユーザーによる他のユーザーのメールボックスへのアイテムの復元の許可
- Enterprise Vault による検索用のプロビジョニンググループの設定
- Enterprise Vault による検索用のクライアントアクセスプロビジョニングタスクの作成と設定
- Enterprise Vault Search に対するユーザーのブラウザの構成
- Forefront TMG とそれに類似する環境で使う Enterprise Vault 検索の設定
- Enterprise Vault 検索モバイル版の設定
- Enterprise Vault API アプリケーションのアップグレード
権限のある Enterprise Vault 検索ユーザーによる他のユーザーのメールボックスへのアイテムの復元の許可
Enterprise Vault ジャーナルアーカイブのアイテムを他のユーザーの Exchange メールボックスの[復元済みアイテム]フォルダに復元できるように、権限のある特定のユーザーを許可できます。たとえば、ユーザーが重要な電子メールを誤って削除した場合に、権限のあるユーザーがその電子メールをジャーナルアーカイブで検索して、そのユーザーのメールボックスにコピーできます。この手順については、Enterprise Vault 検索のヘルプを参照してください。
これらの権限のあるユーザーに対しては、標準のユーザーアカウントに付与した権限を拡張するのではなく、専用のユーザーアカウントを作成することをお勧めします。これにより、それらのユーザーは、Enterprise Vault 検索を自分で使用する際には通常どおりに実行し、他のユーザーのメールボックスにアイテムを復元する必要がある場合のみ権限のあるユーザーとしてログインできます。
権限のある Enterprise Vault 検索ユーザーに他のユーザーのメールボックスへのアイテムの復元を許可する方法
- 検索ポリシーで、[アーカイブのコピーとアーカイブ外に移動することを許可 (復元)]オプションを有効にします。
- 権限のあるユーザーに、少なくとも、ジャーナルアーカイブに対する読み取りアクセス権があることを確認します。ユーザーにアクセス権を付与するには、Vault 管理コンソールで各アーカイブのプロパティを編集します。
- 権限のあるユーザーに、アイテムを復元する Exchange メールボックスに対するフルアクセス権があることを確認します。
たとえば、Exchange 管理シェルで Add-MailboxPermission cmdlet を実行すると、特定のユーザーに別のユーザーのメールボックスに対するフルアクセス権を付与できます。この cmdlet について詳しくは、Microsoft 社の Web サイトで次の記事を参照してください。