Enterprise Vault™ Veritas Information Classifier を使用した分類
- 本書について
- 分類のための Enterprise Vault の準備
- Veritas Information Classifier ポリシーの設定
- Enterprise Vault 分類ポリシーの定義と適用
- テストモードでの分類の実行
- スマートパーティションを使用した分類
- 付録 A. カスタムフィールドの検索に使う Enterprise Vault のプロパティ
- 付録 B. 分類に使う PowerShell cmdlet
- 付録 C. 分類キャッシュフォルダ
- 付録 D. FCI 分類から Veritas Information Classifier への移行
- 付録 E. 監視とトラブルシューティング
ポリシーの作成または編集
Veritas Information Classifier には組み込みポリシーが多数付属していますが、組み込みポリシーではニーズが満たされない場合にはカスタムポリシーを作成できます。
また、既存のポリシーの編集も行えます。ただし、組み込みポリシーの場合、適用できる変更はかなり限定されます。
ポリシーを作成または編集する方法
- Veritas Information Classifier の左側の[Policies]をクリックします。
次のいずれかの操作を行います。
ポリシーを新規作成するには、[New]をクリックします。
既存のポリシーをコピーしてポリシーを作成するには、ポリシーを選択して[Copy]をクリックします。
既存のポリシーを編集するには、ポリシーをクリックして[Edit]をクリックします。
- フィールドを次のように設定します。
Name
ポリシー名を指定します。名前は一意である必要があり、最大 100 個の英数字、スペース、および特殊文字を含めることができます。
Status
ポリシーを有効または無効にします。Veritas Information Classifier でポリシーと一致するアイテムを確認してタグを付ける場合は、ポリシーを有効にする必要があります。
Description
(オプション)Veritas Information Classifier に表示するポリシーの簡単な説明を指定します。
Tags
ポリシーの条件に一致するアイテムに適用する 1 つ以上のタグを指定します。[Tags]フィールドをクリックして、使用可能なタグのリストから選択します。
Conditions
Veritas Information Classifier で一致として識別されるためにアイテムが満たす必要がある 1 つ以上の条件を指定します。
ポリシー条件についてを参照してください。
- [Browse]をクリックし、ポリシーと一致するはずのアイテムを選択して、ポリシーをテストします。
しばらくすると、Veritas Information Classifier に、一致が存在するかどうかが示されます。一致が見つかったら、[Show details]をクリックして一致するテキストと信頼度を確認します。
メモ:
このテスト方法は、ポリシーが期待どおりに動作するかを確認するのに役立ちます。ただし、結果が正しいことを確認するために、1 つ以上のテストアイテムに対して PowerShell の cmdlet Get-EVClassificationVICTags を実行することをお勧めします。
Get-EVClassificationVICTagsを参照してください。
- [Save]をクリックします。